『人生の勝負は、朝で決まる』
早起きすることのメリットと、52の朝習慣について書かれた一冊。
概要
何かエビデンスに基づいて書かれているというよりは、著者の直感や経験に基づいて書かれているような印象を受けましたが、とは言え納得感のある記述も多々あり、興味深く読了できました。
本書を読むことで、朝から活動することのメリットと、実際に朝何をすべきかが明確になります。
【コンテンツ】
1章 朝、目覚めが幸福な人は人生の勝者である。
2章 仕事は、朝で決まる。
3章 勉強は、朝で決まる。
4章 人間関係は、朝で決まる。
5章 恋愛は、朝で決まる。
6章 人生の勝負は、朝で決まる。
こんな人におすすめ
・朝が弱くてなんとかしたいと思っている方
・日々の生活に活力が感じられない方
・毎日遅くまで残業している方
※5章では、人により多少の不快感を感じられる表現がございますが、本noteはその内容についての是非を問うものではありません。
私が参考にしたフレーズ(抜粋)
①
寝る前に食べると、睡眠が浅くなる。
空腹時に胃の中を掃除し、古くなった細胞や食べかすを追い出している。
睡眠中は胃の大掃除にうってつけで、胃の中にゴミを溜め続けると不健康になる。
空腹のまま寝れば、胃は大掃除だけに専念できて、あなたも短時間で熟睡できる。
②
熟睡したい日の朝、無理してでも早く起きする。
いつも7時に起きているなら6時に起きる。
寝起きが悪くても良いのだ。
どうせ一度だけの挑戦だと割り切って、踏ん張ろう。
その日は放っておいても熟睡できる。
いつもより早く寝るから、いつもより早く目が覚めるだろう。
結果として、それが早起きの習慣につながっていく。
③
よく考えて動くために、よく眠るということではない。あくまでも睡眠が主であって、起きている間は従なのだ。
睡眠が人生の主役なのだ。
深く眠るために頭と体を酷使するのだ。
④
寝室は寝る前に換気する。
睡眠の目的として、たっぷりの酸素を体に充電することがあるからだ。
冬の寒い夜には、窓を開けて5つ数えて閉じてもいい。たったそれだけのことで、部屋の酸素は随分増える。
⑤
憶える勉強は、心身がやや疲れ気味である「寝る直前」に行うことだ。
寝る直前に一気に憶え、そのまますぐに寝てしまうと、不思議なことが起こる。
翌朝起きてすぐに、昨夜憶えたモノにざっと目を通してみると、驚くほど憶えているのだ。
⑥
経営者たちから教わった共通項は、拍子抜けするほどシンプルなモノだった。
ある習慣に関しては見事に一致していた。
それは朝日を浴びながらストレッチする習慣。
たいていは10分以内、最長でも30分程度で終了するくらいのお手軽なストレッチだった。
さいごに
私は圧倒的に夜型ですが、これを機に朝型になれるよう、チャレンジしてみようと思います。
興味をお持ちの方は、ぜひ読んでみては。
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