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書籍「子どもがわたしに教えてくれること」

福田萌子さん著、「子どもがわたしに教えてくれること」。

バチェロレッテを視聴してから萌子さんの人としての魅力に惹かれ、SNSをフォローして日々自分の子育てや思考に刺激を頂いております。

そんな萌子さんの育児書!
読まない手はないので、早速購入して読了。
感想いってみよう!

セルフケアの大切さ

萌子さんの子育てについて色々書かれているのですが、何より子育てする上で一番大切なのは「セルフケア」だと改めて感じさせられました。

子どもの感情に真剣に向き合い、成長をそばで見守り、穏やかで豊かな時間を過ごすためには、まずは親が、自分自身をケアしないといけないなぁと思いました。萌子さんはこのセルフケアの天才だと思います。

セルフケアの例の一つが、ストレッチ。
子育ては変な姿勢になりがちです。
身体をほぐす、筋肉を動かす、血を巡らせることを意識して、自分の健康に気を使うことは、子育てする上でほんまに大事。
私も、0歳児と5歳児を絶賛育児中で、毎日の授乳や抱っこのため、ほっておくと身体が常にバキバキ、首がカチコチ、全身の巡りがストップしているような感覚になります。

昔はストレッチって身体を柔らかくすること以外になんの意味があるんやろ、何なら身体って硬くても別に良くない?って思ってました(絶対ちゃう)

でも、萌子さんの言葉を読むと、ストレッチがいかに重要かよく分かります。そして自分もやらな、という気になります。
自分が心地よい身体でいてこそ、子どもにも余裕のある気持ちで接することができますよね。
(おっぱい詰まった時の私とか、ほぼ鬼)

というわけで、ベビーカーを押すときは腕を上げて肩甲骨ストレッチにいそしんでます。変な人やと思われても気にしない。

努力する天才

萌子さんについて個人的に思うのは、「努力する天才」やなぁということです。

生まれも育ちも確かに恵まれてるけど、それだけではこんなに充実した思考、言葉、人格に繋がらないと思うわけです。

子どもに必要な栄養、子どもが自力で眠るための欧米流メソッド、あらゆることを全力で学ぶことができる。知りたくて、学びたくて、努力する。
萌子さんからすれば、それは努力ですらないのかも。それがやりたいことやから。

凡人である私に育てられた娘は、野菜嫌い、甘いものと唐揚げ大好きの偏食っ子にしっかり仕上がっております。
さらにさらに、私か夫が添い寝しないと寝られない典型的日本型寝かしつけシステムとなっております。

萌子さんの真似はできないとしても、学ぶ喜びとか努力する幸せって人生を確実に豊かにしてくれますよね。子育てに限らず。
私も色んなことを学び続けたい!英語と韓国語の勉強をゆるっと続けてますが、今後も緩急つけて続けていきたいところです。
そしてまだまだ知らない世の中のこと、死ぬその瞬間まで学び続けたい!
「明日死ぬと思って生きろ、ずっと生きると思って学べ」ですね。

子どもの意思を何より尊重する

これはどの育児書にも書いてあることではありますが、子どもの意思を尊重すること、好奇心を邪魔しないことはほんまに大事やなぁと改めて感じました。

まだ上手く話せない年齢の子どもだとしても、どうしたいのか、何がイヤなのか、根気強く聞いて向き合うのって、大変やけど必ず子どもにとって良い影響を及ぼすはず。

最近読んだ桜林直子さんの『世界は夢組と叶え組でできている』にも、泣いている子どもに対し「気が済むまで泣き止んだら、何が嫌だったのか教えてね」と言うようにしていた、と記載がありました。

親が先回りして教えたり、子どもの気持ちを決めつけたりしていいことは一つもない。
お茶をこぼしたら「ほら言うたやん」ではなく、「こぼしたならどうすればいいか」を考えさせる。
頭では分かってても、つい口から出てまうのよね。「もー、だからやめてって言うたやん!」みたいなね。

私も人間なので、完璧にはもちろんできないけども、心の中に萌子さんを住ませて、ちらちら出てきてもらいたいですね。


日本製はダメ?


機会があれば(絶対ない)聞いてみたいのは、

赤ちゃんへの粉ミルクについて、信頼度抜群の日本メーカーでなく、わざわざオーストラリア産のものを選んでいたのか?
オーストラリアによく滞在していて、その安全基準の高さを肌感覚で知っていたとのことですが、日本製ではいけないのはなぜなのか、聞いてみたい。

さらに、子どもの肌着もH&Mをリピートしてると記載があり、その理由の一つが「リサイクルボックスが設置されている」ことだと書かれてましたが、なぜユニクロではいけないのか?
赤ちゃんを育てる上で、私はユニクロって神のような存在やと思ってます。
使いやすい、着せやすい、肌に優しい、そして(声を大にして)リサイクルボックスが設置されている!
ユニクロのものを使った上でのH&Mなのか、日本製はやはりなんとなく敬遠しがちなのか、これも聞いてみたい。


てなわけで、子育て中の身には色々刺さる、勉強になる本でした。
ママ友に一回読んでもらったあとで読書会をしたくなります。色々話し合ってみたい。

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