帰巣本能でライフハック
在宅ワークで完全にカラダが鈍る。
気がつけばチョコレートに伸びる手。それをしっかり認識しているはずの眼。目からの情報を間違いなく受け取っているはずの脳。
脳は糖質は思考を巡らすために必要だと正当化していた。
そんな自由気ままな在宅ワークなんて定時で切り上げる。定時過ぎてケータイが鳴きわめいていたが、そういう時の手と眼と脳こそ最大限味方してくれて、オフに完全に切り替えた。
今日はなぜか家のWi-Fiがトラブル発生しているようで日が暮れても改善した電話が鳴ることはなかった。
なんだか家に居続けるべきではないと思い立ち、ジョギングウェアに着替えた。着てしまえばこっちのもの。走りに出るっきゃない。
こうやって乗り気でないカラダを有無を言わさず連れ出すのです。
いつも即興でどこに行こうかと考えるのが大好きです。もうこの瞬間だけのために走っていると言っても過言ではない。
と言ってもお決まりパターンもあり、今日はそのアタリの日でした。
そこは「一個前に住んでいた家の近辺」です。
どうやら僕には帰巣本能がそこそこあるようです。やっぱホッとするんですよね。ちょっとした変化もあり、古民家がなくなっていたり、駐車場にマンション建設が始まっていたり、唐揚げ屋さんが出来ていたり。(買わずに我慢です。)
以前、終電後まで飲んで歩いて帰っていた道も、コロナ禍で終電後まで飲むことがなくなったので、なんだか非常に昔の思い出のように思う。
早く朝まで飲み歩けるような平和な世の中になって欲しいものです。
そんな唐揚げやお酒のことを考えながら走るという東京の夜のジョギングは楽しいものです。
帰巣本能をうまいこと利用して、鈍ったカラダを外に連れ出すというライフハックを発見したのでした。
帰巣本能が強めの方にはオススメです。
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