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知らない街を散歩したい。 music / camera / coffee / 村上春樹

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    豊かに生きるためのアートのお話。

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捉え方で世界は変わる

今年に入って朝活を始めた。 5時にアラームをセットしている。叫び続けるスマホを宥める。スマホもこんな朝から稼働したくもないのにという表情をしている。それでもなお、布団は僕に懐いてくる。強い気持ちを持って突き放してようやく解放してくれる。平均格闘時間は30分くらい。結局5時半に起床となる。 ここまでの経緯は書く必要があるのかと今この瞬間思っているが、僕自身も簡単に起きられる人間ではないということを記しておこう。 朝活を始めた理由は一つで、何も意識が高いからというのではない。た

    • oasisを浴びる。

      oasisの再結成が巷を賑わせている。 巷といっても多様化した社会ではある特定の界隈で賑わってるというレベルなんだろう。 混じり合わない世界は強制を生まないので悪くはない。(界隈の中での同調圧力という別の問題がありそうだけど) 今は火曜日の20時過ぎ。 仕事を19時過ぎまでして、コーヒー飲んで村上春樹を読んで帰って寝るだけという未来が見える。 これはこれでもちろんいい。望んだ世界ではある。 僕が気になったのは待っていても来る世界に見えたことだ。 おそらく僕は満足気味に、「

      • おとなの友達と溶ける年齢の壁

        おとなになって新たに友達をつくるのはホントに難しい。 利害関係が絡むしそれはそもそも友達なのかってことにもなる。 友達ってなんだろう。 今週の水・木・金は3夜連続で飲みに行った。 それぞれ属性がバラバラの人たちだったから感じることも違った。 水曜日。 集まったメンバーは10年近く前に一緒に働いていた先輩たち。 その会社は僕だけ転職をしているので、呼んでもらえただけでも嬉しい会だ。人によっては最後会ったのは5年前だったり、本当に久しぶり。 集まっただけでなんだかみんな微笑ん

        • 人付き合い下手かよ

          このお話は僕の恥であり反省すべきことで、それとしっかり向き合うために恥ずかしいけれど記す。 前提、僕は内向的で人との距離を取ろうとするタイプで独り時間が好きなタイプである。 そんな僕が今週は特に前職の同僚3人とそれぞれの日程で3日間飲みに行った。 とても珍しいことで、その3人とも同じ会社で働いていた時代には一度もサシ飲み行ったことがない。なんでそのメンバーなのかというと3パターンの人だった。 結果的に成立したのは①の方だけだったように思う。 ②と③はコミュニケーションと

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        捉え方で世界は変わる

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        記事

          アイスランド見聞録②

          前回は首都レイキャビクでのことを書いてみたので、今回は大自然に飛び出したことについて書いてみる。 前述したように僕のアイスランドの最初の興味関心のきっかけは地球が生きているを感じること。感じるはネットだけでは不完全であって、唯一人間に残されたものなんじゃないかと思っている。 アイスランドは氷の国とも言われることもあり、同じ北欧でもフィンランドやノルウェーは森林のイメージがあるのだが、アイスランドはそれとも違う。 氷の国だけでなく、アイスランドは火星や月のようだと言われる

          アイスランド見聞録②

          アイスランド見聞録①

          そもそもアイスランドに興味を持ったきっかけがあって。 数年前「風とマシュマロの国」というふかわりょうさんの本を読んだ。10年以上前に出版された本で、この国が北米プレートとユーラシアプレートの地球の裂け目や間欠泉など地球の呼吸を感じられる国であることを知る。僕も地球に生きる以上は人生で一度は行った方がいいんだろうなという想いが湧いた。その後、オードリー若林さんもその本を読んでアイスランドに行ったという話をラジオでされていたのを聴いた。ふかわりょうさんゲストの回も聴いた。 そう

          アイスランド見聞録①

          没入。

          noteを久しぶりに書く気がする。その間のことを書いてみる。 精神が不安定な時期が多くあった。年が明けてからつい最近まで。 色々な理由が絡まり合っているのだろうが、大きな一つは将来が不安で仕方がなかった。人生に悲観していた。今も少なからずしているのだが。 将来なんて何年後なのかという具体的なものがないのにも関わらずただただ不安だった。「ネガティブを潰すのは、没入だ。」とオードリー若林さんのエッセイで読んだ。まさに僕には没入できるものがなかった。 楽しかったのは唯一夢を見る

          怒と哀のマーブル模様

          話がわからないから何なんだ。 わかりたいと思わないことに対してわからないのはこちらは本望である。 むしろ通じ合えないけど、どう考えているのかをお互いに意見を交換した上で受容すればいい。理解しようと、わかり合おうとすること自体が大事と思う。 「話がわからないから、いくら話しても無駄だからもういい。面倒くさい。」 先週の金曜日に僕は、面と向かって会社の後輩に呑みの場で言われた。 正直その瞬間相当イライラしたし、言い返したい気持ちはとてもあったが、サシ呑みでもなかったので場を考

          怒と哀のマーブル模様

          日曜日の午後くらい

          純喫茶。 純文学。 純という文字が入り、響きが加わるだけでなんだかいい。 ピュアな感じで。 純とは・・・まじりけがないこと。もっぱらなこと。 もっぱらって響きがなんかいいな。 もっぱら喫茶。 もっぱら文学。 まっしぐらって感じがするな。 周りの目なんて気にせず、没頭、没入。 ピュア喫茶。 ピュア文学。 これは胡散臭い。 自ら口に出す奴ほど信用ならない。 何でだろう。 まぁどうだっていい。そんなこと言ってる人は周りに居ないんだし。 困ることもないだろう、おそらく。

          日曜日の午後くらい

          本当は

          本当は自己解放して精神を安定させたい。 本当はThe Beatlesでも聴いていたい。 本当は村上春樹の(今なら)羊をめぐる冒険でも読みたい。 本当は青春18きっぷで朝から晩まで乗りっぱなしで知らない街でふと降りたい。 本当は行き先も見ずに路線バスに飛び乗って終着駅まで流れて行ってみたい。 本当は体よりも大きなキャンパスに絵を描きたい。 本当はお酒を間髪入れず飲みながら寝落ちして知らないところで目を覚ましてバカだな自分って笑いたい。 本当は知ってる人が誰も通らな

          ぽつんとしても

          ぽつんとしても

          池に咲く花

          アートの力を信じているのは理由があって。 音楽、映画、写真、絵画、ダンス…生活に彩りを与えてくれる存在。一輪の花のような。 思春期の頃にそれでいいんだと語りかけてくれた言ってくれた音楽。 人生とは儚いものだということを教えてくれた映画。 この瞬間は“いま“しかないって時が経つにつれて強烈に伝えてくれる写真。 全て自分へのインスピレーションを与えてくれるし、これらが自分を作っていると言っても過言ではない。文化はそうやって創られてきた。 だけれども、僕の日常生活の特に平日

          池に咲く花

          PERFECT DAYS

          昨夜ギターを弾いた。弾きたくなったから弾いた。それだけ。弾くと心地が良いのだから。時間を忘れられる。 近年の「何のために」「タイパ」なんて問いはゴミ箱に捨ててしまおう。 この心地いいという時間が在る。それだけ。間違っても時間に追われたりすることなんてない。時間なんてこっちから閉め出してしまって、自分だけの没入する瞬間に最高に幸せを感じる。 先日映画館で観て大好きになった映画【PERFECT DAYS】。その劇中の曲が全て最高だ。 その中でThe Velvet Undergr

          PERFECT DAYS

          休日は良いスタートを。

          休日は良いスタートを。

          丁寧な暮らし

          平日と休日と分けることが本当に必要なのか。 人生の繰り返しのように過ぎ去っていく日々。これを2つに分けて、休日は自分のため、平日は働くために自分の時間を提供し続ける。 これを飲み込んだ時点でサラリーマンの完成となるのだろう。 と言ってる僕も必死で仕事に食らいつくためにはそのサラリーマンというものをもちろんやっていたし、現実的には今もやっている。 2024年の抱負の一つに“丁寧な生活“というものを掲げた。 成し遂げるのではなく在り続けるための方針だ。もちろん生活の中には平日も

          丁寧な暮らし

          明日から頑張るけど、頑張りすぎない。 本当に。

          明日から頑張るけど、頑張りすぎない。 本当に。