方言を滑りこませて
こんばんは。僕は今東京に住んでいます。
出身は異なり、山口県という田舎の生まれです。
最近、転職をしてみようと思い立ち、企業面接をしてみました。
その時に履歴書と職務経歴書を持参してお会いしました。
その時に言われたこと「長州人だから血の気が多いと思った」です。
長州って知ってはいると思いますが、普段から全く意識していない僕としては、県ではなく国でみていることや、長州人が歴史上に行ってきたことを今の時代もしっかりと受け継いでいないと辻褄が合わないという顔をされていました。
僕は気分が良いでもなく害されたでもなく、ヘぇ〜思う人は思うんだな。と思った程度のことでした。にしてもその生まれの話長かったな、15分くらいは話してたんではないでしょうか。
面接官なら履歴書と職務経歴書でしっかり判断してよという言葉はグッと飲み込んで会話を進めて、とりあえずひと盛り上げまではしましたけども。
でも言われないとわからない生まれは、会話のネタとしては結構便利だなとも思いました。
おそらくほとんどの人が行ったことない(行く理由が見当たらない)山口県のことは意外とご存知ではなく、
夏みかんが名産のこと。その影響でガードレールが夏みかん色だということなど。まぁ即役に立つことはなさそうだが、知っておいて損はないネタなら、皆さん自分の地元なら出てくると思います。なかなかそんな話を振る機会はないですが。
そんな時、Amazon Primeで目にした、芸人・千鳥さんの番組「相席食堂」でした。千鳥さんてなんか良いですよね。落ち着くきます。
仲がいい2人の掛け合いでほっこりするだけではなく、
同じ中国地方出身で岡山県の方々なので、方言が結構似ているからなのかもしれません。少し地元のことを思い出すからでしょうか。
方言ってさらにめっちゃ便利だと思いました。
自分から出身地を言わなくてもいいし、自分から名産物を言わなくていいし、自分からガードレールの色を言わなくても、一つのアイデンティティとして確立した他者との違いで、面白みを感じますね。
しかし、日常生活で会社では敬語を使えば方言を完全に封じられます。
結構東京弁を自然と出してしまう自分を改めて考えて違和感を感じる機会もだんだん減ってきます。もっと使わないとですね
方言をもっと出していこうと思います。方言をもっと出していこうと思います。会社でも方言を使ってみよう。
イントネーションを滑り込ませながら、隙を見せれば上司にも方言を違和感なく放り込むというゲームを明日から自分の中で始めようと思います。
地方出身の皆さん、方言使わないと忘れちゃいますよ。
たまには放出してみませんか?