伊勢えび500円で食べれるよ。激戦のふるさとまつりin高知
ぷりっぷりの身が詰まった、伊勢えびのお味噌汁。
半身の伊勢海老とはいえ、500円で食べれる機会なんて、めったにありません。
それができちゃうのが、こちらのお祭り。
高知県西部。
広々とした太平洋に面する、港町。
四万十町にある志和(しわ)で行われる
志和ふるさと祭りなのです。
伊勢海老汁を求め、年々、その長蛇の列はすごいことに・・!
開始前に着いたのに、すでに先頭すら見えません。
本当にこの列で合っているのか、不安。
列の最後尾の方に、「ここ、伊勢海老汁の列ですか?」と質問するのは必須です。
あちこちで列が形成されているので、違う列に並んでいる人もちらほら。
目玉はモチロン破格の伊勢海老汁ですが、
もう一つ、伊勢海老のおだしで作った海老飯(400円)も大人気なのです。
海老汁と海老飯の列が交じり合い、ちょっとした混乱が生じちゃったりします。
また、伊勢海老汁を頂くまでに、1時間は見積もらなければいけません。
ここからが勝負なのです。
伊勢海老汁を待つ1時間(もしくは2時間位待つ人もいるかも・・)
そのあいだに、海老飯や巻き寿司、仁井田米のおにぎり等々・・、どれだけ入手できるかなのです!
1人がお汁の列に並び、もう1人が海老飯やおにぎりを買う、といったチームプレーがほうぼうで見られます。
もちろん1人でも楽しめますが、列に並んでいるあいだに、お寿司やおかずはドンドン売り切れてしまいます。
色々な食材を楽しみたい方は、2、3人で行ったら役割分担ができて良いかもしれません。
近所に住むマダムと戦いを制したこともありました。
「ここの番とっておくから、アンタはほかのもん見てきなよ〜」
というやりとりが、見知らぬ者同士で繰り広げられます。
地元の人との交流が、いかにも「ふるさと祭り」という温かみがあって、ほっこりしたりします。
ちなみにマダムは4杯買って、家に持ち帰ってました。
「鍋に入れて温め直すとコレマタ美味しいのよ〜」とのこと。
近所の方々は、そういう方が多いみたいです。
なのでタッパー持参の方も多いのですね。
毎年12月の第一日曜日に開催される志和ふるさと祭り。
今年は12月1日でしたが、想像以上の繁盛ぶりにビックリ。
今年は1人4杯までの個数制限が出来ていましたが、途中からは3杯になっていました。
お祭りの開始は9時半から。販売ブースの開始も9時半からとなっています。
そして13時からは、当たり付き餅まきが開催されます。
なんと大当たりは、まるまる一匹の伊勢海老がもらえる豪華な当たり札。
新鮮な伊勢海老など多くの魚介を販売しているブースがあり、近くの海岸で浜焼きが出来るようにもなっています。
のんびり浜焼きを楽しんで、餅まきまで海辺で過ごすのも良さそう。
お肉の串焼きなどは早々には売り切れないので(伊勢海老汁は、昼には多分無いかと思いますが)、お昼過ぎまで楽しめますよ〜。
もちろん伊勢海老汁がお目当ての方は、気合いを入れて行くことをオススメします!