ピープル赤ちゃん研究所観察日記

「赤ちゃんて、すごい!!」 玩具メーカー”ピープル”が取り組む、赤ちゃんを全肯定して観…

ピープル赤ちゃん研究所観察日記

「赤ちゃんて、すごい!!」 玩具メーカー”ピープル”が取り組む、赤ちゃんを全肯定して観察するプロジェクト、赤ちゃん研究所。 好奇心のまま、赤ちゃんのように突き進む研究所の様子をお届けするnoteです。

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  • ピープル赤ちゃん研究所通信

    ピープルの広報note「ピートラ」(https://note.com/people_pr)の中から、赤ちゃん研究所について紹介しているnoteを集めました。

最近の記事

赤ちゃんの好奇心MAPへの道③気づきを遊ぶ、全肯定キュレーション会!

これまでの記事はこちら 1010枚の気づきカードで好奇心リストを作る今日参加するのは赤ちゃん研究所の皆さんとゲストキュレーターのお三方、+赤ちゃん研究所のデザインを手がけるSHIPYARDのくろかわさん、まいまいさんです。 ゲストその1は、赤ちゃん研究所のイラストやロゴデザインを担当しているデザイナーのゆいさん。まもなく2歳になるお子さんのお母さんでもいらっしゃいます。 ゲストその2はピープルで商品開発を担当している上金さん(うえかねさん)。普段はおもちゃを量産するため

    • つくって壊してまたつくる!赤ちゃんの好奇心MAPへの道②

      実地テストで確認するおもしろさ前編はこちら ー午前中は何をしていたんですか? きむら:デザイン回りなどの制作をお願いしているSHIPYARDの皆さんにも参加していただいて、キュレーション会(編集会議と読んでいたもの)のデモをしていました。 ーおお~。これが実際に皆さんが書かれた「プレイリスト」ですね。 ーこれは面白いですね~~~。 きむら:はじめてキュレーションを体験してくれたSHIPYARDさんたちが、とても楽しんでくれていたのがよかったですね。 あおき:「気の

      • いったいどこにたどりつく?赤ちゃんの好奇心MAPへの道①

        蓄積された赤ちゃんの気づきを整理して、伝えたい!ーー「赤ちゃんの好奇心MAP」を作ると聞きました。地図とは?どんなものなのでしょうか? きむら:もともと赤ちゃん研究所は、「ピープル赤ちゃん観察メソッド」を社外に伝えるために生まれた団体です。私たちピープル赤ちゃん研究所は、これまで70回以上のワークショップを実施してきました。結果、500人を越える赤ちゃん観察で得た膨大な好奇心の気づきが蓄積されています。 まずは、その好奇心をきちんとピープル社内の人が「おもしろがれる」形で

        • 響くのはパパママだけじゃない?「赤ちゃん観察」をプレゼンしてみた!

          児童館のワークショップで気づいたことー5月に地域の児童館でワークショップを実施したそうですね。 きむら:はい。墨田区の「フレンドリープラザ文花児童館」という場所で、児童館の利用者さんのために、「ピープルおもちゃで子どもの好きを見つける」というワークショップを実施しました。 ー写真を拝見すると、地域密着の児童館という感じですね(ほっこり)。 きむら:そうですね。14組の赤ちゃんと親御さんにご参加いただき、私たちのおもちゃを使った45分ほどのワークショップを体験してもらいま

        赤ちゃんの好奇心MAPへの道③気づきを遊ぶ、全肯定キュレーション会!

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        • ピープル赤ちゃん研究所通信
          7本

        記事

          赤研のこれまで、そしてこれから~1年(+α)の活動を振り返る

          赤ちゃんとママの好奇心を引き出す「ワークショップ」にうっとりまだ生まれたばかりの息子「ぽこ太郎」を引き連れて、のこのことワークショップに参加したのがほぼ1年半前のこと。私の赤研さんとの最初の接触でした。 赤ちゃんに対する熱量がハンパないお姉さまたち5人組によってもてなされ、観察イズムに触れた私たち親子。 ここではじめて出会った「赤ちゃん観察メソッド」に心を動かされたことが、ライターとしてこのプロジェクトに関わるきっかけになったといっても過言ではないでしょう。赤ちゃんってす

          赤研のこれまで、そしてこれから~1年(+α)の活動を振り返る

          インドネシアに行って88人の赤ちゃんを観察してきた!

          こんにちは!ライターのかのです。 好奇心ドリブンで日本各地を飛び回るピープル赤ちゃん研究所。今度は好奇心の赴くまま、日本を飛び出してインドネシアに行き、たくさんの赤ちゃんと触れ合ってきたんだとか。赤ちゃんの生態は、万国共通なのか、それとも国によって違いがあるのか?どんな気づきを得られたのか、聞きました。 赤ちゃん観察メソッドは世界で受け入れられるのか?ーーこの春、赤ちゃん研究所の皆さんでそろってインドネシアへ赤ちゃんに会いに行ったそうですね!なんでまたインドネシアへ…??

          インドネシアに行って88人の赤ちゃんを観察してきた!

          ウェルカムベイビーな株主総会に潜入して見えた、バランス感覚!

          こんにちは!ライターのかのです。 ピープル赤ちゃん研究所の観察を続けるこのnoteもスタートから1年が経過。好奇心ドリブンで走り続ける赤ちゃん研究所は話題に事欠きません。今回、ピープル株式会社の第47回定時株主総会を「こどもまんなか株主総会」として開催するにあたり、キッズエリアの運営を赤ちゃん研究所が担当すると聞き、好奇心に突き動かされて会場まで足を運んでみることにしました! キッズプレイエリア、授乳コーナーありの株主総会去年の株主総会からスタートしたこの取り組み。事前に

          ウェルカムベイビーな株主総会に潜入して見えた、バランス感覚!

          フェス出展者さんに聞く⑦成長してもずっといっしょがいい[国立大学法人静岡大学 川原﨑 知洋さん]

          こんにちは!ライターのかのです。 2023年10月に開催され大盛況のうちに幕を閉じた「教えて!赤ちゃんフェスティバル」。参加された赤ちゃん、ママパパには楽しいという感想をいただきましたが、では展示をしてくださった出展者の方は何を得ることができたのでしょうか?そもそも、こんなふしぎなイベントに、みなさん、どんなモチベーションで向かい合っていたの?その感想を出展者の方に伺います。 ぐるぐる回るシンプルなオブジェ、赤ちゃんも大人も夢中に会場で見つけたのが「竹ひご」でできたドーナツ

          フェス出展者さんに聞く⑦成長してもずっといっしょがいい[国立大学法人静岡大学 川原﨑 知洋さん]

          フェス出展者さんに聞く⑥行動の理解に「正解」なんてない[会津大学大学院 助川拓哉さん]

          さわると音がなるキーボードにわくわく!会場で赤ちゃんが熱心に触っていたのが、キーボードを模したようなもの。 端っこをガジガジ噛んだり、ママパパがいつもしているように、パタパタ手で触ってみたり…。 近くにカメラが設置されていて、置かれたiPadでは「赤ちゃん目線」の映像が表示されています。 このキーボードのような展示「赤ちゃんってどこを見てるの?お気に入りのキーボードを教えて!」を持ってきてくれたのは、会津大学大学院修士二年生(当時)の助川拓哉さん。唯一学生という立場で、

          フェス出展者さんに聞く⑥行動の理解に「正解」なんてない[会津大学大学院 助川拓哉さん]

          フェス出展者さんに聞く⑤「触覚」を通じて見えてきた赤ちゃんの個性[NTTコミュニケーション科学基礎研究所 渡邊淳司さん]

          大人気だった「触覚」で遊ぶ2つの展示教えて!赤ちゃんフェスティバルの会場で赤ちゃんたちの好奇心をひきつけていたのが、2つの「触覚」にまつわる展示です。 「空気伝話」は、2つのやわらかいテニスボールのような球体が、チューブでつながっている、とてもシンプルだけど、つい触りたくなってしまうような装置です。 片方を赤ちゃんが手に取り、お母さんが反対側を持って、ぷにっと押すと、ふくらんで空気でお話をしているみたい。 もう一つの展示は、聴診器で胸に触れた人の心臓の鼓動を、キューブが

          フェス出展者さんに聞く⑤「触覚」を通じて見えてきた赤ちゃんの個性[NTTコミュニケーション科学基礎研究所 渡邊淳司さん]

          フェス出展者さんに聞く④赤ちゃんの自然な笑顔をパチリ!撮影ロボから見えた景色[トヨタ車体 佐藤彰矩さん]

          赤ちゃんとママの自然な笑顔をロボットが撮影フェス会場を縦横無尽に動き回っていたのが、3体のロボットです。 ハンバーガーの顔をしたかわいいロボットは、すすすっと赤ちゃんのところに近づいて、赤ちゃんやママ、パパの写真をパチリと撮影してくれます。 会場の入り口に構えていたロボットは、笑顔を認識して赤ちゃんとママ・パパの笑顔を撮影します。 撮影した写真はあとでスマートフォンからダウンロードできます。自然な表情がたくさん! 赤ちゃんのロボに対する反応はさまざまで、うごくバーガー

          フェス出展者さんに聞く④赤ちゃんの自然な笑顔をパチリ!撮影ロボから見えた景色[トヨタ車体 佐藤彰矩さん]

          フェス出展者さんに聞く③赤ちゃんとママパパの好奇心を引き出した「残像」[芝浦工業大学 デザイン工学部 益子宗先生]

          ひきつけられる「残像」の映像会場の大きなスクリーンに投影されていたのは、赤ちゃんを上から見下ろした映像。赤ちゃんが足や手を動かすと、その動きが残像のように描かれて、言いようのない形状の面白さに引き込まれます。 映像を見てから、また赤ちゃんの方に視線を戻すと、その動きがより味わい深く感じられる不思議さがありました。 この展示、「好奇心の残像」は上部に設置したカメラで撮影した動画の「動きの残像」を何秒か残して表示しておくというもの。持ってきてくださったのは、芝浦工業大学デザイ

          フェス出展者さんに聞く③赤ちゃんとママパパの好奇心を引き出した「残像」[芝浦工業大学 デザイン工学部 益子宗先生]

          フェス出展者さんに聞く②車の中で見つけたよ。赤ちゃんのいろんな好奇心![トヨタ車体株式会社 ミニバンチーム 薮田葉子さん]

          赤ちゃんと一緒に、車のある生活を楽しむことが伝わる展示フェスの会場でひときわ存在感を発揮していたのが、赤研メンバーのキャラクターのステッカーが貼られた白いミニバンです。たくさんの人が車に乗って、乗り心地を確認したり、車で写真を撮影したり…。 車の後部座席に赤ちゃんを載せると、カーナビの画面で様子を見ることができます。乳児用のベビーシートは後ろ向きに設置されることが多く、運転席・助手席どちらからも赤ちゃんの様子を確認しづらいのですが、これは、すごく便利です!! 「赤ちゃんと

          フェス出展者さんに聞く②車の中で見つけたよ。赤ちゃんのいろんな好奇心![トヨタ車体株式会社 ミニバンチーム 薮田葉子さん]

          フェス出展者さんに聞く①みんながみんなお口でかみかみ、素材のままで大人気![三井化学株式会社 梶原克之さん]

          素材を口に入れて「あじわう」赤ちゃん続出材料メーカーである三井化学さんは、HUMOFIT®という体温を感知して形を変える素材でできたソファやおもちゃなどを持ち込んでいました。 HUMOFIT®はあたためるとやわらかくなり、のばしたり、折ったりすることができる素材です。普段はアパレルなどに活用されているこの素材、もしかしたら赤ちゃんに触ってみてもらうといいのでは…?と三井化学さんに赤ちゃん研究所からお声がけしたのが取り組みのきっかけだったそう。 展示されているソファは、体重

          フェス出展者さんに聞く①みんながみんなお口でかみかみ、素材のままで大人気![三井化学株式会社 梶原克之さん]

          「教えて!赤ちゃんフェスティバル」で赤ちゃんたちの好奇心が全開になった!!

          こんにちは!ライターのかのです。 2023年10月9日、とうとう「教えて!赤ちゃんフェスティバル」当日。赤ちゃん研究所のここ数年の活動の集大成ともいえる本イベントの様子をレポートします! 息子のぽこ太郎は生後10ヵ月になりました。生後2ヵ月ではじめて赤ちゃん研究所に触れたときはねんねの赤ちゃんでしたが、今はつかまり立ちもできるようになり、どこへでも好奇心の赴くままずりずりとずりばいで進んでいきます。 出会いの道で赤ちゃんの世界を体験しながら入場会場は二子玉川ライズ スタ

          「教えて!赤ちゃんフェスティバル」で赤ちゃんたちの好奇心が全開になった!!

          フェスでもらえる!赤ちゃんめがねはどう生まれたの?

          赤ちゃんめがね(※商標登録出願中)は、赤ちゃんの視界を疑似体験することができるアイテムです。赤い厚紙でできた3連のフレーム(枝豆みたいなかたちです)に、3か月、6か月、12カ月と、月齢に合わせて違った見え方をするように、異なる枚数のクリアファイルと同じ素材のシートが重ねてはめこまれています。 これまで赤ちゃん研究所が開催してきたワークショップでは、手作りの赤ちゃんめがねを着用して、ママ・パパに赤ちゃんの見え方を体験してもらっていましたが、今回「教えて!赤ちゃんフェスティバル

          フェスでもらえる!赤ちゃんめがねはどう生まれたの?