‐30kgを達成した現役医師のダイエット思考法
皮膚科医 Ouseiです!
今回はダイエットの思考法について書きます。
トップの画像は
左:大学入学時の私
右:フィジークの大会で全国大会出場を決めた時の私
です!!
「ー30kgを達成し、常に体脂肪率1桁をキープしている現役医師」の私から
お伝えしたい事は、ズバリ
「ダイエットはテクニックよりも思考法が大事!」
という事です。
その思考法を4つの項目に分けてお話したいと思います。
ダイエットテクニックはネット上にたくさんあると思うので、視点を変えて
「誰でも明日から使えるダイエットの思考法」
をシェアします!
ダイエットはテクニックよりも思考法が大事!
最初にお伝えしたい事があります!
「食べるって幸せ!!カロリー摂取って素晴らしい!!」
その幸せを少し減らしてダイエットを始めますか??
まずはその自問自答から始めてください。その答えがダイエットの羅針盤となります。
ダイエット失敗の原因
ダイエット失敗の原因は主に2つあります。
①我慢のし過ぎによる暴飲暴食
②無理な目標設定に対しての現状比較で落胆する
ダイエットに失敗すると
「忍耐力が無い。」
「継続力が無い。」
と言われますが、実は思考法の問題なんです!
ダイエットに取り組む考え方やダイエットを始める前のプランニングの問題なんです!
必要な思考法はこの記事を読んでいただければ分かると思います!
1.世界は私達にカロリーを取らせようとしてくる!?
世界は至る所にカロリーが潜んでいる。
友人と会う時も、デートする時も、映画を見る時も、旅行する時も、実はカロリーが潜んでいる事に気付いていますか?
・友人と会う時:外食・飲み ← ハイカロリー
・デートする時:カフェ・レストラン ← ハイカロリー or 余分なカロリー
・映画を見る時:ポップコーン欲しくないですか? ←余分なカロリー
・旅行する時:ご当地グルメ ←ハイカロリー
このように日常生活とカロリーは密接に結びついています!
そして、やはり
「カロリー摂取って楽しいんです!人生そのものなんです!」
日常生活とカロリーは密接に結びついている
ダイエットを始める際に、まずはこれを認識しましょう!
例えば、「人と会う」という行為にカロリー摂取は外せません。
「今度久しぶりに会おうよ!」と言われた友人と
公園のベンチで何も飲まず食わずでただ単に「会う」という行為を終える事はありえますか??笑
「世界は私達にカロリーを取らせようとしてくる」
という観点で日常生活を見直してみてください。
・友人と頻繁に会いすぎていませんか?
・何となくコンビニに入ったりしませんか?
・飲み会の後必ず二次会、三次会に行ってませんか?
削れるカロリー・未然に防げるカロリー摂取がそこにはあるはずです。
プランニングの際にも大切な考え方です。
「外食を減らす。」ではなく「人と会う頻度を減らす。」
こちらの方が本質に近いです。よほどグルメの人を除けば
「外食を会うために友人と会う。」よりも「友人と会うために外食する。」人が大多数です。
外食を控えても、いざ友人と会うと流れで外食になる可能性があります。
それこそ人生の醍醐味ですが、今はダイエットの話をしているので
「友人と会う」というカロリー摂取の原因を減らしましょう。
実際に、仕事が忙しくて友人と会えない期間に痩せた経験がある人は多いのではないでしょうか?
それも小さな成功体験ですし、認識しているかどうかの問題だと思います。
2.我慢を擬人化する!
我慢君との付き合い方がダイエット成功への鍵
我慢を擬人化しましょう!「我慢君」と呼びましょう!
「我慢君」はダイエットの強い味方です。ずっと頑張ってくれればダイエットは成功します。
ただ、「我慢君」にはHPゲージがあります。このHPゲージが0になると暴飲暴食スイッチが入り、ダイエット失敗に繋がります。
我慢を「行為」として捉えると、
・ダイエット中だからお菓子は我慢。
・ダイエット中だから好きな食事も我慢。
・ダイエット中だから飲み会も我慢。
このように、単発の行為の選択と思います。そうすると、どのシチュエーションでも「我慢する行為」を選択しようとし、いずれ我慢の限界が
訪れます。
我慢には限界がある事を理解しましょう。
我慢を「行為」ではなく「我慢君」=「人」として扱う事で、我慢を
単発の行為の繰り返しではなく、一連の事象として捉えましょう。
我慢君の機嫌を取る
ある程度のカロリー摂取は許容して我慢のHPが0になるのを防ぐべきです。
日本国憲法第二十五条:「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
と憲法にもあるように、我慢にも最低限を生活を営む権利を保障してあげなければなりません!むしろ長期的に上手く付き合っていくには、たまには飴を与えてあげなければいけません。
筋トレの大会に出終わってからも常に減量生活をして体脂肪を1桁台に抑えている私の経験則からこんな数式が成り立ちます。
【我慢のHPを回復させるための好きな物を摂取するカロリーの積分値】
<<【我慢のHPが0になった時の暴飲暴食するカロリー】
カフェオレは飲んでもオッケー
私はカフェオレを我慢のHPを回復させるための必要なカロリー摂取として許容しています。
四六時中減量していた時は、週に1回位のペースで暴飲暴食スイッチが入ります。
しかし、「我慢君の機嫌を取る」という考え方を生み出して、普段の生活の中でもカフェオレを飲み始めてから暴飲暴食スイッチが入る頻度が激減しました。
我慢君は一人ではない
我慢君は一人ではありません。
・ダイエットのための我慢君:『ダイエット』我慢君
・仕事上での我慢君:『仕事』我慢君
・私生活での我慢君:『私生活』我慢君
などなど
『ダイエット我慢君』のHPは、「ダイエットのために何かを我慢する」事で直接的に減りますが、私生活や仕事でもストレスを抱えていると間接的に
『ダイエット我慢君』のHPは削られます。
総合的に見て、どれだけ『ダイエット我慢君』の機嫌を取ってあげるか判断しましょう!
3.違う視点から考える!
食事量を減らす事は何もデメリットばかりではありません!
どうしても炭水化物を食べると血糖値が上がり、下がるタイミングで眠気を感じてしまいます。
午前中やお昼過ぎに強烈な眠気を感じている方は多いはず!
私は「作業効率を高めたい」という観点から平日の朝食を食べず、昼食も軽くしております。慣れると空腹感はそこまで感じません。
作業効率は体感2-3倍上がったと実感しております。
(実際に仕事や業務での達成した量も2-3倍になっております。)
「朝食を抜く」「昼食を軽くする」というのはダイエットのためではなく、
仕事効率を高めるためだ!
このように考えると「我慢君」のHPを削らずにダイエットを進める事が出来ます。
4.カロリーと満腹感は比例しない!
少し思考法というより実践的な話ですが、
カロリーと満腹感は比例しません!
ご飯1膳とキャベツ1玉のカロリーは変わりませんが、どちらがお腹いっぱいになるでしょう?
そもそもキャベツ1玉食べられますか?
満腹感を得るためには野菜を食べる事は欠かせません。
食のポートフォリオを作る
ほかにもご飯1膳は豆腐1丁と同じですし、色々な方程式が成り立ちます。まずは普段の食事や自分の好きな物のカロリーを検索してみてください!
その中で
満腹感を得られるし、好きだけど、意外とカロリーが低い食べ物
を中心に食のポートフォリオを作りましょう。
このセット組みの上手さがダイエットの楽さに関係します。
今回紹介した考え方の中で、是非自分に合った考え方を試してみて下さい!
参考になった事、気付いた事、皆さんのダイエット方法などありましたら、是非コメントをいただけたら嬉しいです!
それではダイエットを頑張りましょう!!