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輸入小麦の銘柄とその輸入国

◇輸入小麦の銘柄

様々な種類がある小麦粉ですが、

「胚乳の硬さ」「種粒の色」「栽培時期」によってさらに

分けられます。

輸入小麦の「銘柄」はこの分類らと「産地名」
を組み合わせたものです。

●小麦の分類

⚫︎胚乳の硬さ
硬質小麦:ハード
軟質小麦:ソフト

⚫︎種粒の色
農褐色:ダーク
赤色:レッド
琥珀色:アンバー
白色:ホワイト

⚫︎栽培時期
冬小麦:ウィンター
春小麦:スプリング

例えば、

「初夏に収穫」する「アメリカが産地」の「赤色」の「軟質小麦」は、

「アメリカ産ソフト・レッド・ウィンター」

と呼ばれます。


◇小麦の輸入国


現在、日本の小麦の自給率は約13%。

需要量に満たない分を、政府が海外から計画的に

輸入している状態です。


消費される小麦粉の約87%は

海外から輸入されたもので

製粉自体は国内の工場で行われます。


主な小麦の輸入国は以下の3ヵ国です。

⚫︎アメリカ🇺🇸

第一位 
約240万トン(輸入量の約49%)


主な銘柄
⚫︎ウェスタン・ホワイト
⚫︎ハード・レッド・ウィンター
⚫︎ダーク・ノーザン・スプリング

⚫︎カナダ🇨🇦

第二位
約168万トン(輸入量の約34%)

主な銘柄
⚫︎ウェスタン・レッド・スプリング

⚫︎オーストラリア🇦🇺

第三位
約84万トン(輸入量の約17%)

主な銘柄
⚫︎スタンダード・ホワイト


日本で購入される小麦粉のほとんどが、以上3カ国から
流通されたものです。
中でもアメリカはとりわけ大きな影響力を持っていることがわかります。


※bitesjapansquadの投稿 : Ironman_fe

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