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赤ちゃんのいない産後休暇~飲み会でたくさん笑う~
飲み会でたくさん笑う
先日、会社の同僚から飲み会の誘いがありました。
誘ってくれた人は、私の後期流産と産休のことを知っているのでもちろん無理に誘うわけではなく、同じタイミングで入社した同期数人で集まるから、もしよければおいでということでした。
すぐに「行く」と答えたので、我ながらメンタルが強いなと思います。
いや、逆かもしれません。メンタルが弱いからこそ、数年前からレジリエンスを高める練習をしてきました。私の場合は、ショックがあったときに孤独に抱え込みすぎるとドツボにはまって回復が遅くなるタイプなので、ある程度1人の時間を過ごした後、外に出て他人とかかわりを持つことが大切だと自己分析しています。
何より私はお酒が好きです。1人で飲む酒も、旦那と2人で飲む酒も、好きな人たちとワイワイ飲む酒も。
妊娠してからは飲み会にも全く参加していなかったので、久しぶりの機会でした。
当日は、行きたいような行きたくないような、マッチングアプリの初回アポに似た気持ちでした。懐かしい感覚です…
実際行ってみると心配は杞憂に終わり、楽しく過ごせました。
私が休んでいる理由については、誘ってくれた1人を除いて誰も知りません。ただ、私の会社では適応障害やうつ症状での休職が多いので、その類の事情で休んでいるのかな?と勘づいている人もいると思います。
もちろん、妊娠して休んでいるのかな?と思っていた人もいたと思いますが、到着と同時にガバガバとお酒を飲む私の姿を見て、その推測は消えたことでしょう。
隠すことでもないので話そうと思っていたのですが、それ以外の楽しい話題が多すぎて、盛り上がっていたら解散の時間になってしまいました。
私から話題を出さなかったので、みんなからは聞きにくくて休職の理由についての話にはならなかったのかもしれません。
みんな、私が休んでいることを心配しつつも、今までと何も変わらず接してくれて嬉しかったです。仕事に早く復帰したいという気持ちはまだ湧かないのですが、やっぱりずっと働いていたので、この1ヶ月間は少し社会から離れた孤独を感じていました。そんな中で同僚から会社の状況を面白おかしく話してもらえてたくさん笑ったし、「私の気持ちさえ整えば、戻れる場所はありそうだ」と安心できました。
大切な赤ちゃんのこと、無かったことにはしたくないので、いつかどこかのタイミングでみんなに伝えられたらなと思っています。
仕事仲間でもあり、大切な友達でもある人達なので。
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補足:レジリエンスについて(立ち直る訓練)
途中、レジリエンスについて少し触れたのでちょっとだけ補足です。
私が比較的前向きに赤ちゃんのいない産後休暇を過ごせているのは、「立ち直り方」の訓練を何度も繰り返してきたからだと思います。
普段は割とストレスフルな環境で仕事をしているのですが、性格上ストレスを感じないようにするということが難しく、何度も潰れそうになりました。そのため、「ストレスを感じても立ち直る力」を身に着けられるように頑張ってきました。
私自身もまだまだ訓練中ですが、ストレスを感じやすかったり、繊細な心を持っている方は、ストレスの原因を無くしたり減らすということだけでなく、「自分はストレスを感じやすい」という前提をもって、その後の回復の仕方についていろいろ試したり調べたりするのも良いかなと思います。(試したり調べたりするのは少なからずパワーが必要ですので、すでに心身に不調が出ているときにはとにかく休むを優先してくださいね!)
レジリエンス、メンタルヘルスマネジメント、認知行動療法、自己効力感 などのキーワードが、私が勉強してよかったなと思える分野でした。
このあたりは頑張って勉強した分野ではあるのですが、まだまだ記事にできそうにありません。いつか書けたらいいなと思っています。
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読んでいただき、ありがとうございました。