へんな仏像: 由来も形も不思議な神仏たちの大図鑑!
仏像って、顔がいっぱいあったり、腕がいっぱいあったりして、変な形のものが多いですよね。
本書は、そういった仏像の中でも、特に変わったものを集めて、紹介しています。
題名は、ふざけた感じですが、内容は、わりと真面目です。
日本の仏教や修験道、民間信仰に関心があるなら、本書は読むべきですね(^^)
日本の秘教的側面を、知ることができます。
本書で紹介されている中には、一見、それほど変わっているとは見えないものもあります。
けれども、由来を調べてみると、めったにないものであることが、わかるんですね。
写真が多くて、変わった仏像の尊い―往々にして、恐ろしい―お姿を、カラーで見ることができます(^^)
「仏像」と言いながら、仏教の範囲に入らない、神像も、多く紹介されています。
以下に、本書の目次を書いておきますね。
第一章 忘れがたき神仏像
牛頭天王【ごずてんのう】像
上野大仏【うえのだいぶつ】
菩薩頭部像
キリシタンの秘仏
獏王【ばくおう】像
布袋尊【ほていそん】
幽霊・天狗像
第二章 怪仏観音
四足八鳥【ろくろみ】観音像
長谷【はせ】観音
覆面【ふくめん】観音
立木【たちき】観音
千手千足【せんじゅせんぞく】観音
田光【たびか】り観音
第三章 あらわれた異形の神々
九尾稲荷【きゅうびいなり】
愛敬稲荷【あいきょういなり】
立木女神【たちきめがみ】像
大杉大明神【おおすぎだいみょうじん】
鹿島【かしま】さま
第四章 聖者たちの異貌
役行者【えんのぎょうじゃ】像
教信【きょうしん】像
植髪【うえがみ】裸形【らぎょう】太子【たいし】像
元三【がんざん】大師【だいし】坐像
角大師【つのだいし】坐像
弾誓仏【たんぜいぶつ】
第五章 鬼女・聖女礼賛
姥尊【うばそん】
鬼形【きぎょう】鬼子母神【きしもじん】
植髪【うえがみ】鬼子母神【きしもじん】
奪衣婆【だつえば】
於竹【おたけ】大日【だいにち】
於岩【おいわ】稲荷【いなり】
第六章 ダイコク変化
三面【さんめん】大黒天【だいこくてん】
三天【さんてん】大黒天
合体【がったい】大黒天
摩訶迦羅天【まかきゃらてん】
勝運【しょううん】大黒天
第七章 変容する地蔵尊
六臂【ろっぴ】地蔵
矢田【やた】地蔵
勝軍【しょうぐん】地蔵
子授【こさず】け地蔵
しばられ地蔵
おしらさま
第八章 異相の阿弥陀【あみだ】
万治【まんじ】の石仏【せきぶつ】
歯吹【はぶき】如来【にょらい】
見返り阿弥陀
五劫【ごこう】思惟【しゆい】阿弥陀
紅頗梨色【ぐはりじき】阿弥陀仏
第九章 天王【てんのう】の偉容【いよう】
毘沙門天【びしゃもんてん】群像
藤里【ふじさと】毘沙門天
成島【なるしま】毘沙門天
武田信玄の守護神
二十八使者【にじゅうはちししゃ】
第十章 黄昏【たそがれ】の性神たち
ほだれ大神【おおかみ】
伊弉諾【いざなぎ】・伊弉冉尊【いざなみのみこと】
男根形【だんこんぎょう】神像【しんそぞう】ほか
双身【そうじん】歓喜天【かんぎてん】
感見【かんけん】歓喜天【かんぎてん】
へんな仏像所在地
あとがき
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