ずっと音MAD作って生きていたい人

どうもこんにちは。ずっと音MAD作って生きていたい人です。ここでは音MADとその周りのことについて記録、研究しています。 何かありましたらお気軽にお声がけください。

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音MADとは何なのか

まえがき 皆様はMADというものを聞いたことがあるだろうか。明確な定義はされていないが、既存の音楽や動画を組み合わせて作られる動画であり、2000年代初頭からインターネット上で多く見られるようになった。 既に見たことのある方または作ったことがある方はご存知の通り、その存在は極めて黒に近いグレーゾンであり、賛否両論あることだろう。 しかし、この現象は、ここ数十年のインターネット史を読み解く上で重要な出来事なのだ。その中でも音MADとされるMADが引き起こす現象は異色であり

    • 音楽と映像のmix文化の違いについて【音楽編】

      まえがき みなさんこんにちは。ずっと音MAD作って生きていたい人です。 だんだんと記事を書くことに慣れてきました。 (( ここだけのヒミツ、私も音MADを作っているのですが )) やはり音楽と映像両方つくるのは大変ですね。 200本とか投稿されてる方。本当にすごいです。 さて、今回は実際に音MAD界隈の端くれの私が、「音MAD界隈にいるだけではわからないよなぁ。」と感じていたことの一つ。 音楽と映像のmix文化の違いについて、記していこうと思います。 (※この記事は前

      • 音MADを分類したい(野望)

        まえがきみなさま、いかがお過ごしでしょうか。ずっと音MAD作って生きていたい人です。 さて、音MADには種類がありますよね。 よく言われるのはYTPmv、古いものだと音系MADなんて言ったり。 今回は音MADと呼ばれるものをの文化的側面から分類してみようと思います! では本編〜いってみよ〜 あくなき探究心と欲望 2008年頃にはフリーソフトウェアが技術的にも成熟し、音にこだわる者、映像にこだわる者が出てきました。(※詳しくは下記の記事から) その流れを考えると、 東の音M

        • 音MADと著作権③〜インターネット化の波〜

          まえがきどうも、ややお久しぶりです。ずっと音MAD作って生きていたい人です。 今回も著作権です。ですが著作権から見るインターネットが中心です。 ここはもう時代そのものが変わってしまったようなもので、全ては書けないので、キーワードを挙げておこうと思います。 ・インターネットは複製システム ・mp3の登場 ・情報革命について インターネットは複製システム そもそも著作権がなぜこんなにも、数多ある法の中から取り上げられることが多いのかといえば大体はインターネットが登場したか

        • 固定された記事

          音MADと著作権②〜社会としての著作権「マッド・アマノ事件」〜

          はじめにみなさん、こんばんは。ずっと音MAD作って生きていたい人です。まじめな内容を扱うと、やたら文章は多くなるし、間違いがないか神経質になりますね。 さて、今回扱う内容は『マッド・アマノ事件』です。 この事件は、最高裁にまで発展し、日本のその後の著作権に対する意識が大きく変わった訴訟問題です。(※現在は和解)  今回も引き続き、福井健策 著書の『改訂版 著作権とは何か 文化と創造のゆくえ』(2020)、を元に、構成しています。 『マッド・アマノ事件』この問題は、山岳

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          音MADと著作権①

          まえがきお久しぶりです。さて、今回は音MAD作者が最も気を使うことであろう著作権について書いていこうと思います。 本記事「音MADと著作権」は3部構成となっております。このページでは基本的な著作権の役割について、事例を交えてまとめています。 こうしたセンシティブな内容は、情報源がしっかりしているのか、最新のものであるのかが重要です。 そのため、本記事は、福井健策 著書の『改訂版 著作権とは何か 文化と創造のゆくえ』(2020)、文化庁HPを参考にし、構成しています。 また