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弟と初めての飲み会。家庭の見え方は人それぞれ
弟と初めて呑んだとき
「俺さ、姉貴のブログ読んで、初めてピアスの件知ったんだよね!ほかにも、俺が知らないことってあったりする?」
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⇩ピアスの件はこちら
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と言われたので、
家系のこと
家族のこと
いろんなことをぶちまけてみたら
「やばい、俺、知らなすぎる!」
と、大笑いしてて、おもしろかった。
聞いてはいたけど、耳に残ってなかったのかもって、言っていたが100%聞いてないと思う。
聞かされてないのだ。
そういう情報から閉ざされていたから。
というのも、
弟は、ちゃんと子どもらしい子どもだった。
「男の子はのびのび育てよ」
という
祖母の方針のもと、母もそれに倣い、
わたしが
同じことをすると怒られるが
弟は怒られない。
という図式が出来上がっていたから。
「あのさぁ、わたしはテストで98点取っても、
あと2点はどうしたの?って育ったわけよ。
あんたはさ、70点で、すごいねぇ偉いねぇって育ったわけ。この違いわかる?」
と
教えてあげた。
「俺、言われたことないわ!」ってさ。
知ってるよ。
弟は「褒めて育てよ」
私は「女はコマ遣い」って育ったのだから。
根本から性格と,育ちの違う私たち。
学校のクラスにいたら
わたしは、
真面目グループか独自世界観のグループで、
手を触れてはいけないグループに所属することになる。
美容大好きキャピキャピ女子とは、同じグループになんかなれない。
しかし、
母は美容大好きキャピキャピグループで、絶対に友達になんかなれない人であり、
弟は陽キャ、派手グループなのだ。
サッカー部の声の大きな明るい人たちと言えばわかってもらえるだろうか。
久しぶりの東京で、弟と飲んだあと、友達と合流して飲んでいた。
すると弟からの電話があって、
飲み会に誘われたが断ったのだ。
友人たちも呑んでいたし、わたしのライフは0だったから。もう他人に使える優しさ0なんだもの。根っからのパーティピーポーにはついていけないのだ。
読書好きを舐めたらいけない。
ずっとアドレナリン出しっぱなしの弟とは違い、1人の時間が必要なのだ。
そのとき
弟の声が聞こえてたようで、
友人が一言…
「なんかさ、『この飲み会来なくて本当にいいの?大丈夫?』って全力で心配してたね🤭」って。
こんなに楽しいのに,参加しなくていいの?って本気で聞いてたよね。
かわいいじゃん。
なんで相容れないのさ!と、
みんなにわちゃわちゃツッコミを入れられた。
無理、むり、
サシ飲みでLifeは使い切ったから。
行ったら楽しいのはわかるけど、
今友達を置いて、そっちに行く元気はない。
「たしかにねー」
「行ったら楽しいだろうけど」
「みんなのこと置いて行く気?」と散々茶化されたが、
「だってさー」
「ほらー」
って、ぐちぐち言っても大丈夫な人たちは、
本当に大切なのだ。
お互いに、
いいところも、相容れないところも知っている。
でも、
それをぶつけ合うような若さも青さももうなくて、大人になったからこそ、
うまく使える距離感なのだ。
俺の世界、めっちゃいいからこっちおいでよ!
と
全力で誘ってくるあたり、相容れないが、
その真っ直ぐさは、
わたしにないものだから
眩しく見えたりもするのである。
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