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【今日の母おやつ8】寒天クリームソーダ
「暑くて毎日アイスを食べている」
スポーツクラブで働いていた頃、夏になるとよく聞く話でした。
なんで毎日?
と疑問に思っていたのですが、1人や2人じゃないんです。運動後のご褒美という方もいました。アイスを食べたいから運動しに来ているとか。毎日のアイスで血糖値の数値が高くなったという方もいました。でもやめられないと。
高齢者の毎日アイスを食べてしまう問題。
お話をしても深く気にしていない方が多くて。アイスはどうしても食べたくて食べているという類ではないと思うのです。無意識という程でもないけれど、アイスでお腹いっぱい食べることは少ないですし。罪悪感も他のスイーツと比べると小さいかもしれません。
その対策として夏おやつに提案していたのが、寒天とアイスを一緒に食べること。寒天でカサ増しして、食べるアイスの量を減らす作戦です。
あと、スポーツクラブでは炭酸を常飲する方々が一定数いました。空腹感を紛らわすためです。サイダーを100〜150mlくらい注いで、クリームソーダ風にも楽しむことができます。
1.寒天クリームソーダの作り方
1.やわらかめの寒天を作る
2.スプーンですくってグラスに入れる
3.炭酸を注いで、アイスをのせたら完成
果物と寒天を交互に入れると、浮いてるみたいで綺麗でした。ミントを添えると一層さわやかです。ただ、アイスが沈みました〜。
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この寒天クリームソーダをデイサービス帰りの母おやつにしました。
アイスが残ったので、もう少し食べるか聞いてみたら、「お腹いっぱい」とのこと。
炭酸と寒天でお腹が膨れたようですね。
目論見通りです。
2.ティーソーダのフロート
寒天に色を付けたいと思って紅茶寒天を作ってみました。アイスが溶けたらミルクティーっぽくなりそうです。前回は寒天をやわらかくしすぎてしまったので、今回は分量を計りました。
紅茶寒天の分量メモ
・水 600ml
・茶葉 計4g
・寒天 3g
茶葉はティーバッグを使いました。Janatアールグレイ、リプトンイエローラベルを1袋ずつ。
寒天が予想より固くなってしまったので、フォークで砕いてクラッシュ状にしました。
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果物は何となく桃が合いそうかなと思って、薄くスライスして準備万端です。
妹がそっとファンタオレンジを持ってきました。
炭酸を注げは、一応クリームソーダの仲間でしょうか。
紅茶寒天、桃、ブルーベリー、ミントを段々にグラスに入れてファンタオレンジを注ぎます。
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オレンジとの綺麗なグラデーションに。
そして肝心の「クリーム」部分は、バニラアイスにホイップを加えてざっくり混ぜ、丸く固めました。少し軽くなるかなと思ったのとディッシャーが無くて。
お歳暮とかで貰ったゼリーの丸いカップを使いました。ラップを敷いてからアイスとホイップをのせ、丸く形作って冷凍庫で冷やしておきました。
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紅茶寒天、桃缶、炭酸、オレンジ、アイス。
それぞれの相性も良いですし、全部が合わさると絶妙な一体感がありました。美味しかったです。
3.親のアイス事情
すっかり隠居した父母も夏になると毎日アイスを食べています。普段ずっと横になっていて動かない父ですが、ピノを食べるためなら起き上がるのです。口当たりが良くて、涼しくなるし、暑いから食べてもいいという言い訳ができるとでも思っているんでしょうか。
気づくと母はパルムを食べていたり、かき氷のカップアイスやカップのバニラアイスをひとりでペロリと食べています。そんな親を見かねて、せっせと寒天を作るようになりました。
そして、なぜか年を重ねて炭酸好きになった母。幼い頃は炭酸ジュースなんて飲ませてもらえなかったのに、昔のことはすっかり忘れたようです。500mlのペットボトルがあっという間に空になって置いてあります。
母対策にもなる夏おやつとして考えたのが、寒天でした。
完全にやめるというのが難しいときに「少しずつ減らしていく」という方法を選んでもいいんじゃないかと思っています。
4.クリームソーダへの憧れを小さく満たす
氷入りの冷たい飲み物や炭酸が得意ではないという方もいると思います。私もそのうちのひとり。冷たいもので調子を崩しやすい私にとって、クリームソーダは無縁だと思っていました。
けど、クリームソーダって可愛いんですよね。
飲みものにアイスが浮いているという見た目がなんとも可愛い。
氷なしでも沈まないアイデアはないかな〜といろいろ探していました。寒天でカサ増しして炭酸も薄めるという、この方法はけっこう気に入っています。
春は忙しくて、おやつ作りができなかったのですが、落ち着いてきたので復活しました。久々のおやつ作りは楽しかったです。
実は昨年も夏にクリームソーダを作っていました。
こちらのnoteで奮闘したようすを書いています☺️↓
以前の投稿を読み返してみると、文章も撮影も少しずつレベルアップしているような気がしました。継続は力なり、ですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。細々ですが、これからも自分のペースでnoteを続けていきたいと思っています。