<読書>君を守ろうとする猫の話
猫が大好きなので
猫が登場する本をあえて、読んでいます。
(猫にご興味なない方、申し訳ございません。
時々、犬も読みます)
本日は
スピノザの診察室、神様のカルテで有名な
夏川草介氏著のご紹介
「君を守ろうとする猫の話」夏川草介著
こちらは
「本を守ろうとする猫の話」夏川草介著
の第二弾
主人公の古本屋さんが大人になって登場します。
2冊とも読了しましたが、
どちらも、「本を守っている」というのが
感想でしょうか・・・
大切なものは心で見なければいけないのに・・・
大好きな「星の王子さま」でも
語られている人生訓。
年を取るのは、簡単ではなさそうですね。
老化で視力は衰えても、
心の目だけは若い時と同じに
そして、知恵をつけた分
色々なことが賢明にわかるようになりたいと
自省の念を込めて読みました。
また、この物語は
古く書かれた本を焼いてしまう・・・
ことが描かれているのですが、
歴史上、本が焼かれるということは
あったと思います。
しかしながら、近年も。
(焼くということではなく、禁書?扱いみたいな)
もちろん、
時代と共に、価値観は変わり
昔に書かれたものは不適切な部分もあるかと
思いますが、禁書にしなくても良いかとの私見です。
本は読み手によって、様々な読み方が出来る。
悪にも良にもなる、ということでしょうか・・・
本が大好きなわたしとっては
すべての本が禁止されることなく、
読み手の良識を信じてもらえる
穏やかな世界であって欲しいと願っていますし
信じてもらえる読み手でありたいと
今一度襟を正して
本を読みたいと思っています。
猫の話から、少し硬くなってしまいましたが、
猫を侍らせて、秋から冬にかけて
暖かなお部屋での読書は
良い気分転換です。
寒くなってきましたので、
お体には気を付けてお過ごしください
お読みいただきありがとうございました。
良き1冊に出会うことができますように。