<読書>まず良識をみじん切りにします
はい!
大掃除などは置いといて
本と戯れています。
そして、あっというまに日が暮れて
片付けしないとなぁ~と猛省している
日々を重ねております。
今回は
このnote界で本で繋がっていただいた
クボリンさんからのご紹介の
「まず良識をみじん切します」朝倉秋成著
良識がみじん切にされ、煮込まれ、どんどん料理されていく。
その様子に、思わず目がまん丸くなる。
若い作家さんだからか、
ストーリーの重さに反して
文体の軽やかさがとても心地よい。
お話内容も
「そうか、そうくるか・・・」
と、読み手の想像の枠をはるかに
超えて吹っ飛ぶ。
冷静に思うと、「そこまで?」と
思う場面も朝倉氏の巧みな調理方法で
こちらもわくわくドキドキして
料理を堪能している自分を発見しました。
私は最後の名づけにまつわるお話が
お気に入りです。
その中にこんな一文がありました。
うむ、最後にこんな名文をぶち込んできたのか!
さすがです。
「六人の嘘つきな大学生」も読んでみたくなりました。
きっと手に取ることはない、選ぶことがない本を
noteで繋がったご縁で知ることができて、
そして、また自らの世界が広がる。
感謝の気持ちでいっぱいです。
追記
ちなみに、本に出てくる吉祥寺の
メンチカツの話題で、無性に食べたくなってしまいました。
久しく食べてないもので・・・
やはり、食いしん坊なんですね
~お読みいただきありがとうございました~
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