小野木彩香(北中植物商店)

北中植物商店のフローリスト。三軒茶屋にショップ、三鷹にアトリエを構えています。 “暮らしが美しくなる手助け”をテーマに活動中。noteでは、お花についてのコラムを連載しています。 著書『毎日、一輪。』『枝物のある暮らし』(エクスナレッジ)など。

小野木彩香(北中植物商店)

北中植物商店のフローリスト。三軒茶屋にショップ、三鷹にアトリエを構えています。 “暮らしが美しくなる手助け”をテーマに活動中。noteでは、お花についてのコラムを連載しています。 著書『毎日、一輪。』『枝物のある暮らし』(エクスナレッジ)など。

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はじめまして

こんにちは。 北中植物商店の小野木彩香と申します。 突然ですが、お花のコラムを書いてみることにしました。 お花を飾る上で、基本のお手入れや豆知識。 今月のオススメの花など、 いつでも皆さんがこのコラムを読んで、花を飾って楽しんでもらえるように、文字を残していきたいとおもいます。 “花瓶にさしてそのまま枯れるのを見届ける” そんな方もいらっしゃると思います。 その時に花を買おう、買いたいと想った気持ち。 あなたを想ってプレゼントしてくれた花。 花を買うとき、多くの方が何か

    • 【Monthly Column】実ものが楽しい11月の花

      花市場には早くも、春の球根植物(ムスカリやチューリップなど)が並び始めていますが、暦の上では冬に入ったばかり。 花屋では秋の花が終盤を迎え、クリスマスに向けて針葉樹などの枝ものや、赤い実ものが増えています。11月に注目したい花を紹介していきましょう。 クレマチス 和名は「鉄線」。茎、葉、花の曲線が美しく、そのラインを生かして飾りたい花です。花の色は白、ピンク、ブルーなど豊富で、咲き方も一重咲き、八重咲、ベル咲きなどさまざまな種類があります。 写真のように、花が開ききってお

      • 【Lesson04】クリスマスリースを作ってみよう

        香り高い針葉樹を使ってリースを作ってみませんか? はじめての人でも簡単に作れる方法を紹介します。 家に手製のリースを飾っていると、目に入るたびに嬉しい気持ちに。家族や友だちと一緒に作れば、その時間も思い出になります。 01.材料 材料:ヒムロスギ/コニファーブルーアイス/ユーカリ/ノバラの実/ユーカリの実 ヒムロスギやコニファーを中心に、アクセントとなる葉ものや実ものを用意しました。いずれもドライになる花材なので、長く飾ることができます。花材は必ずこれでなければいけない

        • 【Monthly Column】10月の花はアンティークカラーで

          夏の暑さでお花を控えていたという方も、ようやく気兼ねなく花を取り入れられる季節になりました。しっとりとした秋の風にはアンティークカラーのお花がお似合い。10月、ぜひおうちに迎えてほしいお花を紹介します。 ダリア 赤い色の花は暖かみがあって、肌寒い季節にぴったり。ダリアは年間を通して出回っていますが、旬は秋。大きくて高貴な花のイメージですが、写真のように小さなサイズのダリアは日常生活になじみます。 後ろの花びらから傷んでいくので、傷んだ花びらは切り取って手入れするようにし

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          【Lesson03】お花を長持ちさせるお手入れの方法

          丁寧に生けた花は、できるだけ長く楽しみたいもの。日々、ほんの少し気にかけてあげるだけで、お花とともに過ごす時間を伸ばすことができます。しおれているかな、枯れているかなと思っても、イキイキとよみがえらせる方法もお伝えします。 お花は美味しい水が大好き。毎日換えよう 人と同じで、お花も美味しい水が大好き。切花の場合、水は毎日換えるのが基本。冬でも2日に1回は換えるようにしましょう。枝ものの場合は、種類にもよりますがそんなに頻繁でなくても大丈夫です。 茎にぬめりがある場合は、し

          【Lesson03】お花を長持ちさせるお手入れの方法

          【Lesson02】お花を生けよう

          お花を家に持って帰ってきたら、美しく生けるための準備をしましょう。忙しいときでも、「とりあえず」できることがあります。 包みをほどいてお花を楽にしてあげる お花の包み紙は、花束をきれいに、豪華に見せるだけでなく、持ち歩くときに花を傷つけないための工夫です。とはいえ、そのままにしておくと、花が蒸れて腐敗の原因になったり、輪ゴムによる締め付けで茎に深く傷がついたりしてしまいます。 花持ちをよくしたい場合は、包みをほどいて、輪ゴムやひもを外し、保水がついていれば取ります。帰って

          【Lesson02】お花を生けよう

          【Lesson01】お花の持ち帰り方

          お花屋さんでお花を買ったり、プレゼントにお花を頂いたりしたら、家までどうやって持ち帰るのが正解? できるだけ新鮮な状態をキープできる持ち帰り方を紹介します。 お花屋さんに持ち帰るまでの時間を伝えよう お花を購入したものの、1時間以上、あるいは1日中持ち歩くことはよくあると思います。そんなときは、包んでもらう前に持ち歩き時間を伝えておくといいでしょう。多めに保水してもらえます。プレゼントするときも、たっぷり保水してもらえると安心です。 逆に、すぐに持ち帰る場合は保水はなしで

          【Lesson01】お花の持ち帰り方