具体的に「具体的に書く方法」を説明しますpart❷
「この仕事、ウマいことやっといて」と言っておきながら「違う!そうじゃない!」とキレる上司はいませんか?😱
(そういう人に限って、質問しづらいオーラ全開)
という説明は具体性がないので、ミスが起こります。
人に何かを説明するときは、具体性が必要です。
そこで!
一緒に、具体的に説明する方法を勉強しませんか?
「わかりやすい説明の書き方講座」の11回目です。
この講座は、
という考えのもと、「よりよい説明ができるようになりたい」≒「よりよいnoteを書きたい」という方に読んでほしいと思っています。
方法❶ 〇〇を使う!
あなたが3歳児に『一寸法師』の絵本の”読み聞かせ”をしていたとします。
もし、その子に、
と聞かれたらどのように説明しますか?
30秒、お考えください。
(参考:一寸は約3cm)
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私だったら、自分の指を見せて、
と説明します。
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、このように自分の身体の部位の長さを把握しておくと、説明のときに便利です。
3歳児には、
と伝えてもイメージしづらいでしょう。
家の中で定規を持ち出してくるのも煩雑です。
身体を使って説明した方が、手っ取り早いうえに確実です。
といったことを把握しておくとよりよい説明ができます。
(ちなみに、日本人の手の寸法は下記サイトで見られます)
このように、具体的に説明する方法の1つに、『身体を使う』というものがあります。
突然ですが、最近、家でステーキを焼いて食べましたか?
ちょっといい肉を買ってきて、家で焼くのが私は大好きです。
(下記ツイートのお肉、おいしそうですね☺️)
ところで、肉の焼き加減の目安を説明するには、どうすればいいでしょうか?
ここでも、身体を使えばいいのです。
上記画像にある『フィンガーテスト』では、肉の感触を身体を使って説明しています。
日常生活では焼き加減の説明をする機会は少なそうですが、
などと応用すれば、伝わりやすい説明が可能です。
身体を使った説明は、読み手にとって「道具不要・費用不要・即実行可」と三拍子そろっているので便利です。
方法❷ 〇〇を示す
小学生にこう説明すると、元気に「はーい」と返事がかえってくるでしょう。
が、この説明では風邪は減りません。
曖昧であり、具体的でないからです。
これを具体的にしてみましょう。
動作を示すのです。
他にも、
といった説明があります。
『動作』の基準は、「説明を読んだら(聞いたら)、何をすればいいか一瞬でわかる」かどうかです。
説明で、使いがちな言葉は以下のとおりではないでしょうか。
これらの言葉を使う方(説明する側)は楽なのですが、相手に伝わりません。
動作化して、相手が具体的に行動できるようにしましょう!
【応用編】
ただ、子どもや後輩などを相手にするときなど、一方的に指示をするのではなく考えて行動してほしいときもあるでしょう。
そのときは、『動作を示す』を封印して抽象的に表現することが必要です。
大事なのは、意識的に使い分けができているか。
危機管理徹底などの場合は、
など、動作を示す必要があります。
一方、部下の成長を願う場合は、
と抽象的に説明することが求められます。
何も考えず使ってしまいがちな説明(言葉)に、『よろしくお願いします』があります。
この説明は、”あり”です。
聞く人は、
と解釈してくれるでしょう。
しかし、
という説明では、聞く人はどうすればいいかわかりません。
など、説明する側は自分がやってほしい行動を示すべきだと思います。
まとめ
大事なポイントをまとめます。
★★★★★★
1)具体的に表現する方法❶
➡身体を使う
2)具体的に表現する方法❷
➡動作を示す
3)説明する内容・状況・相手によって具体化のレベルを調整することが必要
★★★★★★
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