具体的に「具体的に書く方法」を説明します
力強く言いたい。
『具体的でない説明は、説明していないのと同じ』
と・・・・・・!
たとえば、
と説明されても「はぁそうですか」としか思いません。
頭の中にその状況が描けないからです。
この説明なら、どうでしょうか?
「うわっ、大変だ!」と思われたのではないでしょうか。
説明文の目的である「理解」を狙うなら、相手の頭の中に状況・様子が思いか浮かぶようにしなければなりません。
そうするためには、具体的な説明が必要です。
ただ、
と言われても、具体的に書けるようにはなりません。
「具体的に書け」という説明(指示)が、具体的でないからです。
具体的に書く技術を具体的に学びましょう。
「わかりやすい説明の書き方講座」の7回目です。
この講座は、
という考えのもと、「よりよい説明ができるようになりたい」≒「よりよいnoteを書きたい」という方に読んでほしいと思っています。
1.人の〇〇を書く
この説明では、なんとなくしか伝わらないはずです。
そこで、改善してみましょう。
これなら、「すごいな。ひとつ買ってみようじゃないか」と思う人もいるのではないでしょうか。
具体的に書く技術の1つめは、人の行動を書くです。
このように人の行動を書けば、具体的になり、読む人はその場面をイメージできるようになります。
物事の価値を説明する場合で例を挙げましょう。
「人の行動を書く」方法は、慣れれば簡単に使える方法なのでオススメです。
2.固有名詞を出す
アテネ五輪についての説明を例に挙げます。
こちらの説明を読んでも、
と思われてしまうのではないでしょうか。
しかし、固有名詞を入れてみると伝わりやすくなります。
といったが感想が出てくるのではないでしょうか。
例をもうひとつ。
これでは、抽象的すぎて説明とは言えません。
と固有名詞を書けば、『海外の本が売れた』という説明の理解が進みます。
さて、「固有名詞を書く」と「具体例を書く」は似ていますが、少し違います。
固有名詞の方がより具体性が高まるのです。
3.数字を”工夫して”使う
いきなりご案内
「数字を使う」は、具体化の方法でよく挙げられます。
「知ってるよ」という方は、【工夫❶】のところまで読み飛ばしてください。
では、本編をどうぞ👇
これでは、伝わりません。
数字を使えば、『First Love』の圧倒的な売上枚数が理解できます。
他の例です。
これでは危機感は伝わりません。
【※PISA国際学力テスト】
3年毎に実施される、15歳を対象とした国際的な学習到達度テスト
と数字を使えば、「おいおい大丈夫なのか!?」と感想を持たれるのではないでしょうか。
数字を使うというのは、単純で強力な具体化の方法なのです。
工夫❶身近な数字を使う!
「東京ドーム〇個分」という表現があります。
個人的には、わかりやすいとは思いません。
「東京ドーム」が身近なものでないからです。
(私は行ったことがありません)
だから、なんとなく広そうだなぁとしか思えないのです。
そこで、次の表現を提案します。
これなら「近くの公園に4面のテニスコートがあるけど、アレの何倍も広いんだな!!」などと具体的にイメージできます。
テニスコートの他にも、
といった表現も考えられます。
ではイメージしづらいですが、
ならイメージできます。
「人」は、身近ですからね。
工夫❷数字を補足せよ!
サッカーW杯・優勝候補のブラジル。
ブラジルって、国土が大きな国なんですよ。
そこで、国土の大きさの象徴であるアマゾン川について説明します。
これでは、大きさが伝わりにくいです。
数字によって具体化されました。
が、330kmという距離は、なかなかイメージしづらいものです。
説明❶に比べ、わかりやすくなったのではないでしょうか。
名古屋(東海地方)に住んでいなくても、日本を大移動する距離感は旅行の経験などから想像できるからです。
数字を、別の表現で補足すればよりわかりやすくなるのです。
4.まとめ
★★★★★★
具体化する方法は、下記のとおり
1)人の行動を書く
2)固有名詞を出す
3)数字を工夫して使う
★★★★★★
私は本気で出版を目指しています!
もし「オモシロイ記事だな」と思っていただけたら、note編集部の方に以下のフォームからお知らせくださると嬉しいです☺️
5.企画参加のお誘い
★募集終了しました★
この講座の10回目で「noteで記事を書くときのポイント」を書きます。
ただ、その前に実例を一本の記事として投稿します。(10回目では、その記事の解説をします)
そこで!
あなたも同じテーマで書いてみませんか。
泳ぎ方を陸上でいくら学んでも、泳げるようにはなりません。
実際に水の中で試行錯誤すれば、泳げるようになります。
作文も同じです。
知識を学んだ後に実際に書くことで力がついていきます!
せっかくなので、お祭り企画にして楽しめるようにしました。
企画についての詳細は、こちらの記事をお読みください👇👇