説明に〇〇を加えれば、理解しすくなる
ケンタッキー。
急に食べたくなることってありませんか?
あるご婦人が、
と、ウッキウキで買いに行ったのに、
臨時休業していたら、
と怒り狂うことでしょう。
しかし、同じ臨時休業でも理由が書いてあったら納得できることがあります。
上記ツイートの画像では、
ということが書かれています。
この理由なら、ご婦人も
と納得してくれるはずです。
「意見は理由とセットで」などと言われます。
が、私は「説明こそ理由とセットで」と力強く主張します。
「わかりやすい説明の書き方講座」の8回目です。
note公式マガジンにも選ばれています!
この講座は、
という考えのもと、「よりよい説明ができるようになりたい」≒「よりよいnoteを書きたい」という方に読んでほしいと思っています。
❶理由の重要性
説明において、適切な理由の有無は読者の行動に左右します。
『読者の行動に左右する』ということは、文章の目的達成に直結するということです。
理由が書いてあれば、納得でき、それが行動に影響を与えます。
【実例その1】
それが必要である理由
もし、ハンバーグのレシピに
とだけ書いてあったら、あなたはどうしますか?
と言って、粉ゼラチンを無視する人も多いと思います。
実際、私も無視しようとしました。
しかし、料理研究家リュウジさんは、お見事でした。
下記のレシピ本で、上手な説明をしたのです。
材料一覧のところに、
上記のように書きました。
とゼラチン粉を入れる理由も添えたのです。
こう書いてあったので、私は粉ゼラチンを入れることに納得し、指示を守りました。
(妻に聞いたら、お菓子作りに使う用の粉ゼラチンがあったんですよ)
【実例その2】
安い理由
様々な物の値上げが実行されるなか、「安い」という言葉は魅力ですよね。
ですが、「理由が書いてなくて安い」のは逆に不安です。
184円の弁当・・・・・・。
「いったいどんな材料が使われとるんや😨」と不気味さを感じます。
安い理由がわからないと、警戒されます。
次は、よい例を。
夏頃、オーダースーツの広告で、
といったものを見かけました(価格は、正確に覚えていませんが)
この広告の下の方には、下記のように安い理由の説明がありました。
これがあったので、安いのにも納得です。
「安い」という言葉は「お値打ち」という良い意味もありますが「質が悪い」という悪い意味も含みます。
そういった二面性のあるものを説明するとき、理由が書いてあれば読み手は安心できるのです。
❷意図を伝えれば人は動く
理由と似たものに、意図があります。
例を紹介しますね。(下の記事)
こちらの記事には「鶏むねチャーシューの作り方の説明」が書かれています。
そして、炊飯器を使用する意図が書かれています。
といったことです。
私はこの記事を読んだとき、
と思い、早速作りました。(もちろん、美味しかったです)
という意図が書いてあったからこそ、私は自然と行動に移したのです。
例をもう一つ。
仕事で資料を提出してもらうときの話です。
と説明したとします。
これでは、綴じ位置が左上になったり右上になったりする可能性があります。(説明が伝わっていない)
しかし、
と、「左上にしてほしい意図」を伝えたら、9割以上の人が左上で綴じてくれるようになりました。
❸どんな理由を書けばいい?
深夜、急にカップラーメンが食べたくなことってありませんか。
いざ、作ろうとフタを開けると、
と書いてあるではないですか。
この説明では「しゃらくえせぇ!先に入れるぜ!」となってしまう可能性もあります。
しかし、
と理由が書いてあれば、説明に従う人は多くなります。
(実際に従った人👇)
読み手にとってメリットがある理由を書けば、「理解・納得」してくれる可能性がグッと高まります。
❹まとめ
適切に理由や意図を説明すれば、読み手は理解・納得・共感しやすくなります。
その結果、行動に移すことにつながるので、理由や意図は非常に重要なのです。
では、今回のまとめ。
★★★★★★
納得できる理由がないと人は動かない
説明に理由や意図を添えれば理解されやすくなる
理由は読み手にとってメリットのあるものがよい
★★★★★★
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