
44.読書メモ: チェーホフ 決闘、青空文庫 神西清さん訳、チャプター10の単語ノート
44.読書メモ: チェーホフ 決闘、青空文庫 神西清さん訳、チャプター10の単語ノート
文字数2200
■
チェーホフ全集の翻訳を多く行った神西清さんは、既に亡くなってから長年経過しており、神西清さんの翻訳作品は全て著作権フリー、パブリックドメインとなっている。
青空文庫などでも容易に閲覧できる。
この記事で触れている「決闘」も、手元の本では、神西清さんの訳なので、パブリックドメインになっている。
https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1155.html
↑ チェーホフ (アントン・チェーホフ) の 日本語訳作品一覧の掲載ページ、 青空文庫から。
↑「青空文庫 チェーホフ」で検索すると容易に発見できるWEBページである。
↑ 作品を選んだら、ページ下の方の
「html」版を選択すると、直接 作品を閲覧できる。
「zip」版を選択すると、端末に データをダウンロードすることになる。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001155/files/45763_39851.html
↑ 青空文庫 チェーホフ 「決闘」の html版のページで、決闘 が閲覧できるページ。
朗読データなどを作成した場合も、WEB上へのアップロードは問題がないはずである。
https://www.gutenberg.org/ebooks/author/708
↑
参考に、
チェーホフ (アントン・パブローヴィチ) の 英語などの版の掲載サイト、
gutenbergプロジェクトのページも掲載する。
(作品を選んで、read online, Web などを選択するとすぐ閲覧できる。)
https://www.gutenberg.org/cache/epub/13505/pg13505-images.html
↑
gutenbergにおける、チェーホフ 決闘 の英語版
The Duel
■
チェーホフ全集の、決闘の チャプター表記を 自分の手で記入していく作業を行った。
339ページから、474ページの間の 右ページ上部中央に、チャプター数字を記入していく。
全部で21チャプターあった。
130ページ程の分量なので、記入箇所はその半分の65箇所程度。
急ぎ足の作業にはしないように心がけて、くつろいだペースで物事を進めた。
その間にかかった時間を計測してみたところ、7分30秒ほどだった。
100箇所の記入 = 200ページ ほどの分量に、こうした作業を行うと、目安として10分程度かかるのかな、という計算ができる。
■
チェーホフ全集の決闘 チャプター10から、意味や読み方の わからない単語のリストとノート
(チャプター10は、「ピクニックの日」と決闘 青空文庫ページで ページ内検索をすると見つかる。
漢数字の十で検索するとたくさんひっかかって発見しにくい。)
巴旦杏笑い (巴旦杏は、なんと読むのだろうか。)
巴旦杏表情
→ 調べたところ、巴旦杏は、 ハタンキョウ と読むらしく、アーモンドのことを指すらしい。
(参考、牡丹杏→ボタンキョウ )
柔しい (ヤサしい と読むのだろうか。→検索したところ、ヤサしい で良さそうに感じた。)
検索して印象に残ったのは、「潔く柔く」という映画があるらしく、「いさぎよく、やわらかく」と思う人もいるが(自分もそう読むのかなと思った。) 、
「きよく、やわく」と読むらしい。
決闘の チャプター10では、
ナジェージダを、マリヤ・コンスタンチーノヴナが訪問し、会話がなされる。
イヴァン・アンドレーイチというのは、ラエーフスキーのことを指しているのだろうか。
(ラエーフスキーは主要な人物の一人。)
キリーリン、アチミアーノフ、の名が出てくるが、断片的に読んでいて、自分は把握できていない。
主人→ ヤド という読み方は、耳慣れない。
その前のページに、
主人→タク という読み方もある。
ロシア文学については、人名の整理をこまめにして、混乱を減らしたい。
■
決闘、の 初見で読めない字句など、今回はチャプター10の学習ノートを作ったが、他のチャプターも今後、学習ノートを作っていきたい。
神西清さんの訳は、パブリックドメイン化しているので、もし朗読データを作った場合は、WEB上へのアップロードが問題無く出来ると思われる。
(既に書いたことで重複だが)
しかし気をつけないといけないのは、青空文庫でチェーホフ作品を探す分には著作権の問題は気にしなくてもいいかもしれないが、
紙のチェーホフ全集の中には神西清さん以外の訳者の訳の作品が混在していることで、作品ごとにパブリックドメインのものと、そうでないものとが分かれているようである。
ある一冊の本の中の、
8番目から10番目の作品は 2025年時点でパブリックドメイン化しているが、
1番目から7番目の作品は まだ2025年の時点でパブリックドメイン化していない、
ということがある。
チェーホフ全集8巻も、そうしたことが実際に発生しているので気をつけたいと思った。
チャプター10だけのノートで中途半端に感じているが、勉強の記録としてとりあえず投稿しておこうと思う。
ここまでです。
いいなと思ったら応援しよう!
