合格通知。
ついに帰ってきた。
私の心に大好きな彼が帰ってきた。
第一声は、「ちゃんとしろ」だ。
大スターを受け入れることができる
居心地は皆無だったらしい。
どこまでも見守り続けてくれて、
赤ん坊で、甘えさせてくれて、
だらしない私のところまで降りてくれる愛の塊。
あなたの存在が当たり前すぎて忘れかけていた
見失っていた私に一喝いれてくれた。
ちゃんとした暮らしをしなさい。
ちゃんとした行いをしなさい。
なんでもいい、なんて彼にはないのだ。
でも愛がある。
完璧なんてものは存在しないことを見据えた
”ちゃんと”を浴びせてくれた。
整うこと。
そのために必要なものを、
ちゃんと与えてくれる慈悲深さ。
これまでの自分を恥じた。
でもその経験をもさせてくれる尊重という恩恵を無駄にしない。
昨日の台風で全てはひっくり変えった世界に今いる。
まずは、整えること。
座ってお茶を飲んでもらえるような
ここなら、まだいてもいいと合格が出るような
空間づくり。
そして、手料理を振る舞って、
説教を受けよう。
この世界では、1年目だ。
手取り脚とり教えてもらう。
この道の先輩から学び、進む。
ひたむきに彼についていく。
精進するんだ。
oli