子育て失敗論について
4コマ漫画家めんどぅーさです。
私は15年以上、精神医療の人権侵害の問題に関わってきて、それに特化した漫画を描いています。
私の夫は、2019年の6月に他界したため、そこからはシングルマザーとして子育てを行ってきました。
片親で子育てをするというのはそれなりに大変ではありますが、私は精神医学問題についての理解のおかげで、それに付随した混乱には巻き込まれず、そのため、その意味においては、自分の子育てはある程度成功していると感じます。
ちなみに、
2000年生まれ女子は10代で気づいたらさっさとオーストラリアへ。
2001年生まれ男子は、最近夢を追いかけて22歳でフランスへ。
2013年生まれ女子は日本にいますが、彼女もだんだんと手が離れる年ごろに。
そういうわけで、私の子育て時間もだんだんと落ち着いてきました。
しかし…自分が落ち着いたはいいものの、この社会を見回してみると、これから子育てする方の環境は決して良くなってきているようには見えません。
たとえ自分の子育てが終わっても、将来、この社会を担うのは、今まさに育っている最中の子どもたち。
そんな子どもたちが多くの問題を抱え、頭を悩ませている親御さんもどんどんと増えている様子。
いったいどこから、この社会がこんなに生きるのが困難な状況にになってしまったのか・・・?
その根本的な問題の源のひとつとしてハッキリ言えるのは、社会のあらゆる分野に入り込んでしまった、精神医学的思想の問題があると言えます。
というもの、ひと昔前には、今「精神疾患」や「発達障害」と診断されていような人に対しても、簡単に病気のレッテルを貼るのではなく、もっと寛容な接し方をしており、親も、教師も、まわりの生徒たちも仲間として共に生活していました。
時代を経て、このような病気は業界によってねつ造され、PRされ、需要と供給を生み出し、社会問題へと見事に作り上げられてきた背景があります。
そうして、私たちの知らない間に社会の構造は精神医学的な視点を持つよう徐々にコントロールされ、最終的にそれは子どもたち、ひいては0歳児へのレッテル貼りへとエスカレートしています。
個性や魅力、創造力、意識の高さやその繊細さまでもをすべて無視してレッテルを貼り、ひどい場合薬漬けで一生を終えることになる・・・こんな状況がたくさん見受けられるこの社会の在り方は本当に間違っています。
未来に向けてちょっと想像力を働かせれば、精神医学によってコントロールされた世の中が、そしてその落とし子である現代の子どもたちが、どんな世界を作ってしまうのかは目にも明らかです。
ですので、このブログでは、特に未来を担う子どもたちを育てていらっしゃる最中の皆様に(または子育てが終わって孫育ての皆様にも)
①精神医学の実際の姿、実際起こっているのに全く見過ごされているその被害を、皆さんにわかりやすくお伝えし、その罠にはまらないようにしていただくこと
②私が実践した、効果のある、子育てや人間関係の技術をお伝えし、活用してもらうこと
・・・を目的として描いております。
皆さんには、このブログで得た知識を、人生に生かしていただけたら幸いです。
私の著書は、2012~14年にかけて、
内海聡先生との共著「大笑い!精神医学」
同じく内海聡先生との共著 「医者とおかんの社会毒研究」
真弓定夫先生との共著「医者いらずの出産&育児ワクワク・マンガ編」があります(こちらは中古のみですので、取り扱いのあるストアでご購入ください。自分としてはこの本が一番面白くてスキです)
上記の3冊には、現代の子育てに欠かせない秘訣がぎっしり詰まっていますので、機会がありましたらぜひお読みください。
さて、子育ての失敗というのは
①正しい知識がない(→簡単に間違った情報を掴んでしまう)
②自尊心が低い(→やりたくないのにやってしまう・NOと言えないため不本意なまま受け入れる)
そして③洞察力がない(→本質を見抜けない・嘘を見破れないので、どのような結果になるかを知覚することができず、気づかないまま、戻れないところまで行ってしまう)
…これに集約されます。
この①②③を克服していくための解決策は、あなたにとって実際に「効果がある」ものを選んでいくことです。
さらに付け加えますと「より長期に」という視点を持つことが、より良い生存に向かうためのポイントです。
これは、一瞬気分が良くなる、麻薬みたいなものを掴まないためのポイントでもあります。麻薬は一時的には快楽をもたらしますが、のちに確実に人を破壊に向かわせます。
この社会は今、本当に罠に満ちています。
この、ブログの情報を参考にして、罠を知り、罠をすり抜け、効果のあるものを手にし、ぜひ自分にとっての真実を見つけて行っていただければ幸いです。
これから子育てをされる皆様を心から応援しています。