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能動経済#120 何故ゆとり世代の弱者男性が哲学にハマるのか

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皆さんこんにちは。 
ざっくり ゆとり世代というのは 80年代後半から90年代前半生まれの世代です。

私は彼らは社会になじめないという構造があると思います。ここに対するアプローチの違いが 人それぞれであるものの、概ねこの世代には 「哲学」が今流行っているのではないかと思います。

世の中には多種多様な人がいますが、個人の性格を大きく左右するのは彼が外交的であるか 内向的であるかです。

「陽キャ」つまり外交的な人間は、社会に適合できない原因を自分の能力不足に求めます。本当は自分がコミュニティから阻害され 情報遮断されているだけかもしれません。しかし 持ち前の 外向性で周囲の問題を解決してきた経験から、なかなか外の世界の存在に気づくことができないのです。

これに対して、「陰キャ」即ち感情における内向性の高い人間は自らが仕事に適応できない原因を周囲の環境に求めます。他責他責他責。そんな人間にチャンスが訪れるのは1%以下です。

こうして社会から脱落した人間を優しく受け入れてくれるのが本や教養の世界です。古代ギリシアの哲学が非常に平和な ギリシア文明の終わりに現れ 忽然と姿を消したように、現代社会に必要のない多数の中流労働者たちの間で、現在哲学が蔓延っていると考えています。

彼らが滅びていくのは極めて自然なことでしょう。


筋トレやサウナ、女性で言えばキャリアやNETFLIXも同様のものと考えて下さい。




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