発散方法間違えたら地獄!
昨日はあんなに晴れていたのに…
ぼやきたくなる日曜日。5月12日の広島は土砂降りだ。
晴れると初夏のような陽気になる季節も、こんな雨では半袖では薄寒い。
それだけならまだ良いが、雨の日は気持ちも落ち込みやすいのが人の常。
幸せホルモン「セロトニン」の生成にはビタミンDが必要で、ビタミンDは日光を浴びることで生成されやすくなるのだから、つまるところ雨の日は気持ちが上がりにくい。
日照時間と自殺率は相関関係がある。
3ヶ月ベースの日照時間が200時間を下回ると自殺率や鬱病率が上がる。
3ヵ月間200時間と言うと1日約2.2時間は日光を直接か間接的に浴びなければいけない。
幾ら晴れてても部屋に引き篭もっていると、勿論達成できない。
結果、今日みたいな雨の日は気持ちが落ち込みやすくなる。
もともとハッピーの最中にいる人には関係ないのだろうが、普段から鬱々と悩みを抱えている人にとってはなかなか辛いものだ。
ではどうしたらいいか。
基本的にストレスというのは発生してる根源が解決されるのがベストだが、逆説的にいうと「解決できないから悩んでいる」のだからベストの方法は選べない。
そうなると対症療法を選ぶ事になる。
シンプルなのは三代欲求のいずれかを満たすことだ。
食欲、性欲、睡眠欲。
まず性欲。
そこが満たされればかなりの効果を発揮するだろう。だがしかし…である。
そんな簡単に満たせる立場の人は多く無いだろう。
そもそもストレスの原因が「そういう相手がいない」だったり「悩みの原因がパートナー」だったりするからだ。
プロに対価を払うという方法もあるだろうが、性差が大きいし汎用性が低い。
となると性欲を満たすという選択肢は選びにくい。
食欲ではどうか?
多少予算が必要だが、これはすぐにでも実行できそうだ。
1番良さそうではあるが、実はそうでもない。
問題は「肥満」だ。太ることであらたなストレスを抱えることになりかねない。
世の中、太れて嬉しい!という人は余程体調を悪くしている人ぐらいしかいないと思う。
太ることで大半の人は「また太ってしまった…」と後悔するだろう。
食欲を満たす事で得られる喜びは、諸刃の剣という事だ。
残されたのは睡眠欲
性欲は達成条件が厳しく、食欲はリスクが高い。しかし、睡眠はノーリスクだ。
早く寝て、好きなだけ寝るというのは土日休みの人ならだいたい達成できるのではないだろうか?
子育て云々ある人もいるだろうが、やろうと思えば出来るはずだ。
それでいてお金も掛からず、太ることもない。むしろ健康になるわけだ。
ギャンブルはもっての外
世の中には「たまの休みくらいストレス発散でパチンコに行かせてくれ」なんて理屈でパチンコに出かける人も多い。
だがそれはストレス発散なのではなく、ギャンブル依存症の禁断症状なだけだ。ストレスは発散されない。
禁断症状が緩和される=ストレス発散 だと誤解しているのだ。
そして結局負けてしまい、ストレスが余計に溜まるという悪循環である。
落ち込むこととストレスは別の話ではあるのだが、以上のようなロジックで考えると、眠ることこそが最良の方法だと理解できる。
気分がなんとなく上がらないな…という悪天候の日は、ゴロゴロ横になり、YouTube観ながら寝落ちしたりするのが最良という事だ。
しっかり寝て、朝起きてみれば太陽もまた顔を出しているだろう。
そんな訳で私もいまベッドの中でこれを書いている。
既に少しだけ幸せな気持ちになりつつある。
なお、こういう状態で寝落ちすると高確率でスマホが落ちてきて顔面強打するので注意が必要だ。