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写真とカメラについての歓想

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写真やカメラについての自論をまとめています。
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ROKKORレンズ「MC」と「MD」の描写の違い

ROKKORレンズ「MC」と「MD」の描写の違い

どうもO太郎です。

カメラの楽しみの一つはレンズ選び。

毎年何本も発売される最新レンズも良いですが、安く買えて「エモい」写真が撮れるオールドレンズも人気が高いですよね。カメラ好きなら1度は使ってみたという人も多いと思います。

そんなオールドレンズの中でも流通量が多く写りの評判も高いレンズの一つがMINOLTAのROKKORと呼ばれるレンズシリーズ。

ROKKORレンズは発売した時代とともに

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フィルムカメラ始めました〜minolta SRT101〜

フィルムカメラ始めました〜minolta SRT101〜

どうもO太郎です。

オールドレンズと呼ばれるフィルムカメラ時代のレンズを現代のミラーレスカメラで使うのは一つの流行りになっていて、自分も物は試しと使い始めたのがminoltaというメーカーのROKKORというブランドのレンズ。

手頃な価格でクセのある描写を楽しめるのがオールドレンズの魅力。

少しづつROKKORレンズを買い増していって、気づけば5本も集まっていました。

気づけば本数がどんど

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MD ROKKOR 50mm F1.7 レンズレビュー

MD ROKKOR 50mm F1.7 レンズレビュー

どうもO太郎です。

先日カメラのキタムラ中古館を覗いてみると、ジャンク品のミノルタのオールドレンズMD ROKKOR 50mm F1.7というレンズが売られていまして、ちょうどミノルタのマウントアダプターを持っていたこともあり購入してみました。

ジャンクといえども比較的美品でしたので写りをみるには十分かと思います。

所有しているレンズにMC ROKKOR-PF 58mm F1.4がありますの

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35mmという画角に感じ始めた魅力

35mmという画角に感じ始めた魅力

どうもO太郎です。

普段は東京を中心に撮影した都市風景やスナップ写真を投稿しています。

写真撮影において、使用するレンズ、特に画角の選び方は写る絵に大きな影響を与えるので個性がでるポイントですよね。

写真を撮られる方は好きな画角はありますでしょうか。

自分が撮影に使っているレンズは24-70mmのズームレンズと58mmの単焦点レンズ、10mmの単焦点レンズの3本。

中望遠の58mmと超広

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4枚の太陽写真

4枚の太陽写真

どうもO太郎です。

夕日と空の写真はシンプルかつ王道ながらやっぱり綺麗ですよね。

ベタではありますがその日その日で微妙に違う空の色は何度でも撮りたくなる被写体です。

撮影の際は空を大きく切り取る構図を好んでいるので、気づけば同じような構図の写真がいくつも溜まってきました。

今回は太陽と空を主題にした4枚の写真をまとめます。

▼冬晴れの六本木

六本木ヒルズの屋上展望台。

六本木より西側

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標準ズームレンズおすすめの使い方〜単焦点レンズ3本として使う〜

標準ズームレンズおすすめの使い方〜単焦点レンズ3本として使う〜

どうもO太郎です。

ミラーレス一眼レフの王道レンズといえば、24-70mmの焦点距離をカバーする標準ズームレンズですよね。

画角の変えられない単焦点レンズと比較して、1本のレンズでさまざまな画角を使うことができるのが最大のメリット。

ですが、意識しないで使ってしまうといつも同じレンズを使ってしまったり、画角選びに時間を撮られて撮影に集中できないことも少なくありません。

今回はスナップ撮影を

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写真集「Silence in Tokyo」全ページ公開と作品解説

写真集「Silence in Tokyo」全ページ公開と作品解説

どうもO太郎です。

普段は会社員をしながら、業務後や休日を使って撮影している副業フォトグラファーです。心に響く静かな都会というテーマでスナップ写真や風景写真を撮影しています。

2020年はコロナの情勢もあり、ひたすらに東京の街と向き合いながら撮影してきたのですが、そんな2020年に撮影した写真の中からスナップ写真のみ使って1冊の写真集(フォトブック)にまとめました。

今回は写真集に掲載してい

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Picture in the photo~絵×写真コラボ第2弾~

Picture in the photo~絵×写真コラボ第2弾~

どうもO太郎です。

以前に写真に絵を描きこんだ作品で@EMIMOさんとコラボさせて頂きました。

今回はその第二弾になります。

東京都内で見つけた様々なスナップに細い白線のみで植物を描いていただきました。

▼最後に女性らしい絵の繊細さが東京の風景にしっとり馴染んでいるのが素晴らしいですよね。改めて@EMIMOさんありがとうございました。

とても自分にはできない表現ですので、コラボを機に自分

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カメラでしか気づけない景色~風景の一部分に着目することで見えてくる画~

カメラでしか気づけない景色~風景の一部分に着目することで見えてくる画~

どうもO太郎です。

いつもとは趣向を変えて写真の着眼点についてつらつらと書いていきます。

カメラには焦点距離や画角と呼ばれるものがありまして、その画角によって広角レンズだとか望遠レンズという分類がされます。

例えばスマートフォンのカメラは焦点距離26mm。広角と呼ばれる広い範囲を撮れるレンズです。

風景を広く切り取るには広角の画角が非常に適しています。

例えばこんな写真

とある運河の景

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レタッチ研究~マットブラック~

レタッチ研究~マットブラック~

どうもO太郎です。

NOTEに投稿している写真はすべてPCでレタッチをして、明るさや色味を調整しているのですが、雰囲気を統一するために2020年の後半は水色とオレンジを基調としたティール&オレンジの色味に統一していました。

長く使ったティール&オレンジのプリセットに加えて、黒い色を黒として出せるプリセットを新たに作成してみたんですが、夜のスナップ写真に使用した時によりシンプルでマットな雰囲気を

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60mmは運命の画角

60mmは運命の画角

どうもO太郎です。

ミラーレス1眼カメラの楽しみの一つといえばレンズ選び。

カメラをやらない人からするとレンズを選ぶという事のイメージがつかないかもしれませんが、ともするとカメラ本体以上に大切とも言えるほど重要な要素がレンズです。

本題に入る前にカメラで大切なレンズはどのようにして決めるのが良いかを見ていきましょう。

▼購入するレンズの決め方自分は今ソニーEマウントのカメラを使っていますが

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オールドレンズでマクロ撮影~クローズアップフィルター~

オールドレンズでマクロ撮影~クローズアップフィルター~

どうもO太郎です。

オールドレンズを使っていると悩ましいのが最短焦点距離の長さ。

現代のレンズと比べてオールドレンズというのは、最短焦点距離が長いので寄って撮ることができないんですよね。

食事の時のテーブルフォトなどは席から立たないと撮れないのはあるあるかもしれませんね。

そんなオールドレンズを使っていてどうにか寄って撮る方法はないかと探した結果、見つけました良い商品。

それがクローズア

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Eマウント望遠レンズの比較検討

Eマウント望遠レンズの比較検討

どうもO太郎です。

普段は都市風景やスナップ写真を撮影しているんですが、手持ちのレンズが135mmの中望遠までしかないんです。

しかも135mmはオールドレンズなので風景撮影には不向き。

圧縮効果を活かした写真や展望台からの風景撮影など、新しい表現を試してみたいので望遠レンズの購入を考えています。

ということで今回は2020年11月現在のSONY Eマウント用望遠レンズから度のレンズが合っ

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MC TELE ROKKOR-PF 135mm F2.8ファーストインプレッション

MC TELE ROKKOR-PF 135mm F2.8ファーストインプレッション

こんにちはO太郎です。

leicaのレンジファインダー用の135mmf2.8が良い写りという話をどこかで聞いた記憶があったんです。

ちょうど望遠レンズが使ってみたかったんです。

mc rokkor pf58mmf1.4がオールドレンズの楽しさを教えてくれたんです。

そんなきっかけが重なって買ったのがこちらのレンズ MC ROKKOR 135mm F2.8。

購入したのは少し前の9月なんで

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