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63.「互助会に入ってるから葬儀代の心配はしなくて大丈夫」を真に受けちゃダメ~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」

前回は、貴金属・ジュエリーの生前整理についてお話しました。今回は、葬儀の互助会についてお話します。

昭和世代に絶大な人気を持つ「互助会ごじょかい」。互助会とは、

冠婚葬祭互助会とは、加入者が毎月一定額の掛金を前払金として払い込むことにより、冠婚葬祭の儀式に対するサービスが受けられるというシステムです。

一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会のホームページより

というもの。つまり毎月掛け金2,000円を10年間払って(満額240,000円)、自分や家族の万が一に備えるシステム。葬儀の積立金だと思えばわかりやすいですね。積立金とはいえ、もちろん利子はつきませんが、

私の母も、やっていました。


互助会の積立金は、「冠婚葬祭」に使えるので、葬儀だけでなく、結婚式場でも使えます。母は、私が結婚する時に使うかもしれないと思って積み立ててくれていましたが、私は結婚式をしなかったので、その存在すら知りませんでした。じゃあ、なぜ母が互助会に入っていることが分かったかというと、母が、

解約したい


と言ってきたからです。互助会は積立金なので、手数料はかかりますが、解約することもできます。まとまったお金が必要になったので、互助会を解約したいと言うので、解約手続きをして、17、8万円ほど受け取った記憶があります。(満額が24万円なので解約手数料は20~30%ほどですね)

ちなみに、第5回お葬式に関する全国調査(2022年)(鎌倉新書)の調査結果によると、葬儀費用の全国平均額は、

りそなグループ「葬儀費用の平均相場はどれくらい?知っておきたいポイントあわせて解説」より

約119万円ですから、互助会の積立金24万円程度では、到底足りません。じゃあ、足りない分は、どうするの?

ご家族が支払うことになります。


なので、

「互助会に入ってるから、葬儀代は心配しなくても大丈夫」


という親御さんの言葉を真に受けて安心してはいけません!

もし、互助会に入っているなら、

🟢どこの葬儀社の互助会に入っているのか?
🟢いくら払い終えているのか?
🟢互助会の掛け金の範囲内でまかなえる葬儀プランがあるのか?

を確認しましょう。

次回は、葬儀の戒名についてお話します。

🔷前回のおさらいをしたい方はコチラをどうぞ↓↓

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終活プロデューサー(終活P)🌻終活とは終わりを意識して生きること。池原アニー充子
終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。

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