16.【ひとりっ子の私と親の終活】87歳母、ひとまず退院しました。
私は、花が大好きなのですが、育てるのが壊滅的に苦手で、どうやっても枯らしてしまいます。上の写真は、全く世話をしない私のそばで、冬を何度も越し、自然の雨だけで生き抜いた、とても根性のあるなでしこです。今年も見事な花を咲かせてくれました。花ってすごいですね。
87歳母と86歳父とひとりっ子の私。前回までのお話はこちら。
87歳母が一旦退院するので病院に迎えに行く前に、86歳認知症の父に電話をしたけど、出ない。
ははーん。
これは、もしかして自分で自転車に乗って、母の病院に行ったかも。
病院に着いてナースステーションで、「退院のお迎えにきました」と伝えたら、病室の奥から父が歩いてきた。
やっぱり。
勝手に一人で自転車に乗って病院に来てた。
病院は、平日以外は面会できません。今日は祝日だから当然ダメなのですが、いつものことながら、一人で勝手にどんどん母の病室に行ってしまっていました。
昨日、晩御飯を食べながら、何度も、
「明日、お母さん退院するからね。私が車で迎えに行くから、お父さんは家で待っててな。」
と話してて、父も、「わかった。家で待っとくわ。」と何度も答えたにも関わらず、これです。これが認知症の日常。
まあ、いいや。
朝から仕事で、非常に忙しかったので、私も色々話す元気もないので、母を家に送り、「今日は私の家で晩御飯を食べるから、父と二人でゆっくり歩いてきてね。」と伝えて帰ってきました。
明日から2週間ほどは、母が家にいます。
また20日から再入院です。
限られた時間ですが、できるだけ母に負担をかけないように、買い物などのお手伝いをしようと思っています。
ちなみに、4月5日から5月2日までの母の入院費は、108,230円でした。
母に伝えると、「郵便貯金に10万円ほどあるから、それで払えるよ」というので、
「この請求額が、5月末と6月末とあと二回来るよ。」
と伝えたところ、母が固まりました。
これから2回も発生するこの入院費をどうやって払っていくのか、頭が痛いところです。
これまでのお話は、こちらのマガジンで読めます。