69.入院する時、連帯保証人は必要?~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」
前回は、生命保険契約照会制度についてお話しました。今回は、入院する際の連帯保証人についてお話します。
実家の母が、「調子が悪い」というので、かかりつけ医から紹介されたご近所の診療所で検査をするために付き添いました。検査結果をみて地域の基幹病院を紹介してもらい、翌日母に付き添い、一日中検査をしました。
即日入院となったため、担当医となる先生から、詳しい検査結果と治療方針を聞きました。おそらくは悪性腫瘍であろうとのこと。詳しくは来週内視鏡検査ではっきりするそうですが、入院前に、
🟩入院同意書
🟩せん妄が出た場合の処置について(体の拘束について)
🟩内視鏡手術の危険性の同意(内視鏡手術をする場合)
🟩治療についての副作用の説明同意書(稀に起こるアナフィラキシーなど)
(せん妄とは、一時的に幻覚症状などが出る意識障害のことです)
などに署名をしました。とにかく書類が多いです。腱鞘炎になりそうなほど、母と私の名前、日付を書きました。
入院同意書には、入院する本人と、その家族の名前はもちろんですが、
「連帯保証人」
を記載する欄があります。家族が連帯保証人として認められる場合もありますし、同居以外の身内、または第三者を連帯保証人として要求される場合もあります。母の入院先では、私が連帯保証人として書くことで受理されました。ご家族さんがあまりにも遠方にお住いの場合、病院がいい顔をしないこともありますが、そこは事情を説明して何とか受理してもらうようにお願いしてみてください。
ご家族がいない、頼める身内がいないという場合は、地域によっては社協(社会福祉協議会)さんが有料で入院時の連帯保証人を引き受けてくださる場合もありますし、身元保証サービスを提供している業者に委託することもできますが、当然費用がかかります。なので、
「お前には、絶対世話にならん!出ていけ!」
と啖呵を切って、息子や娘を勘当している方は、元気で話ができるうちに親子関係を修復されておかれることを強くお勧めします。
歳をとればとるほど、絶対、世話にならないといけない局面が出てきますので。
次回、延命治療の意思は、何度も確認するについてお話します。
🔷前回のおさらいをしたい方はコチラをどうぞ↓↓
このnoteは、一個ずつ実践していけば、いつの間にか自分の終活ができちゃうっていう終活やってみたnoteです。「これ分からん!」「コレ教えて!」など、コメント欄に書いていただけるとめっちゃ嬉しいです😁
🟢こちらのマガジンで過去記事読めます↓↓
🟢終活、エンディングノートについてのエピソードが知りたい方には、こちら↓↓
🟢リアル講座で手取り足取り終活を進めたい!という方は、大阪府大阪市と兵庫県西宮市でやってる月1講座をチェック↓↓