39.えっ?!連帯保証人も必要なの?!~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」
前回は、身元保証人を求められるのはなぜか?についてお話しました。今回は、さらなる保証人を求められる場合についてお話します。
入院や介護施設入所時は、身元保証人を求められるケースがほとんどなのですが、特に病院では、
連帯保証人も求められる
場合があります。連帯保証人は、医療費支払いの保証を求めるものなので、
1.別生計の人(同居人じゃない人)。
身元保証人は、身元引受人として、亡くなった際、ご遺体の引き取りをもとめるものなので、
2.同じ市町村または近隣に住んでいる人。
が条件となるケースが多いです。
えぇ?じゃあ、保証人を二人も用意しないといけないの?
ってなっちゃうと思うのですが、これは、あくまで病院側の希望です。結論から言うと、
3.連帯保証人と身元保証人は同じ人でもいい
です。ちなみに、認知症の人につく成年後見人は、被後見人の身元保証人にはなれません。
えっ?どうして?
成年後見人は、被後見人、つまりご本人の代理人です。ご本人に判断能力がない場合、ご本人に代わって判断します。もし成年後見人が身元保証人になると、
自分が、自分自身を保証する
というあり得ない状態になってしまうので、成年後見人は、身元保証人にはなれないということを覚えておいてください。もちろん、家族なら、成年後見人の役割も身元保証人の役割も同じ人が担えますよ!
なんかようわからんけど、結局、
金も身内もないし、保証人一人も用意できない私は、入院できないのっ?!
って思っていらっしゃる方、いるんじゃないでしょうか?
大丈夫。保証人いなくても、入院できます!
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