【目印を見つけるノート】1141. 今日挙げたいブックリスト
きのう、ミャンマーのサイクロン(だけではない)の記事を引用しました。あれはBBCの日本語版でしたけれど、それからCNNの英語版を見て、NASAの記事も英語で見ました。
Domesticなメディアでないのが少し残念です。
えーと、
広島でサミット開催ということがありますので、妙齢の?一般人が習ってきた「平和を願う(核兵器をなくしてほしい)」への道筋を本で繋げてみたいと思います。
私ぐらいの年齢の人が広島の原爆について触れた記憶があるのは『はだしのゲン』の漫画ではないでしょうか。漫画は図書室にも図書館にもありました。
『はだしのゲン』(中沢啓治)
『原爆の子』、『原爆の図』、『おこりじぞう』、『黒い雨』などの本・絵画もその流れで知ったと思います。
『原爆の子』
(原爆に遇った少年少女の手記)
『原爆の図』(丸木位里・丸木俊)
『おこりじぞう』(山口勇子・沼田曜一・四国五郎)
『黒い雨』(井伏鱒二)
『夏の花』(原民喜)
『ヒロシマ・ノート』(大江健三郎)
『黒い雨』は中高と読書感想文の題材にする人が多かったです。太宰の『人間失格』に次ぐぐらい。『ヒロシマ・ノート』も読んでいる人が多かったように記憶しています。
私は、「長崎のことはあまり学んでいないなあ」と思って、高校の読書感想文で『ギヤマンビードロ』を選んで書きました。
『ギヤマンビードロ』(林京子)
そこから永井隆博士を知りました。
『長崎の鐘』(永井隆)
昨年、広島の平和記念公園に行きましたが、何回目かな。いつも入ったとたんに胸がつぶれそうになります。
上に挙げた本は平和記念資料館のショップに並んでいたと思います。私はこちらを買いました。
『夕凪の街 桜の国』(こうの史代)
これらの「本」を道筋としてきた人はかつては多かったでしょう。「多かった」というのは、今は必ずしもそうでないのかな🤔と思うからです。
これらの本は、古びることはないと思いますし、古びてはいけないだろうとも思います。
もうだいぶ前になりますが、長崎で被爆者の方の証言をビデオで撮影する取り組みについて取材したことがあります。
証言する方がどんどんいなくなってしまう。後の世代に伝えるすべがなくなってしまう。そのような危機感をもっての取り組みでした。
そのような意味で、
今日挙げた本や絵たちが通して読まれ見られていなければ、さまざまな遺構が風化していて、それも知られないままスルーされてしまったら、なぜこのような記事を書いているのかも決して理解されないだろうと思うのです。
それが、ひとつの兵器にとどまらず、非人道的な戦争を止めてほしいという願いに繋がるのだということも。
理解してもらえるでしょうか。
それでは、今日の曲です。
Gary Moore『Hiroshima』
リフを弾いた記憶がうっすらと。
もうムーアさんも逝ってしまって久しいですけれど、歌詞も含めて素晴らしいと思います。
それでは、お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
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