【目印を見つけるノート】803. お話ができたら読みたい本(23)
満月ということで願い事でも書こうかなと思ったのですが、終日眠くて、すぐコテン🛌最近の眠り姫度合いは半端ありません。夏至に向けて体力を貯めているのかな。
今の短期のお仕事は今月末までとなりました。当初予定が5月20日まででしたので、1カ月以上延長していただくことになります。
ありがたいです🙏の一言に尽きます。
おかげさまで、行き帰りのお散歩も回数を重ねることができました。
さて、本ですね……本。
えーと、何かこうこのシリーズを高邁󠄀に受け取られているフシがあるような、ないような。ないですよね😅
「読み甲斐がありそうだな」と思う本を読みたいと思ってつらつらと書いているだけなのです。ブラッドベリの『華氏451℃』のように本という存在が燃やされることもなく、黒く塗り潰しもされない、何を読んでも自由なこの場所で、「何が読みたいかな~」というウィッシュリストなのです。
本は好きですが、自分を読書家だと思ったことは生まれてこの方、見事に一度もありません。小学4年の時にも担任の先生に「文学少女」と言われて「えー😅」と困っていたのを思い出します。
そのような感じですので、ご了承いただけますと幸いです。
今日の1冊ではなく、6冊。
『清水義範パスティーシュ100』1~6(ちくま文庫)
清水義範さんの短編にはずっと楽しませてもらっていました。電車で読んでいて、
プッ∵・(゚ε゚ )と吹き出したのも1度や2度ではありません。1度目は、官能小説が文字化けしたら……というお話でした。思い出したらまた笑えました。一粒で何度も美味しい。いずれにしても、不気味な乗客にして下さってありがとうございます。
難しくなく、抱腹絶倒というと私はこの方をまず思い出します。
そして、それだけではない。
この方の短編(と長編のいくつか)で採られている手法です。他の文体や形を採用するのです。それがパスティーシュ(模倣)と言われる、清水さんの短編の大きな特徴です。
わかりやすく? はい。
『商道をゆく』というお話があります。これは司馬遼太郎さんの『街道をゆく』のもじりですね。お話は確か、寝具メーカーの社員の方が、社史を書いたらこうなったという内容。その文体が司馬遼太郎さんなのです。社史自体もたっぷり皮肉が効いていて、笑えます。
そう、笑えるお話でなおかつ、文体や構成に仕掛けがあるのです。舌を巻いていました。文体がどうのこうのの前に、それだけ変幻自在に使えるということに。
私は、まだ上手ではないですが、小説の登場人物にその土地の言葉を使ってもらうようにしています。
そう決めたきっかけは清水さんの『どえりゃあ婿さ』と津本陽さんの『下天は夢か』です。あら、どちらも尾張(名古屋)弁だみゃあ。
ですので、影響を受けていると言っても過言ではないです。
そのような意味で、未読も多いこの自選短編集を読みたいです……と書きつつ、自分の企画もちょっとパロディ気味だと思うのでした。真面目に書いていますけれど😅
そういえば、コミックスは違うかもしれませんが、読んで大笑いできる本って最近あまり聞かないように思いますが、いかがでしょう。
ちなみに清水さんの著作は短編だけでなく長編もありますし、SFやファンタジーのシリーズも刊行されていますので、申し添えます。
ああ、今日もそこそこ書いてしまった。定例の更新もあるのに🙍
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
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