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#0131 冷凍食品の革命!冷凍チャーハン!

おはようございます。
今日はみんな大好き「冷凍チャーハン」の話題です!

私は大学生の頃、天下一品でホールから焼き場・麺場まで経験してきたので、チャーハン作りには自信があるつもりですが、野菜を刻んだりするのが面倒なので、リモートワークの時の昼食などでよく冷凍食品を使っています。

一昨日、リモートワークを行ったときも冷凍チャーハンを食らったわけですが、チャーハンに限らず冷凍技術の向上で冷凍食品の味の向上は著しいものを感じます。

子供の保育園の小遠足などでお弁当の用意をする際も、冷凍食品(グラタンなど)をよく使っています。(正直、少し罪悪感があるので一部のおかずに限定するようにしています)

風呂上がりにスマホをいじってたら、ちょっと冷凍食品のことが気になって色々面白いネタが出ていたので、まとめてシェアしたいと思います。

ちなみに『ザ・フード』というドキュメンタリーおススメです。私の大好きなカーネルサンダースも出てきますし、冷凍食品を初めて開発した男も取り上げられていますので是非!

○ニチレイの「本格炒め炒飯」がギネス記録を更新

ニチレイの冷凍チャーハンが一年間で売上高が150億円を突破したそうです。 ギネス認定の詳細は正直よく分かりませんが、ニチレイの冷凍チャーハンは2001年の販売以来冷凍チャーハン市場でトップを走り続けています。

冷凍チャーハンは本格的なパラパラチャーハンの味を瞬間冷凍しているので、とても美味しいです。

また、チャーハンのほかにも冷凍うどんも美味しいです。生めんのうどんよりもコシがあるのでは?と思ってしまうこともしばしば。すき焼きなどの締めで使うのもアリです。

また冷凍に限らずクオリティが高いと思うのはセブンプレミアムです。 コンビニ価格でお惣菜としては少し高い値段ですが、なかなかのクオリティです(これもリモートの日に使っています)。

保存・冷凍技術が向上していることで、本格的な味が手軽に家で味わえるようになってきています。

ニチレイフーズ(東京都中央区)の「本格炒め炒飯(チャーハン)」が、「最大の冷凍チャーハンブランド」としてギネス世界記録に認定された。2023年の売上高が150億円を突破し、世界で最も売れた。認定は21年以来2回目。「本格炒め炒飯」(450グラム入り、オープン価格)は、国内初の「炒める」工程を取り入れた冷凍チャーハンとして01年に発売された。プロの料理人が炒める工程を再現したという高温の「3段階炒め」で、ぱらっとした食感に仕上げ、ゴロゴロと入る自家製焼き豚の風味が特徴。多くのメーカーが競争を繰り広げる冷凍チャーハン市場で、発売以来、23年連続で売り上げ首位を守り続けている。 23年4月に工場を福岡県に新設し、既存の船橋工場(千葉県)と2拠点で生産体制を強化した。原料の鶏卵の供給不足により、一時的に生産調整したが、年後半には回復。売り上げを伸ばし、再びギネスの栄冠に輝いた。

ニチレイ「本格炒め炒飯」年間売り上げ150億円でギネス認定(毎日新聞:2024年5月8日)

○プロの技を家庭に!

2001年の発売以来、ニチレイは「本格炒め炒飯」で、「炒める」という工程を冷凍食品に初めて取り入れることに成功しました。

この「3段階炒め」プロセスは、高温で素早く炒めることで、食材の味を閉じ込め、パラパラとした食感を実現しています。その結果、自家製焼き豚の豊かな風味が際立つ製品が完成しました。

https://www.nichireifoods.co.jp/brand/honkakuitame/sugoi/

ニチレイフーズ「本格炒め炒飯」HPより

○冷凍技術の進化

冷凍技術の進化により、味の質、栄養価、利便性が大幅に向上していることを実感します。

私が子供のころは冷凍食品というとネガティブな印象がありましたが、いまは時短にもなるうえに、メーカーが安全性に加えて、プロの味を家庭に!とまで意気込んで開発をしているので、東京オリンピックの際に冷凍ギョウザが海外の方々に絶賛されたのもうなずけます。

ネットサーフィンしているなかで、リサーチした冷凍技術についてまとめてみました。

1. 急速冷凍技術の進歩

急速冷凍技術は、食品を非常に速い速度で凍らせる方法です。
この技術の最大の利点は、食品内部に大きな氷晶が形成されるのを防ぎ、組織の損傷を最小限に抑えることです。
これにより、食感や風味が良く、新鮮な状態に保たれます。
ニチレイの「本格炒め炒飯」のように、急速冷凍された冷凍チャーハンは、パラパラとした食感が特徴ですが、これは急速冷凍技術の成果の一例です。

農林水産省HPより

2. 冷凍保存技術の最適化

保存温度やパッケージ技術の向上により、適温で一貫して保存され、鮮度が長期間維持されると同時に、食品安全におけるリスクが低減されます。また、パッケージは空気を遮断し、食品の酸化や冷凍焼けを防ぎます。これにより、冷凍食品はその栄養価を長期間保つことができます。

3. 環境に優しい冷凍技術

従来の冷凍技術と比較して、IoT技術と絡めながら冷凍サイクルを効率的に管理し、エネルギー消費を削減しているそうです。

○漁師さんの所得向上にも使えるのでは

と思い、調べてみると羽田市場さんなどで既に取り入れられているそうです。

漁業権が既得権になっているなど色々言われますが、こうした技術を使って命がけで漁をしている漁師さんたちの所得向上にも活用できるのではと思いました。

1. 高い鮮度の維持

急速冷凍技術は、水揚げ直後の魚を素早く凍らせることが可能。このプロセスで形成される微小な氷晶は、魚の細胞構造を維持し、解凍時に「生」に近い状態での食感と風味を保持することができます。これにより、消費地においてもまるで釣りたてのような新鮮な魚を提供できます。

2. 遠隔地への輸送

釧路から東京や他の大都市へと、品質を落とすことなく安全に輸送することが可能。高い品質を維持できるため、高単価での市場販売が現実的になります。

3. 経済的利益

急速冷凍技術によって高品質が保証されるため、生鮮品としての価値が高まり、生産者にとって有利な価格設定が可能。また、廃棄率の低下にも繋がり、経済的な損失を減らすことができます。

4. 消費者へのメリット

地域にとらわれることなく全国各地の新鮮な魚介類を食べることができるというメリットがあります。また、急速冷凍により保存期間が延びるため、食品の購入から消費までの時間に余裕が生まれ、食生活の選択肢が広がります。

このように、急速冷凍技術は漁業における多くの段階で革新的な改善をもたらし、鮮魚の品質と価値を高め、食品流通の新たな標準を築くことが期待されています。

羽田市場さん、本当に素晴らしい!

ネットサーフィンしていて、日常的に使っている冷凍食品は凄い技術なんだなと改めて勉強になりました!

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釧路人おだわら
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