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週刊AI神絵師

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進化の速いAI画像生成についての話題を記録すべく、優良な生成AIに関する記事をバインダーさせていただいております。2022年10月より前の基礎知識は拙書「AIとコラボして神絵師に…
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2023年5月の記事一覧

AIを利用したイラスト作成 ControlNet1.1のAI着色が使い物になった

 こんにちは。一般イラストレーターです。ControlNet1.1でLineartが実装され、AI着色の精度が1.0から大きく向上し、ある程度使い物になるレベルになっています。私もここのところAI着色を使用したイラストを7枚ほど作成してみたのですが、いずれも細部修正を施した上で3~4時間で1枚描けてしまいました。手描きと比べて作業時間は半分程度なので、これはかなり驚異的と言えます。  なので「AI着色が良い感じになったしnoteのネタにすっぺ」と思い、note用の何か良い感

結局コピー機学習ってなんなの?

コピー機という言葉がひとり歩きしている気がするので、ふわっとした理解の人間がふわっとした表現で書きます。 嘘を書くつもりはないですが、正確性を欠く可能性はあるので、大目に見てください。 通常のLoRAにおける"差分"胸のサイズを小さくするLoRAを作成すると仮定する。 この場合、「胸のサイズが小さい絵」を素材として用意して学習させることになる。 よくあるパターンとして、キャラクターのみを切り抜いて背景を白にした素材を用意したとする。 キャプショニング(タグ付け)は「1gir

Anything-v5.0でAIイラストを30枚作成してみた(Google Colab)

SafetensorsファイルをPythonで取り扱う方法がわかりましたので、今回はAnything-v5.0でAIイラストを30枚作成してみました。 今回のモデルは、ここを利用しています。 今回のコード配下です。下記を実行するときには、Google ColabのGPUのタイプは以下にしてください。 promptは、お好みで変えてください。 !pip install torch!pip install --upgrade diffusers transformers

そのプロンプト長くない?【HowTo】

ChatGPTさんとかに作ってもらったプロンプトにありがちなこと。 やたらと長いプロンプトだけど、どのワードがどのベクトルを持っているかいまいちわからない。 でも、結果がキレイだからまぁいいか。ってパターン。 ありますよね!?(私にはそれしかないです。) そのプロンプトワードの有無によって全体にどういう影響出ているかわからないと、弄りようもなくって悶々としたり、総当たりで強度調整とか外してみたりとかやったことありませんか?(あります。) ということで、各プロンプトワード

簡単に Stable Diffusion のモデルを試せる Google Colab の使い方ガイド (Ver2)

 こんにちはこんばんは、teftef です。今回は Colab で動かす Stable Diffusion Ver2 の使い方についてです。  Stable diffusion の WebUI がGoogle Colab 上で警告が出るようになったため、 Diffusers 実装です。今回は大幅なアップデートとなっています。 前回の Version では Diffusers が用意した PipeLine を用いた画像生成なのですが、今回はほぼすべての モデルに対応した形となり

CLIP Text Deprojectorを使って画像生成してみる ~データ増強~

前回、CLIP Text Deprojectorというものを作ったという記事を書きましたが、今回はそれをデータ増強(data augmentation)を用いて改良したという記事です。 前回の記事 他のStable Diffusionの関連記事 Layered Diffusion Pipelineを使うためのリンク集 ライブラリの入手先と使用法(英語) : Githubリポジトリ 日本語での使用方法の解説 : Noteの記事 前回の問題点前回、CLIP Text

AIでアニメキャラの実写版その1

アニメから実写へ? AI作画はアニメ系がこれまで盛り上がっていました。2月くらいから実写系のモデル、特に日本人(アジア人)をかわいく出せるモデルが出てきたんですよね。 そこで、この実写系モデルでアニメキャラを実写化するというのをやってみました。 私が運営している萌えキャラ(当然アニメ絵)である渚の妖精ぎばさちゃんを今話題のAI作画モデルであるBRA(Beautiful Realistic Asian)で作画するとこんな感じに! 元絵はこれです。 実写にすると! これ

【StepByStep1枚目】低スぺPCでもStableDiffusionでお絵描きを楽しんじゃおう!

実際私がどんな風にイラストを作っているかStepByStepで実践していこうと思います。 最終的にはこのnoteの扉絵ができあがります。 同じものが作ってみたい方は各自ModelやLoRAなど同じのをダウンロードしてもらえればできるかと思います。 VRAM足りない人用の設定やポイントなど、準備編でまとめているのでよかったらこちらも見てってください。 基本のt2i-大まかなところを決める🧁設定とか説明とか 🏁Model・VAE anything-v3-fp16-prun

【準備編】低スぺPCでもStableDiffusionでAIお絵描きを楽しんじゃおう!(NVIDIA GeForce GTX1650 VRAM4GB)

がっつりAIお絵描きにハマってしまいました。。。 GoogleColabが使えなくなり、お金のない私は最低スペックのローカル環境で使うことを余儀なくされました、が結構楽しめてるのでみんなもやってみよう、というお話。 子供のフォートナイト用に購入した最低限のスペックのゲーミングノートPCで私なりのAIお絵描きの楽しみ方を伝えたいと思います。 PCのスペックが低いので超高画質高解像度の作品は作れませんが、十分に満足のいく素敵なイラストは生成できるので、低スぺPCの皆様もがんば

【プロンプト公開】コスカタログ50選

いつもご覧いただきありがとうございます。 画像記載のプロンプトはあくまでも一例です。 「ここ違うよ!」「ここはこうならないのかな?」「もしかしてあれ出来るのかな?」 こんな考えや疑問が湧いた場合には、是非一度プロンプトや手法の改良にチャレンジしてみてください。 プロンプトの詳しい使い方はブルペンさんのこちらの記事をご覧ください。 DLファイルは最下部にあります。 ※各セクションは単なる記号表記であり、意味はありません 1.MA 2. GO 3. CL 4.SA

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生成AIについて「metiってきた」記録 - AI画像生成の規制議論で見落とされている基本中の基本と #イ反社 +最新の衆議院での審議について

‪経産省(METI)さんの某課におよばれして、2時間ぐらい濃縮意見交流会してきました。‬ちなみに背広を着ようかと思ったのですが「え、白井さんがそんなこと言うなんて大人になったんですね」的なことを言われたのでやめました。 なんかマウントポジションとりみたいなツイート&インスタ投稿だけして終わるのもどうかと思うので、喋ったことと個人的な主観をまとめておきます。 というのもこういうの、あとで「こいつ組織を代表して?こんなこと言ってやがるぜ」とか、ひどい例だと陰謀論とかロビイストと

漫画家イエナガの複雑社会を超定義 - もはや創造主?ジェネレーティブAIがマジやばい!を観るよ

初回放送日: 2023年5月12日23:15~23:30とのことで、ぜひ予約して&リアタイで視聴していただけると嬉しいです。 「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」とは?俳優・町田啓太が複雑な社会事象を解説 斬新な映像とマンガを使ったエンタメ教養番組 予告動画↓ しらいはかせは監修&インタビューで参加させていただきましたが、収録から3か月経ってます…その間の生成AIの世界の進歩を考えると… ある意味「やべー番組」かもしれないので 黒歴史にならないことを祈るばかりです・・・

NVIDIAの生成AI研究 #SIGGRAPH2023

東工大時代に指導させていただいて渡米→現在NVIDIAにいる研究者Koki Naganoが、3D lifting ですごいの作った…SIGGRAPHで見に行きたい AKに紹介されてる…これはプロの驚き屋さんが驚くやつだ…。 そもそも次のSIGGRAPH2023、NVIDIAだけで19件も論文採択されている…! せっかくなので公式ブログの翻訳をおおくりします。 最新のNVIDIAグラフィックス研究が、ジェネレーティブAIの次のフロンティアを前進させるNVIDIAは、1年で

「Regional Prompter」のプロンプトによる領域指定機能で、水着や眼鏡を塗り分けてみた。

 範囲を指定してプロンプトを適用するエクステンション「Regional Prompter」。  こちらに「プロンプトを利用して領域指定する」機能が追加されたので試してみました。 sd-webui-regional-prompter https://github.com/hako-mikan/sd-webui-regional-prompter/blob/main/README.JP.md  使い方はReadmeに書いてあるので、そちらを読めば基本的なことは把握できるはず。