白菜50個分!義実家でのキムチ作り
韓国では毎年11〜12月になると、家族総出で越冬用のキムチを作る“キムジャン”を行う家庭が多いと言われますが、実際のところはどうでしょうか?
私の周りでは「キムチは買って食べている」という話をよく聞きます。他に「親や義母が作ったものをもらっている」という人もいれば、家族総出で大量に作るのではなく「自分の家で食べきれる分だけを作っている」という人もいますね。
わが家の場合は夫の実家が農家なので、家族総出で、白菜を収穫するところからキムチ作りが始まります。今年作ったのは배추김치(白菜キムチ)と총각감치(ミニ大根のキムチ)でした。詳しくは音声配信でお話ししていますが、ひとつお伝えしきれなかったことがあるので、ここに記したいと思います。それは、キムジャンでよく使う韓国語表現について。
☆白菜は1개(1個)ではなく、1포기(1株)
☆キムチを漬ける/김치를 담그다
☆白菜を塩漬けにする/배추를 절이다
☆千切りする/채를 썰다(채썰다と言うことも)
☆材料を下ごしらえする/재료를 손질하다
☆材料を混ぜ合わせる、和える/재료를 버무리다
☆塩加減をみる、味見する/간을 보다(맛을 보다と言うことも)
☆白菜に薬味をつける/배추에 양념을 묻히다
それから、最近図書館でキムチ作りに関する絵本(日本語翻訳版)を見つけたので、5歳の息子と一緒に読んでみました。彼はページをめくりながらおばあちゃんの家でのキムジャンを思い出したのか、「くさかった」とひと言(笑)。5歳児には大量のニンニクの匂いが耐えがたかったようです。
2日間にわたるキムチ作りはとても疲れる大仕事ですが、できたてのキムチと茹でた豚肉を一緒にいただくのは最高のご馳走です。
▼音声配信はこちら
《番組内容》
韓国に移住後、毎年冬に必ずするようになったこと。それはキムジャン(キムチ作り)。農家である義実家のキムジャンは畑での収穫から始まります。去年は全身筋肉痛になったキムチ作り。今年はいかに?!/2023.12.05収録
★ヤンニョムを両手で混ぜる様子はYouTubeのショート動画をご覧ください
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