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2019年7月の記事一覧

実践レポート:紫陽花の挿し木

世間的には好まれないけれど、気に入っているものごとの一つに梅雨がある。あとは幼虫とか、大雪とか。 雨が降るとご近所の庭が生き生きと輝き始めるのを感じる。 残念ながら我が家に庭はないけれど、こんなに湿度が高い中でベランダのミニトマトは水不足ですみたいな様子でシュンとしていて、実はどんどん甘く熟し、ついにかわいくて食べられなくなってしまった。 毎日ひどい雨ですが、皆さんいかがお過ごしですか。 お久しぶりです、JUNERAYです。 今回は飲み物ではなく、植物のはなしをします。

音楽が都市に多様性を実装する:ロンドン市、国連が頼る異能コンサル集団Sound Diplomacyインタビュー

2018年12月15日に開催された「新しい音楽の学校 Vol.00」。本校開校に先駆けたプレイベントとして実施されたカンファレンスには、ぼくのりりっくぼうよみ、いきものがかり・水野良樹も参加し、いま求められる「新しいプロフェッショナル」について激論が交わされた。 そのなかでひときわオーディエンスの興味をかきたてたのはヨーロッパを拠点とし、「音楽都市」を標榜するコンサルティングファームのSound Diplomacyだ。同社は音楽業界での知見を元に、国や都市をコンサルティング

「どんなデザインがいい?」 激論! KICK OFF ミーティングレポート

「もっとシンプルでオシャレなデザインが欲しい!」 「情報はひとめで伝わるようなものがいい!」 「男性でも気負わずに買えるようなデザインにして欲しい!」 「いや、お姫様みたいに可愛いやつが欲しい!」 生理用品のパッケージを一新する #NoBagForMe のプロジェクトを発表したところ、本当にたくさんの、そして様々な声が届いてきました。方向性は多岐にわたり、それぞれが抱える悩みも違います。 ですが、お店の棚は限られていますし、いきなり多種多様なデザインを販売することは難しい

デジタル写真を演出するために 〜エディットの心構え~

こんにちは、むらい(@MRIPhoto)です。かなり久しぶりの更新になります…… みなさん、デジタル写真の編集ってされてますか? LightroomなどでがっつりRAW現像される方もいれば、撮って出しのjpegをVSCOなどのフィルターで簡単にエディットするという方もいることでしょう。 ぼくは普段、iPadのLightroomでエディットする事が多いのですが、デジタル写真のエディットというのはなんにせよ奥が深いです。ある程度自分なりのやり方や心構えを持っておかないと、すぐ

"むしる"という名の『プルドポーク』。BBQの次世代ブームになるかも

「さあどうぞ、近くで見てください」。 巨体を揺らし、オーナーが持ってきたのは真っ黒な塊だった。 正直、さすがに焼きすぎではと思ったが、これくらいがちょうど良いらしい。むしろ「この焦げ目が香ばしいし、味が濃くて後をひく。僕はこの部分が一番好きなんです」。 1つ2㎏はある肉塊に「ベアクロウ」と呼ばれる専用フォークを突き刺す。 左右に一気に引きちぎると、ほろほろとやわらかそうな肉が見えてきた。 このワイルド感は見ているだけでテンションが上がる。 ベアクロウに挟まる肉をそぎ落

赤い実と夢

「トマトば、食べていかんね」 青々としたビニールハウスに、招かれる。 赤い実をちぎっては、かぶりつく。 汗がふきだす暑さのなか、山奥の道で出会ったおばあちゃん。 自転車で走ってきたわたしたちに、とても驚いていた。 阿蘇で自転車に乗ろうと、遠方から集まった仲間たち。 はじめましてでも、サドルにまたがれば、もう友だち。 彼らは、平地をびゅんびゅん走り、坂をぐんぐん登る。 わたしはついていけず、彼らを待たせてしまう。 雨に降られたり、泥に埋まったり、パンクしたり。 目の回

じいちゃん on ハイエース

「みんなでじいちゃんを温泉に連れていこう。」 父が珍しく提案してきた。 医者には止められたけど、最後の思い出にと半ば強引に他県の温泉に行くことにした。 「楽しみだ」 会う度、いつもじいちゃんは言っていた。 じいちゃんは旅行が好きな人だった。しょっちゅうばあちゃんと二人で旅行に行っていた。でも、ばあちゃんが亡くなってからはめっきりだった。 2月の半ば、冬晴れの土曜日。 ハイエースを借りてじいちゃんと、いとこ達みんなで温泉に向かった。 途中、じいちゃんは孫たちから沢山のお菓

明日、この街で

いつもより遅い春が幸いし、5月だというのに桜が満開だった。 「桜も温泉も同時に楽しめてラッキー」 はしゃぐ妹をみて、母が微笑む。 初めての母子3人の旅先は、山間の小さな温泉地。宿について早々、私たちは散策にでかけた。 街の中心に清流、その脇に桜並木。 半袖シャツではまだ寒く、足湯をみつけて早速つかる。 「旅館の夕飯も楽しみだね。ここは海も山も近いから食べ物が美味しいでしょう?」 母の問いかけに、「うん」とだけ答える。 お湯に浮かんだ花びらを弄びながら、私は付け

香川と、うどんと、ひとり旅

昔、青春18切符でうどんを食べに香川へ行った。 駅員さんが懇切丁寧に道順を教えてくれて、知識のない貧乏学生の私には仏様のように映った。 東京から香川への道のりの、あまりの長さに 「なんで私、香川にしたんだろう。大阪だったら、もう着いたのに」 とこの旅をもっぱら否定するような感情がつどつど湧いた。 私には、一度思いついたら大童に、猪突猛進する悪癖があった。 到着したのは夜の8時ごろ。 どこの店も閉まっている中、唯一口にできたのがカレーうどんだった。 香川に到着し、初めて口

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美瑛

Fリーグ女子サポーター会議~私たちがフットサルに貢献できること~

こんにちは! 復帰第1回目の記事は「Fリーグ女子サポーター会議」と題して僕が聞き手になり、サポーター女性3人でFリーグの楽しみ方や競技フットサルの魅力を語ってもらいました。 最初は僕を含めて男性2人、女性2人とバランスを取ろうと思ったのですが、すでに同じ企画がありそうなので、思い切って女性3人に声をかけてみました。3人にはご協力頂いて、本当にありがとうございます。 記事がきっかけで、Fリーグなど競技フットサルを観に行ってみようという方が、1人でも増えたら嬉しく思います。

objcts.io オリジナルの壁紙を作成。 プロダクトの”らしさ”を表現するために、グラフィックデザイナーと考えたこと

今回のnoteでお伝えするのは、objcts.ioがデザイナーとコラボレーションし、制作したオリジナルのWallpaperについて。 objcts.ioのブランドイメージやプロダクトを起点に、それらをデザイナーの方に解釈してもらうことを通して、日常で使用するデバイスの壁紙を制作しました。 初回はグラフィックデザイナーの小野花織さんとのコラボレーション。バックパックの印象をミニマルでスタイリッシュなグラフィックに落とし込んでいただきました。 日常的に触れるものと、それらの

「家に住む」ということ

家に住む上で大切なのは「気づくこと」なんだ、ということに気づけたのは、久しぶりに富山で暮らすようになったのと、結婚したのと、シェアハウスを始めたからだと思う。 昨年富山暮らしを再開し、今年入籍して別居婚を始めた。それと同時に、東京で友人とシェアハウスも始めた。 イマドキの言葉でいうと「多拠点居住」とか「3拠点生活」とかいう表現になるので、自己紹介の時はそれを使っている。 どれも自分の家でありながら、どれも自分の家ではない感覚が非常に面白い。今は3分の1ずつ富山(祖母宅)と

ファンじゃない人にこそ見てほしい嵐のコンサートDVD3選

突然ですが、嵐のライブを見たことはありますか? 役者として誰かを演じたり、MCとして番組を回したり、早押しデスマッチやったり大型ゲームしたりババ抜きしたりしていますが、彼らの本職はアイドルです。ステージで歌って踊るのです。 ですが彼らのライブはファンクラブに入っていてもなかなかチケットがとれないことで有名。ファンクラブに入るほどじゃないけど嵐は好き、でもライブには行けない、でも気になる…なんて方、実はいるのではないでしょうか?てか、いますよね??(圧) そういうわけで(