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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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「4時ですよ~だ」始まる  吉本マーケティング概論(仮)破壊的イノベーションの110年(20)

ブレイクの兆し 2丁目劇場のオープンの少し前に、上方漫才大賞の新人奨励賞も受賞した。新人賞は松竹芸能のパート2だった。舞台に登場して「今日のお越しを、ありがとう(あ、よいしょ)〜 岩おこし(あ、そりゃ)〜 粟おこし(あ、どっこい)〜 ようお越し(何のこっちゃ) パート2、4コマ漫才!」という歌と踊りで始まり、オクラホマ・ミキサーを口ずさんでブリッジにしてショートコントを次々展開していくコンビだった。 このときのダウンタウン二人の反応も、僕自身がどう思ったかも全く覚えていない

なぜ経営者の発信は「note」が最適なのか?

長文のコンテンツを発信するなら、自社のサイトやブログを使う手もあります。でも僕は、やはり「note」をオススメします。 企業の発信こそnoteを使うことがベストだと思っているのですが、その理由をいくつかご紹介します。 読みやすい&書きやすいまずシンプルに「読みやすい&書きやすい」ということです。 noteのデザインはとてもスッキリしています。フォントや行間なども読みやすく調整されており、ブラウザからもスマホからもすいすい読むことができます。煩わしい広告も入りません。クリ

企業が発信する文章は、誰も読まない

と、いきなり吊りタイトルですみません。 なのですが、「文章を読んでほしい!」と思うのであれば「そもそも文章なんて誰も読まない!」という前提に立つことは、けっこう重要なことだと思っています。 そんな話をします。 「誰も読んでくれない」を前提にする僕が出版の世界からビジネスの世界に出てみてちょっとだけ驚いたのは、多くの人が「読んでくれる」という前提で情報発信しているということでした。 プレスリリースだったり、社員インタビューだったり、社長とタレントとの謎の対談だったり……

雑誌衰退の原因はインターネットだけ? 1990年代の雑誌部数を振り返る

雑誌衰退の理由としてインターネットの登場が挙げられることがよくあります。私も概ねそうだとは思うのですが、あまりにも納得性の高い答えだけに、他の要素を見落としているかも知れません。 というのも、私は1990年代後半に更新していた個人ホームページ(「IBMホームページビルダー」が懐かしい)のなかで、女性週刊誌が80年代をピークにすでに衰退期に入っており、理由は何なのか? 男性週刊誌にもこの流れが来るのではないか? という文章を書いていた記憶があるからです。 女性週刊誌のピークは

日本の「営業」と欧米の「Sales」はイコールではない、という“前提”の理解なしに、B2Bマーケティングや営業支援はできない。

日本の「営業」と欧米の「Sales」はイコールではない。 外資経験のある人なら構造的に理解をされてるかもしれないが、欧米ではそれぞれの role (職種)がはっきりと別れていて、分業化されている。 最も大きな違いは、例えば日本における「営業」は、客を獲得すると、その客を長きに渡って担当として対応する。一方で欧米における「Sales」は、新規の客を獲得するとそこまでで、customer 化したあとは別の role が顧客対応する。 このあたりは日本企業が外資との取引を考慮

Googleの統括部長とByteDanceの副社長を経験した手塚が、次のキャリアにHOKUTOを選んだ理由 | 入社インタビュー

はじめに2024年6月、TikTokを運営するByteDance株式会社の副社長だった手塚が弊社ジョインしました。 現在VP Of Salesとして事業開発・セールスチームをリードする手塚に、これまでのキャリアやHOKUTOへの入社理由、今後の展望などについて伺いました。 グローバル企業でのキャリア——これまでのキャリアについて簡単に教えてください。 手塚:ファーストキャリアはメーカーで、その後は米系広告代理店のLeo Burnettに5年ぐらいいました。 国際的な環境か

目指すはスタートアップマーケター版「トキワ荘」。完全招待制コミュニティー「GrowthHub」始動。

事業成長をリードするマーケターを輩出していきたい──そんな想いのもと、マーケターとして事業成長に向き合ってきた山代真啓と大前宏輔の2人が共同発起人となり、新たな完全招待制コミュニティを立ち上げました。その名も「Growth Hub」。 プレイブックがない環境でも事業をグロースさせるノウハウやマインドを伝えるべく、半年間で合計7つのセッションを開催。また、スタートアップでグロースを担う、35歳以下の若手マーケターたちが交流できる場も用意します。 「ロールモデルとなる存在がい

停滞期を乗り越えたFULL KAITEN流ABMの現在地

はじめまして。フルカイテン株式会社にてマーケ・インサイドセールス領域のマネージャーをしている岸良と申します。本日はABM(account based marketing)を推進して4年目になる弊社の現在地を共有できればと思います。 弊社事業は小売業特化(Vertical)×中堅・大手企業向けという特徴があり、決して多くはないターゲット企業からどうやって売上を最大化していくのかが重要となります。 以下のような方向けに弊社が直面した課題や現在の取組みをご紹介いたします。何か一つ

ノンデザイナーが挑む!画像生成AI×効果予測AIを活用した広告クリエイティブデザインコンテストを社内で実施してみたよ #イベントレポ

広告クリエイティブのデザインにおいて、画像生成AIの導入が本格化する昨今。 特にキュービックも扱う「インターネット広告」は、多種多様でリアルタイム性のある配信が可能。多くのデザインパターンが求められることもあり、生成AIの活用ニーズがより一層高まっています。 そこで2024年6月28日、キュービックの生成AI活用をさらに加速させるべく『画像生成AI×効果予測AIを活用した広告クリエイティブデザインコンテスト(以下「AI活用広告クリエイティブコンテスト」)』を社内開催!

「誰でもできる」を高める

vol.113 最近、プレジデントオンラインの【なぜマックのハンバーガーは世界一売れるのか…サイゼリヤが「おいしい」以上に「いつも同じ」にこだわる理由】を読んで、企業価値を高めていくためのヒントを得ることができました。 〈PRESIDENT Online / 2024年6月10日〉 サイゼリヤでは、例えば「パスタをクルクルッと巻いたオシャレな盛り付け」を良しとしないそうです。 そうそう、こんな感じのイメージですね。 …でも、オシャレな盛り付けの方が良いと思うのですが

DR.VAPE 公式サイトへのトラフィックが5倍以上!キュービックが誇るエディトリアル部隊がブランドの価値観を生かしつつ、SEO記事で売上を伸ばす

キュービックが、株式会社ロックビル様のSEO集客支援の取り組みを任せていただいて1年になります。今回は、ロックビルの社長執行役員、岡村太郎(おかむら・たろう)さんをお迎えし、実際に記事の制作を担当した金子(かねこ)と対談を行いました。 SEOの専門知識を持ちつつ、ブランドを毀損しない記事を書ける外部のプロフェッショナル集団を探していた 金子:1年近くお取り組みを続けさせていただき、大変うれしく思います。 キュービックにお問い合わせされる前は、どんな課題を抱えていたのでしょ

【バナー広告】少しの工夫でCTR改善!? やってみたいバナー派生事例5選

こんにちは!B-SOKU広報チームです。 突然ですが、日々のバナー広告制作や広告運用で、こんなお悩みありませんか? 「バナーを作ったのはいいけれど、なかなか効果が出ない…」 「でもまたイチから別のバナーを作る時間も、訴求を考える手間も、お金も惜しい……」 「効果が出ないからといって、せっかく作ったバナーをお蔵入りさせるのはもったいない……」 そんなお悩みをお持ちの方々にぜひ試していただきたい、「既存バナーに少し手を加えただけで効果が改善した、実際のバナー事例」を、難易

B2BとB2Cのマーケティング、何が同じか違うか議論

B2BとB2Cのマーケティング、違うところと同じ所まえがき まあよく言われる話ですが、B2Bを本業として(大昔にB2Cも少しかじったこともあ)るワタクシが語りたいなー、などと思い書き連ねます。 特に2C界隈で著名な方が2Bにも進出されてきてるので、そのあたりの期待値コントロールも含めて、2Bな方に「2Cの話の使いドコロ」とか「彼らが知らないこと」の整理をできればな、と。 いやあ色んな人から怒られるかもw あ、扉絵はAIで生成してもらいました。楽ですなー。 B2BとB2

スタートアップひとり広報が気をつけたい5つの注意点

こんにちは、MAIです。いつもカナダ生活の話が多いですが、今日はリクエストをいただいたので、スタートアップの広報PR支援を行う中で、よくお話する内容について、まとめてみたいと思います。 アーリーフェーズのスタートアップでは、広報部門が存在しなかったり、何もない状態から広報チームの立ち上げが必要だったりすることも少なくありません。また、リソースが限られるスタートアップにおいては、ひとりで複数の役割を担うことも多々あります。 本記事では、様々なフェーズのスタートアップのマーケ