マガジンのカバー画像

#スタートアップ 記事まとめ

1,655
スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
運営しているクリエイター

#起業

スタートアップによるM&A戦略・VCから見た論点

2024年11月15日配信の「GCP HOUSE」で語った『スタートアップにおけるロールアップモデル』の中で言及した、私自身のX投稿の内容をまとめたnoteです。 スタートアップによるM&A戦略 類型 3選①ロールアップ(水平型M&A) 同種同業の買収。特に小規模企業を連続的に買収する戦略をロールアップと呼ぶ。 例:アミューズメント施設や医療施設のロールアップ(GENDA、シーユーシー) ②ボルトオン(補完型M&A) 既存の主力事業を補完・強化する目的で実施する買収戦略

起業失敗の経験を経た私が、新規事業リーダーになるまで

こんにちは。2024年の春にメドレーに入社し、現在は新規事業を担当している前田です。 導入から重い話になってしまいますが、私がメドレーに入ったのは、起業が失敗に終わったことがきっかけになります。起業の失敗は個人的に人生で1番と言っても過言ではないくらい辛く悔しい経験でした。 そんな状況から、私がメドレーに入社を決めた理由や、今はどんなことをしているのかなどを書いていきたいと思います。誰かがメドレーに興味を持ってくれるきっかけになれば嬉しいです。 「Pairsでの成功体験

就職も、転職も、起業も失敗したけれど、いま僕は1400人超の会社の社長

いま僕は「CARTA HOLDINGS(カルタホールディングス)」という会社の社長をやっています。オフィスは虎ノ門ヒルズに入っており、社員数は1400人を超えています。 と、こんなふうに書くと順風満帆に見えるかもしれませんが、振り返ってみるとここまでの道のりは失敗の連続でした。 このnoteでは、僕の20代の話をしたいと思います。 僕は就活、転職、起業、どのフェーズでもうまくいきませんでした。今回はそんな失敗続きの僕がどのように社長になったのか? 「経営者としての始まり

ダイニーが Tier1 グローバル投資家から「74.6億円のシリーズB」を実現した方法

はじめにまず、先日の「1塁打」投稿について、想定以上の反響や様々な意見を頂けたことに驚き、また感謝しております。 予想していた方もいた通り、このブログポストの一番の目的は以下のようなものでした。 「資金調達リリース直後の最も注目度が高いタイミングで、もう一発、IT業界に認知されるようなことを行い、採用に活かす」ということ。 そのため、何よりもインパクトを重視しました。語調は強く、文体も敬愛している三島由紀夫に寄せ(笑)、敢えて文学的な表現、リズムを取り入れました。 そ

「1塁打」を狙う日本のVCに、存在価値はあるのだろうか?

日本のスタートアップや VC は、本気でホームランを狙っているのか? 大半のプレイヤーがスモール IPO で満足しているのではないだろうか? 日本のスタートアップ界隈は、皆、「1塁打」を狙いすぎだ。 起業家のビジョンも小さいし、投資家のレベルも低い。その上で、いやしくてつまらない「界隈意識」と、くだらない「同調圧力」によって、「仲良しこよし」で小さくまとまっている。その生ぬるさと閉塞感には、正直言って辟易している。 本来、スタートアップとは「100社に投資して、1社が大

終活をもっと身近にしたい、もっとオープンにしたい

この記事の目的を簡潔に話すと「一緒にプロダクトを創る仲間(特に一人目のエンジニア)を探している」という内容です。「人生の終わりにあたってのプランニング」とは重いテーマゆえに先延ばしにされがちなテーマです。僕たちはこの問題を解決したいと考えています。転職や起業を考えている人、世界観に共感してくれる人に是非読んで欲しいです。 そもそも終活とは「終活」とは2009年の"週刊朝日"で初めて生まれた言葉です。意味は「人生の終わりを見据えて行う活動や準備のことで、遺された家族に負担をか

教育系インパクトスタートアップをやる決意

はじめまして、株式会社MoonJapan代表取締役CEOの藤田岳です。 経営者含め普段から沢山のnoteは読むんですが、今回自分としても決意表明的なものを残しておこうと思い、このnoteを書くことにしました。 自己紹介まずは自己紹介から。 改めて、藤田岳と申します。普段はガックンって呼ばれてます。 2004年06月22日 17:50分 東京生まれ、2024年にやっと20歳になり、お酒デビューを果たしました! MBTIはENFJ(主人公)です! 趣味は国内外旅行・音楽・映画で

GITAI創業Story

はじめに宇宙ロボットスタートアップGITAIのFounder&CEOの中ノ瀬です。GITAIは宇宙での作業コストを100分の1に下げることを目標に、軌道上サービス(人工衛星に対する寿命延長サービス)や月面でのインフラ構築が可能な宇宙ロボットを製造しています。 GITAIは元々私が日本で創業したスタートアップですが、既に米国に本社やほぼ全ての機能を移し、自分自身やその他経営陣も永住権を取得して米国連邦法におけるUS Personとなり、米国で日々挑戦を続けています。最近だと昨

AI時代に起業するということ

生成AI以前と以後で、会社のあり方は決定的に変化していくのだと思う。 たとえば、昨日はとある会議で、「この(AI)サービスの原価はいくらか」という議論が沸き起こった。 AIサービスなのだから、AIの利用料くらいしかかからないかというとそうでもない。実際、AIを動かすためにはAIそのものにかかるお金以外の人件費がかかる。誰かに売る人の人件費や、システム開発のための人件費や、サポートのための人件費だ。ただ、AIサービスの場合、人件費を極限まで最小化することができる、という点が決

ピース社創業およびシードVCピースキャピタル設立のご報告

お世話になっております。鳥居です。 この度、ピース株式会社を創業し、ピースキャピタル投資事業有限責任組合を設立いたしました。世界平和へ貢献する事をミッションとし、5億円程のファンドを組成し「未来の人類社会の平和」「持続可能な地球環境の平和」に関連する幅広い分野へ、創業初期ラウンドの投資をして参ります。 <はじめまして> はじめまして鳥居佑輝と申します。株式投資型クラウドファンディングを行うユニバーサルバンク株式会社を創業し、第一種少額電子募集取扱業の登録後、志を共にする会

株式会社PeopleXを創業し、新たな時代に適応した総合型HRカンパニーを目指します。

この度、弁護士ドットコム株式会社 クラウドサイン管掌取締役を退任致しまして(完全独立資本で)株式会社PeopleXを創業することに致しました。 新たな時代に適応した総合型HRカンパニーとして、Day1から世界を代表するスタートアップを目指していきたいと考えております。 何の事業をするのか結論からですが、まずはエンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」という製品を展開していきます。 その特徴はDay1から5つの特徴を持っています。 特徴1:コンパウ

【後輩たちよ、同じ失敗をするな】旅サービス立ち上げでやったこと

こんにちは、子育てと仕事にダブルコミットをしています。KAENのArashiです。 昨年10月に旅の記録アプリ『Packer』を事業譲渡しましたが、失敗の連続でした。どんなことをやったのかをよく聞かれるので、プロダクト開発・資金繰り・ユーザーの集め方・反省を覚えている範囲で雑多にまとめたいと思います。 プロダクト開発プロダクト開発において『小さく早く検証する』ことが鉄則とされています。MVP・MVPとよく言われますが、MVPとは、顧客のニーズを満たす最小限のプロダクトを指

事業に失敗しつづけた末に編み出した「IR1000本ノック」が、かなり効果的だった話

僕は2018年にPLEXという会社を立ち上げました。それから5年、メンバーは200人を超え、今期の売上は30億円を見込んでいます。資金調達は今のところしていませんが、新規事業への投資ができるぐらいの利益も出ています。 まだまだ「大成功!」とまではいえませんが、この先の大きな成長を見据えられるぐらいには、安定して伸びてきました。 ただ、僕自身は決してビジネスセンスがあるタイプではありません。実は学生時代も含めると4つほど、「なんとなくいけそう」と感覚で事業を作っては、伸びず

新規事業を半年で畳む。起業家として自信を失い、社長を辞めようとした話

こんにちは、タイミーの小川です。 ありがたいことに24年卒の新卒採用活動は無事に終えることができました! 「やっていき」で取り組んでくれた新卒採用チームに感謝するとともに、早速25年卒の採用活動も開始しています。初めての公式な新卒採用活動についてはまたどこかでお話ししたいと思ってますので、お楽しみに! さて、今回はコロナ禍で売上が一気に落ち込んでしまった時に、起死回生策として掲げた2つ目の戦略「タイミーデリバリー」についてお話ししたいと思います。 「タイミーデリバリー?