shi3z
shi3zが酒乱となって世界の食と酒を堪能するッ!
進化計算のために今更Lispを真面目に勉強してみます。
実のところ、ここ一ヶ月、指先がずっと震えていた。 AIに関する衝撃的なニュースが毎日報じられているため、その震えもある。 ビビりすぎて指が震えてキーボードが打てない、なんてことが何回かあった。 でも、違った。今朝、指先の震えはピッタリ止まった。 そう、俺をずっと震えさせていたのは、AIアートグランプリだったのだ。 どのくらい震えてたかというと、準備日の写真や当日の写真を見ると全部ブレてる。iPhoneの優秀な手ブレ防止機構が効かないほど、俺はずっと震えていたのだ。 登壇
昨日は朝からFreeAIの定例会があって、今後の経営方針などを話し合った。 前々から作りたいWebサービスがあって、Replit Agentで作りながら昼飯でも食うかと思って久しぶりに赤坂のじゃんがらに行くことにした。 小学生の頃、親父に連れてこられた冬の秋葉原で、「今日から開店です。日本で一番まずいラーメンです」と言われて行ってみたら行列ができていて、並んで食べてみたら「なんだ、うまいじゃないか」と親父と一緒に驚いた記憶がある。 調べると、秋葉原のじゃんがらは1984年
長岡生姜醤油ラーメンといえば、秋葉原名物である。 新潟県長岡市。ここは独自のラーメン文化を持つ場所。一説によると新潟五大ラーメンとも呼ばれるラーメン王国新潟の一角を成す。 東京で「長岡生姜醤油ラーメン」といえば秋葉原の青島食堂で、毎日のように1時間待ちの大行列ができている。 たまに東京から来た人が気軽に「長岡の生姜醤油ラーメンでも食べて帰りたい」とか言うんだけど、青島食堂は基本的に昼時はどこも一時間待ちが当たり前だ。 長岡市内で生姜醤油ラーメンの店で一番店舗数が多いのは
なんか友達三人が全員10月で50歳になったから誕生会をするというので、まだ50歳はもう少し先な俺も呼ばれて行ってきた。 彼らは高校の同級生で、生徒会長と副会長、放送委員とパソコン部という感じの人たちだ。彼らとはもうかれこれ四半世紀近い付き合いになる。 鍋がいいとか、酒以外のものが飲める場所がいいとか、あーだこーだ好き放題言った結果、前回「伝串 新時代」をチョイスした堕落グルマン、橋本が探し当てたのは、銀座のぶりしゃぶ。 「俺も初めてなんだよ」と語る橋本。通称デブ。 しか
11/8,9に開催された技研AIナイト。 ヘロヘロになって技研に向かうと、ティアドロップサングラスにタキシードを決めた矢口が! これは江南スタイル!! 「すげえカッコいいじゃねえか!」 それっぽいサングラスを探して一日中秋葉原を歩き回ったらしい。 そしてみんなで踊った。 AIフェスの後だったので、1Fから人が溢れてしまい、3Fの技研スタジオ(俺の部屋)を解放して酒を飲んだ。諏訪道彦さん、安倍吉俊さんほか、受賞者の皆さんも一緒に飲んだ。 3Fのスタジオはグリーンバック
進化計算のプログラマーは、進化論についてそこまで深く理解しているわけではない。 進化計算の世界では、突然変異率を不自然なほど高くしなければならないことがわかっている。 この理由は、そもそも計算量の問題から、自然界に比べて個体数が少ないため、本当に10億分の1の突然変異率にすると、全く突然変異が起きない世界になってしまうためだ。 そのため、進化計算における突然変異は、実際のDNAポリメラーゼによって発生する誤生成に比べるとかなり適当だ。 普通はDNAシーケンスは繰り返さ
昨日は戦友の瀧口友里奈が企画し、日経クイックがスポンサードした新番組「アカデミアクロス 東大教授たちの「超」未来予測」のオープニングセレモニーに参加した。 まあ正直、俺は大学を卒業したことは一度もないので、完全にアウェイである。 俺だけ一人、キッタネージャージを着て行ったので物凄く浮いてる。 普段は俺と同じような格好をしている暦本純一先生までもがパリッとした背広なんか着てる。 アウェイもアウェイ。しかも乾杯の挨拶が長いので腹が減った俺は昔懐かし工学部2号館の松本楼でモボ
目が覚めると、午前五時だった。 昨日は技研バーでイベントをやった後、帰ってきたのは2時くらいのはずだ。 なのに五時に目が覚めた。 気分が昂っていて眠りが浅いのだ。 果たして今日、お客さんは来てくれるのだろうか。 とりあえず八時に会場に着くと、開いてない。 二日目は九時から準備に入るらしい。 考えてみれば、そりゃそうか。 今日は長い一日になる。 そう思うと、久しぶりにロイヤルホストに行きたくなった。 ロイホのモーニングメニュー。 オニオングラタンスープとオムレツ 俺
母校での講演が終わったあと、俺はしばらく放心状態だった。 いや、我ながら頭おかしいとしか言いようがないが、これ以外に母校で話したいことは特になかった。特に、俺の母校、新潟大学教育学部附属長岡中学校は、教員から校長から全員新潟大学の人なので、新潟大学こそが至高の学校であり、新潟大学を愛する愛大学教育みたいなのを受ける。だから俺だって「新潟大学ってまあまあイケてる大学なのかな」と思って育ったのだが、俺より成績がいい奴らがどんどこ新潟大学にブラックホールのように吸い込まれていって
青森にいる。 なぜ青森にいるかといえば、まあ色々事情がある。 まず、耳寄りな情報をお伝えすると、新幹線で長距離移動する際、乗車券を先に買い、特急券を別に買うと、途中下車ができる。 新函館北斗から真っ直ぐ東京に帰るのも芸がないと思った吾輩は、新青森までの特急券を買った。ちなみに乗車券の有効期限は6日間なので、これを使えば「ぶらり途中下車の旅」ができる。 そういうわけで、あまり行ったことのない青森にちょっくら顔を出すかと思って出かけて行った。 青森は、色々面白いものがあ
朝起きたら函館だった。 ホテルで朝食を食べていたら、「あらまあ、おはようございます」と聞き覚えのある声がした。 そこに立っていたのは、僕がよく行く東十条のやきとん屋の女将だった。 「なんでこんなところに」 「連休だから。飛行機で来て、今日の夜に新幹線で東京に帰るところなの」 「それはそれは、実に奇遇ですね」 このやきとん屋さんは、僕にとって、ジェダイ神殿のようなものだ。 無宗教である僕にも、心理的な拠り所が必要になる時がある。 その時、いつもここの大将のことを思い
吾輩は乗り物が苦手である。 特に苦手なのは飛行機だ。まあこないだのフェリーもキツかったが。 世界中をさすらう、「さすらいプログラマー」である吾輩が、飛行機が嫌いだとか苦手だとかいうと「嘘つけ」と言われるのだが、本当に苦手である。 そもそも飛行機が吾輩を攻撃してくるのだ。 ある時期から、飛行機の着陸時に機体が降下を始めると強烈に眼球が飛び出すほど痛くなる現象に悩まされ始めた。 何回かに一回だったのが、だんだん毎回になり、「今度こそ俺は片眼を喪うのか」と恐怖しながら、世界中を
ChatGPTが検索機能を使えるようになって、さらに調子に乗ってChromeの検索ボックスをChatGPT Searchで使えるようになった。 ただ、ChatGPT Searchは便利なこともあるが基本的に不便である。 やっぱり出てくる情報がぱっと出てくるべきで、もったいぶって文字がずらずらアニメーションで出てきて欲しい場合と欲しくない場合があり、普通は「とっとと出せや」という気持ちになる。 ところが、一度ChatGPT Searchをインストールしてしまうと、二度と検索
我々が単に「言語モデル」といった場合、それはTransformerモデルを指す。Transformerモデルは、ChatGPTやGemini、Claude-3、Command-R+などで使われている。 最近はMambaのような状態マシンの言語モデルも出てきた。そしてもしかしたら今後はここに、拡散モデルが加わるのかもしれない。 拡散モデルで有名なのは、StableDiffusionで、主に画像生成に使う。 実は画像生成は最初はTransformerだった。OpenAIのDA
カメラを趣味にしたことが人生で2回あって、一回目は高校の時、親父のお下がりで、二回目は会社を作った時、自分のブログや企画書を彩る素材を自分で撮ろうと思って。 僕のブログ(note)の表紙絵は基本的に生成AIに生成させたものが多い。 それは何でかって言うと、生成AI技術関連の記事の場合、生成AIを視覚的に説明しにくいからだ。Tanukiならタヌキが出てきた方がわかりやすい。まあそれも良し悪しだが。 最近Flex1 Shunellがなかなか良い性能で、ちゃんといい感じのイラス
中学の話で思い出したが、中学の頃、NHKでやっていた「未来テレビ ネットワーク23」という番組があった。 これは英語圏では「マックス・ヘッドルーム」として知られる作品で、「20分後の未来」の世界を舞台に、テレビリポーターやハッカー、プログラマーが活躍する心踊るサイパーパンクドラマだった。 僕はこの作品が大好きで、自分の今の生き方のお手本になったと言ってもいい。 この物語の主人公、エディスン・カーターは「ネットワーク23」というテレビ局のリポーター(テレ・ジャーナリスト)