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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2024年12月の記事一覧

激動のアフリカスタートアップ2024プレイバック

皆様、こんにちは!UNCOVERED FUND代表の寺久保です。2024年がもうすぐ終わろうとしています。今年もアフリカスタートアップエコシステムの中で色々な事がありました。全部は書ききれないですが、注目トピックスを一部掻い摘んで皆様にご紹介できたらと思っております!ぜひ最後までご一読下さい。 1. 2024年アフリカスタートアップ事情 アフリカでも今年も様々なスタートアップへの投資が行われておりました。2024年11月末時点での総投資額は$2Bn +( ≒ 約3150億

【決定版】 2024年 エンタメスタートアップ

アニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップ、株式会社MintoのCEOの水野です。2024年は新たにドラマに進出しました。 ということで、2022年、2023年に続き、今回で3回目!水野が2024年に気になった国内「エンタメ×スタートアップ」の動向をまとめました。今年は、エンタメビジネスの追い風を感じることが多かったと思います。 約1万字の長文noteですが、全て読めば、新しいエンタメコンテンツとビジネスの潮流が掴めると思いますので、ぜひ、年末のお

「バックテックの2024年ハイライト」と2025年に向けて

気づけば2024年もあっという間に過ぎ去ろうとしていて、気づけば大晦日ですね。皆様にとってもあっという間の一年間だったのではないでしょうか。まずは一年間お疲れ様でした!! バックテックの2024年は、ポケットセラピストのサービスアップデートはもちろん、新たな提携案件や新規事業の立ち上げに積極的に取り組み「社会を健康に。」という経営理念をまた一歩前へ進めることができました。 年末年始は一年間を振り返り、来年の目標を定めるタイミングだからこそ、「一緒に次のステージへ挑戦してく

キャリアチェンジ 大企業からスタートアップへ 先をいくアメリカでは 

メンバーシップ型終身雇用が主だった日本でも転職が盛んになり、その中でも40代以上のスタートアップへの転職が目立ってきたらしい。 下のグラフのように40代以上のスタートアップへの転職の増加率は、30代、20代を上回る。 スタートアップへの転職は、以前は「たとえ給料が下がってでも、やりがいを求めて」が主だった。だが、今はやりがいだけでなく、同時に給料アップも望めるケースが急増したらしい。 模索しながら、年功序列・終身雇用から働き方が大きく変わろうとしている。年齢を気にせず、

2024年、激動のチューリングの開発を振り返る

こんにちは、チューリング株式会社でCTOをしている山口です。チューリングは自動運転車の開発をするスタートアップなのですが、2024年は特に多くの動きがありました。技術の責任者として、この一年の激動の出来事を振り返ってみたいと思います。 チューリング株式会社とは? チューリングは2021年創業のスタートアップです。社員は50名を超え、業務委託やインターンを含めると80名近くの規模になっています。事業としては「完全自動運転車の実現」を掲げており、人類がまだ達成していない技術に

エクイティ調達虎の巻(上巻:事前準備編)

スマートバンクCFOの下河原です(X@YShimogawara // Note)。 今回の資金調達に伴って、アーリーステージCFOの業務について執筆しました。 その後、「エクイティ調達どうやったのか教えて欲しい」という要望もいただいたので、「エクイティ調達虎の巻」を大公開します。 全部書くと一大長編になってしまうので、 今回は調達前の事前準備に絞っています。 今後、中巻ではピッチブックの実際のスライド構成を説明し、下巻では調達周りの事務プロセスについて解説をする予定です。

稼ぎ頭だった事業が「電話1本」でいきなりなくなった話

ある日、電話がかかってきて売上の半分以上が吹き飛ぶという経験をしたことがあるでしょうか? 僕にはあります。 当時の年間売上がだいたい73億円くらい。そのうちの41億がなくなったのです! 粗利でいうと全体の3分の1くらいを占めている主力事業のひとつでした。 今回は、社内で「ハリケーン」と呼ばれている、この事件の話。少し長くなりますが、僕らの会社を語る上で避けては通れない話なのです。 懸賞サイトから始まったまずは創業からの流れを簡単に振り返りたいと思います。 前回のno

オモイノタケ - LayerX退職と独立のご報告

こんにちは、かじです。 2024年12月27日を最終出社日として、株式会社LayerXを退職し、独立することをご報告します。 在職中、特にカスタマーサクセス領域においてはLayerXの梶原として多くの発信や登壇を行い、社外の方々とのご縁も数多くいただいてきました。 そのため、この場を借りて正式にお知らせいたします。みなさま一人ひとりに直接ご挨拶できないのは心苦しいですが、こちらでのご報告をお許しください。 LayerXでの5年4ヶ月LayerXには2019年9月に業務

上場ベンチャーが挑む人事戦略 リファラル応募が15倍になったカルチャー採用とは?

2024年12月19日にdelyはグロース市場へ上場しました。レシピ動画プラットフォームの「クラシル」を中心に、多くの方にご愛顧いただいた結果であり、この場をお借りして社員一同、心よりお礼を申し上げます。 また、創業10年目にして非常に順調な事業成績と共に上場できたのは、事業の多角化で多様化したメンバーを一つにまとめる、「カルチャーフィット」へのこだわりによる部分が大きいです。 今回はそんなdelyの「全員採用」カルチャーを、採用チームのメンバーに語ってもらいました。

なぜM&Aを決めたのか? ー 東大松尾研発AIスタートアップAlmondoと私の挑戦 ー

はじめに株式会社Almondo(アーモンド) CEOの伊藤と申します。 この度、弊社の株式51%をテンダ(東証4198)に保有いただき、今後の成長をご一緒することを発表しました リリースはこちらになります。 今回のリリースは下記の点で特色があるかと思います。 私を含めメンバーが若く、創業から2年未満でありながら、100%での株式価値で10億円をつけた点 東大松尾研発スタートアップのM&A事例は過去数件あるものの、ChatGPT登場以降に創業した生成AI領域のスタートアッ

企業を変えていく営み

はじめまして、株式会社10Xの代表・矢本 (yamotty) です。 改めてnoteに発信の場を設け、私の目線で2024年という1年間を振り返りたいと思い筆を執っています。 なお会社のコーポレートブログでもインタビュー形式の記事を発信しているので、合わせて読んでいただくと、より臨場感を感じられるかと思います。 構造変革昨年秋、10Xの舵取りを根本から変革することを決断しました。 年が明けた、2024年1月、全社オフサイトの場で大きな構造改革を行うことをメンバーに伝えま

お給料の上げ方

このnoteは、僕がふだん考えていることをとりとめなく書いて投稿しています。会社経営、企業文化、プロダクト開発、人文学、人生の悩みまで幅広い話題をお届けします。 今後の発信が気になる方は、ぜひフォローしていただけるとうれしいです。 さて、TimeTreeでは社員の評価期間が終わりました。 社員にとっては評価によって新しいお給料が決まる、僕やほか経営陣にとってはみんなを評価してお給料を決める。とても大事な時期ですね。 これまでも社員から「どうしたら私の給料はもっとあがり

BtoB SaaSにおける “宮原流” 新規事業開発プロセス - IVRy以外でも取り入れられる6つのステップ

こんにちは。株式会社IVRy(アイブリー)の宮原(@shinobu_m814)です。 2023年8月に事業開発責任者(VP of BizDev)として入社し、対話型音声 AI  SaaS「IVRy」を軸とした事業開発案件の創出と実行に加えて、将来の理想像からバックキャスティングした際の全社課題を解決していく役割を担当しています。 入社の動機やこれまでの経験にご興味がある方は、入社エントリやその他の公開情報を読んでいただけると嬉しいです。 今回はBtoB SaaSの領域に

1年で7社63億円のM&Aと出資をした2024年を振り返る

クラウドワークスの社長をしています吉田です。2024年のクラウドワークスを振り返ると、機関投資家の皆さまから大きな反響があったのは何と言っても「1年の間に7社63億円のM&Aと出資をした」という実績についてだったと思います。「クラウドワークスの経営は明確に変化したね」と言われたり、経営者の友人や知人からもこの点について聞かれることが増えました。 7社の内訳は、完全子会社4社、資本業務提携2社(うち持分法適用会社1社)、事業譲渡1社です。また、現在のところ過去3年間にM&Aを