かじ | LayerX PdM & CS

会社に必要なことをなんでもやる遊撃隊員 / 教育企業営業Mgr→エンジニア転向→スタートアップ役員→複数社の事業開発→LayerX / LayerXではPdM, ex-BizDev(~23/09), ex-CS Mgr(~23/03), ex-QA-Mgr(~23/03)

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最近の記事

カスタマーサクセス主導のアウトカムの創り方

こんにちは!カスタマーサクセスはライフワーク、かじ(@kajicrypto)です。 LayerXではプロダクトマネージャーを務める今も、カスタマーサクセスという概念ないしビジネスアプローチについてはライフワークとしてその研究と啓蒙を推進しています。 今回は2024/8/21にCSカレッジによって主催された勉強会「カスタマーサクセス主導のアウトカムの創り方」で機会をいただき話したことを文字起こしし公開いたします。 内容についてここ2年ほど日本のCS界隈で頻出する"アウトカ

    • SaaSがAPIを公開するとはどういうことか

      こんにちは。株式会社LayerXで法人支出管理SaaS「バクラクシリーズ」のプロダクトマネージャーを務めているkajiです。 現在は複数プロダクトを持つバクラクシリーズの共通基盤/社内用管理画面/外部APIという3つのサービスないし機能のプロダクトマネジメントを担っています。 今回はBtoB SaaSが普及することによって新たに生まれている課題と、ひとつの解決策としてのSaaSのAPI公開について、イベントで話した内容をlogmiさんが記事にしてくださったのでリンクで紹介

      • これからのカスタマーサクセス

        こんにちは、かじ(@kajicrypto)です。LayerXのプロダクトマネージャーとしてのnoteを書くはずが気付いたらカスタマーサクセスのことを考えていました。PdM記事は下書きにあるので追って進めます。 ここ最近、"カスタマーサクセスはセールス化していく"という話があがっています。本noteではこの話を絡めながらカスタマーサクセスが向かいうる方向性について考えを書いていきます。 なお、本noteの内容はLayerXのCSと関連はありません。休日に個人のポエムとしてふ

        • カスタマーサクセス交流会8問8答

          こんにちは。LayerXバクラク事業部で現プロダクトマネージャー、春までカスタマーサクセス部のマネージャーを務めていたかじ(@kajicrypto)です。 9/8に開催されたカスタマーサクセス交流会にて豪華ゲストのなかに恐れ多くもお招きいただき、質問会セッションに参加しました。 いくつかの質問にお答えしたものの、LayerXではこの春にCSのマネージャーを卒業しており、ど真ん中でやっていた頃よりも自分自身の話がふんわりしてきたな、荒くなってきたなと痛感しました。 当日の

          "ヘルススコア"という甘いアイスクリーム

          こんにちは。LayerXバクラク事業部で現プロダクトマネージャー、春までカスタマーサクセス部のマネージャーを務めていたかじ(@kajicrypto)です。 ここ3ヶ月ほど、ヘルススコアについて相談したりされたり実際に自分で手を動かすことも多くあり、よく思っていたことを自分の脳内整理のためにアウトプットします。 勢いでばーっと書き出したもので丁寧なnoteではないので、結論だけ知りたい方はこの2つのポストをご覧ください。 ヘルススコアの罠カスタマーサクセスについて学び始め

          "ヘルススコア"という甘いアイスクリーム

          カスタマーサクセスを胸に事業開発へ

          こんにちは。LayerXバクラク事業部でカスタマーサクセス部のマネージャーを務めていたかじ(@kajicrypto)です。 4月からCSを卒業し事業開発を担うことになりました。 ここ2年間、CSとして集中的に活動を推進し、特に採用のために始めた社外活動においては"CSの人"として発信や登壇の機会を頂いていました。 次のミッションに向けて動いていきますので、自分のなかでの整理を兼ねて簡単に変化と御礼を記します。 これまでカスタマーサクセス 2021年1月にリリースした

          カスタマーサクセスを胸に事業開発へ

          【2023/03】 カスタマーサクセスは概念? - LayerX CSの実体 -

          こんにちは。LayerXバクラク事業部でカスタマーサクセス部のマネージャーを務めているかじ(@kajicrypto)です。 すっかりnoteでの発信をサボっていたら面談で「最近の組織体制はどうなっていますか?」「足元はどんな活動してますか?」と聞かれることが多くなってきました。 引き続き事業の成長に合わせて3ヶ月ごとに体制やメインテーマを変えているので、前回のnoteから変化した足元の活動状況をお伝えしていきます。 やったこともできていないこともフラットに書いていたら7

          【2023/03】 カスタマーサクセスは概念? - LayerX CSの実体 -

          【2022/06】カスタマーサクセスは概念? - LayerX CSの実体 -

          こんにちは。LayerXバクラク事業部でカスタマーサクセスグループのマネージャーを務めているかじ(@kajicrypto)です。 昨年11月に出したLayerXのCS全体像のnoteでカスタマーサクセスは概念という話を発信させて頂きましたが、その概念が実際のところどういう実体になってきているかをあまり発信できておりませんでした。 noteでのご紹介をサボりにサボって、かろうじて7月に2022/04-06の取り組みをツイートしたところ多くの方に興味を持って頂けたので、少しで

          【2022/06】カスタマーサクセスは概念? - LayerX CSの実体 -

          CSの生産性を定義する - CS1人あたりARRシミュレーション -

          こんにちは。LayerXバクラク事業部でカスタマーサクセスグループのマネージャーを務めているかじ(@kajicrypto)です。 今回は、最近よく考えているCSの生産性指標について書いていきます。これにより精緻な採用計画を立てたり、リソースアロケーションのタイミングを先読みできたり、活動方針を変えることができるようになりました。 どこのSaaS企業でもやっている”読み”とは思いますが、あまり具体的な情報が公開されていないのでみなさんの指標や計画を聞きたく公開いたします!デ

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          カスタマーサクセスは概念 - LayerXのCS全体像 -

          こんにちは。LayerXのSaaS事業部でCSリードを務めているかじ(@kajicrypto)です。 LayerXのカスタマーサクセスについて、断片的な発信はしてきたものの、興味をお持ちの方に全体像を理解いただける資料がなかったためここに公開します。 長編になりましたので目次を見て知りたいところからお読みください。 なお、LayerXについてならびにSaaS事業全般については記事の最後にいくつかの資料リンクを設置しておきますのでご参照ください。 カスタマーサクセスの定

          カスタマーサクセスは概念 - LayerXのCS全体像 -

          プロダクトフィードバックループを回すのはCSの役割

          このnoteは「LayerX 2021アドベントカレンダー」の記事です。ちょっと早めに10月から始めたアドベントカレンダー、ひいき目なしで良記事が量産されているので是非お読み下さい。 こんにちは。LayerXのSaaS事業部でCSリードを務めているかじです。 先日ツイートした顧客要望への対応について、小さな活動ながらもとても大切だと思っているのでnoteに残しておこうと思い筆を執りました。 プロダクトフィードバックループを回すのはCSの役割プロダクト作りにおいて、顧客か

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          BtoB SaaSのCSとQAを兼務したら仕事量2倍になるはずが実はめちゃめちゃ効率的だった話

          どうも、すべての経済活動をデジタル化し続けたい、かじです。 現在、LayerXでバックオフィスDXのためのSaaS事業のCS Lead/QA Leadを務めています。 LayerXメンバーのnoteは「どうも、すべての経済活動をデジタル化したい、◯◯です。」がお決まりですが、CSはビジョンの継続実現に責任を持つ役割だと定義しているので「し続けたい」と書いています。 先日ツイートしたBtoB SaaSのCS(カスタマーサクセス)とQA(プロダクト品質保証)を兼務したら仕事

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          LayerXのQAへの取り組み〜アイスクリームの誘惑に負けるな〜

          --- 本記事は2021年4月14日にLayerX エンジニアブログに投稿した自身の記事の転載です --- 初めまして!LayerXの遊撃隊員、kaji(@kajicrypto)です。 今日は目下実践中のテスト自動化への取り組みについて書いていきます。 MVP開発からPMFに向かう間の、ソフトウェアテストに対するアプローチの変化をお伝えできればと思います。 手動E2Eテストで担保したMVP開発定石:テストのピラミッドは下から登れ あるべきソフトウェアテストの姿として

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          大きく始めよ

          140字で書けない備忘録。日経ビジネス2021.01.18号を読んで。 ダウンのリサイクルファストリは2014年に東レと共にダウンのリサイクルの研究を始めた。 それまでのコストがかさむ手作業に代わり、18年にはダウンから自動で羽毛を選り分け、取り出し、洗浄する機械の試作機を完成させた。 19年の初めには実用化に向けた4人のプロジェクトチームが立ち上がり、まずウルトラライトダウンに限定して回収・再利用する方向で事業内容が検討された。再生する種類が増えると、コストもかさむか

          頑固おやじの世界一おいしいお好み焼きの話。

          「不味くしたけりゃつぶしな。」 僕が店に入ってから出るまでに聞いた、唯一のおやじの言葉だった。 ------------------------------------- 営業職で全国の学習塾を回っていた頃のこと。 塾というのは全国津々浦々、子供がいるところには必ずある。 たとえそれが知多半島の奥の人っ子一人みえない田舎でも。 片手ほどしかいない乗客とともに列車に揺られ、僕は目的の駅にたどり着いた。もはや景色も思い出せないそのホームには、ただの1人の影も見当たらな

          頑固おやじの世界一おいしいお好み焼きの話。

          Google DriveをMacのFinderからローカル同様に使う方法

          これはなにGoogle Drive内のフォルダやファイルの操作を、MacのFinderでローカルファイルと同じように使う方法。こんなことをしなくてよくなります。 ・ブラウザを立ち上げてドライブを開く(ここで個人アカウントと会社アカウントが違うと切り替えが必要だったりする) ・目当てのファイルにたどり着くまで、ドライブのフォルダ階層を一番上からぽちぽち下っていく ・作ったファイルをメールで共有したいとき、いちいちローカルにダウンロードしてからメール添付する 前提・G Sui

          Google DriveをMacのFinderからローカル同様に使う方法