深川泰斗(TimeTree代表)

グローバル5,900万ユーザーのカレンダーシェアアプリ🌿 株式会社TimeTree 代表取締役。プロダクト企画、組織やチームづくり、優しいコミュニケーションが好きです。社会学 / 文化人類学専攻。 https://timetreeapp.com

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    TimeTreeで働くメンバーの声・最新プロジェクト・働く環境や制度・カルチャーなど幅広い話題をお届けします!

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TimeTreeの新しいミッションで、社員の納得感よりも大切にしたこと

2024年9月、TimeTree創業10周年を機にミッション、ビジョン、バリューを新しくしました。 2019年に掲げたミッション、ビジョン、バリューから5年ぶりの大幅な刷新。 TimeTreeの新しいミッション 「誘おう」をつくる の策定を振り返って、考えていることを書いていきます! 正しさ、間違いのなさにこだわりすぎていたTimeTreeを起業する前、僕はヤフー(現 LINEヤフー)で働いていました。 2012年ごろ宮坂学さんが社長に就任した際、経営方針の大転換(い

    • 社長ってなんでもできる超人だと思ってた

      いきなりですが、暗い話題から入ります!(笑) 株式会社TimeTreeを起業したのが2014年。そこから4年が経った2018年に、TimeTree社長深川は潰れそうになっていました。 当時は3度目の資金調達に奔走していたり。組織が大きくなりはじめたころで、コミュニケーションや人員配置の悩みごとが増えたり。 上司の顔色をうかがいながら仕事をする不合理がいやで、強い意志をもってつくらなかったマネージャー職。でも結局、社内のあらゆる調整ごとを自分でやっているだけになっていたり

      • プロダクト開発の根底に「人間観」があったほうがいい理由

        TimeTree代表取締役の深川です。 このnoteは会社としての情報発信というよりも1個人としてTimeTreeという会社をやりながらこれまで悩んできたこと、反省したこと、気づいたことという観点で書いていきます。 先日、このようなポストをしたのですが、いろいろ反応いただけたので詳しく意図を書いてみようと思います。 僕はITプロダクトしか作ったことないですが、プロダクト開発は大変です。 リリースして終わりではなく、受け入れられるまでのチューニングやピボット、その後もフィー

        • スベるのも仕事。率先してスベるというリーダーシップ

          TimeTree代表取締役の深川です。 このnoteは会社としての情報発信というよりも1個人としてTimeTreeという会社をやりながらこれまで悩んできたこと、反省したこと、気づいたことという観点で書いていきます。 前回小ネタでお笑いの「ボケとツッコミ」をイメージしながらチームを推進するということについて書きましたが今回はその続きで「スベることの大事さ」について書きます。 お笑い用語であるところの「スベる」はもともとは「滑る」に由来し、辞書によれば「冗談がうけないさま。

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        記事

          ボケとツッコミでチームを推進する

          はじめにTimeTree代表取締役の深川です。 このnoteは会社としての情報発信というよりも1個人としてTimeTreeという会社をやりながらこれまで悩んできたこと、反省したこと、気づいたことという観点で書いていきます。 今回は小ネタです。今回はもうちょっと具体的な組織運営というか、チームやプロジェクトを進めるために意識していることについて書きます。 成果物と承認ではなく、ボケとツッコミでチームを推進するプロダクトの開発や会社の制度企画など、仕事のプロセスってどのよう

          ボケとツッコミでチームを推進する

          馴染みのお店のようなアプリ運営、ユーザーさんとの関係づくり

          はじめにTimeTree代表取締役の深川です。 このnoteは会社としての情報発信というよりも1個人としてTimeTreeという会社をやりながらこれまで悩んできたこと、反省したこと、気づいたことという観点で書いていきます。 前回はサービスをグロースさせるために「ユーザーの創造性」をどう信じてリソースとするかについて書きました。 今回も同じくサービス運営、グロースの話です。TimeTreeでは創業当初から社内で「馴染みのレストランのようなサービス開発運営をしよう」というコ

          馴染みのお店のようなアプリ運営、ユーザーさんとの関係づくり

          サービスは「ユーザーの創造性」によってグロースする

          はじめにTimeTree代表取締役の深川です。 このnoteは会社としての情報発信というよりも1個人としてTimeTreeという会社をやりながらこれまで悩んできたこと、反省したこと、気づいたことという観点で書いていきます。 ありがたいことにTimeTreeは、全世界で4500万登録ユーザーという規模で利用者が広がっています。日本ではTVCMなどもしましたが、海外ではほとんどマーケティング費用もかけていません。 グロースのためにやったことはもちろんたくさんあるのですが、そ

          サービスは「ユーザーの創造性」によってグロースする

          小6息子向けのスマホはじめてマニュアル

          僕が「はじめてスマホを持つ小学生六年生の息子のためにスマホを使う上での約束とマニュアルを作ったのですが、それを息子に送ったら塩対応された」という顛末を妻がツイートした結果、多くの方に反応いただきねとらぼさんで記事にしていただきました。 マニュアルの内容自体を褒めていただく声もあり嬉しく思っていました。 ただ、ツイートだと画像での共有になっており、このままだとカスタマイズとかして使いにくいかなと思ってテキストでも公開しておこうかなと思いました。役に立つかわかりませんが。 同

          小6息子向けのスマホはじめてマニュアル

          理想の組織のため「自由」と「フラット」に振り切ってみて気づいた誤算

          TimeTree代表取締役の深川です。 前回は「なぜTimeTreeを作ったか?」のプロダクト編を書きました。 今回は組織編です。どんな会社を目指したか?そのためにどんなことをしたか?やってみてどうだったのか?などを書いてみようと思います。 前回も書きましたが、会社としての情報発信というよりも1個人としてTimeTreeという会社をやりながらこれまで悩んできたこと、反省したこと、気づいたことという観点で書いていきます。 組織についてはもちろんうまくいったなと感じている

          理想の組織のため「自由」と「フラット」に振り切ってみて気づいた誤算

          「なぜこのプロダクトを作ったか?」に初めから分かりやすさなんてない。プロダクトと同じく長年育て熟成させていくもの。

          カレンダーシェアアプリTimeTreeを提供する株式会社TimeTreeの代表取締役 深川です。今年からnoteも書いていこうと思います。 noteでは、会社としての情報発信というよりも1個人としてTimeTreeという会社をやりながらこれまで悩んできたこと、反省したこと、気づいたことなどなどを書いていくつもりです。 なぜ、カレンダーシェアアプリを作ったのか。ストーリーは後付け?一回目は、なぜカレンダーシェアアプリTimeTreeというプロダクトを作ったのか?について

          「なぜこのプロダクトを作ったか?」に初めから分かりやすさなんてない。プロダクトと同じく長年育て熟成させていくもの。