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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2019年1月の記事一覧

腕の良いエンジニアのあなたが、知っておくべきスタートアップのファイナンスの話

こんばんは。「ご近所SNS マチマチ」を運営する、株式会社マチマチの六人部です。最近noteをがんばって更新しているのでよろしければフォローしてください。 (ちなみにtwitterはコチラ) 私はソフトバンクと投資銀行などでM&Aや資金調達を担当してきたいわゆる「ファイナンス出身の社長」です。2009年くらいから、約10年、スタートアップの創業者・経営者として、事業をつくってきました。 そのため、金融畑出身ではあるものの、プルリクを送ったり、BigQueryを叩いたり、ワ

hey1周年だよ!まずは1年間を振り返る編

2019年2月1日。heyは1周年を迎えるんだそうです。みなさんheyってご存知ですか?オンラインストアを作れるサービスを手がけるSTORES.jpと決済サービスを手がけるコイニーが統合してできた会社です(くわしくはこちらをどうぞ)。この間誕生したのかと思ったら、あっという間にメンバーが増え組織も急成長しているようで。 さぞかし激動の1年だったのだろうと意気込んでインタビューしたら、意外とまったりしている。heyを1年間見守ってくださったみなさん、お仕事の合間に、ちょっ

グラムはSlackを使わない

最近ロゴをリニューアルして、ちょっと話題になったSlack(スラック)。グラムは、Slack上のコミュニケーションが異常に発展しています。 フルリモートの会社ならばそれも珍しくないことかもしれませんが、弊社は基本的に全メンバーが毎日出社し、オフィスで仕事しています。 しかし、Slack上では常時誰かと誰かが会話していて、多くのチャンネルがかなりアクティブです。弊社の場合、「Slackを使う」というより、「Slackにいる」という表現が正しいかもしれません。 今回は、そん

#無人コンビニ600:スタートアップだけど虚勢を張らない数字を公開するということ

600株式会社(読みは「ろっぴゃく」、以下、600)では、先日1億円のシリーズA資金調達について発表しました。 実は600はエンジェル・シードラウンドでも既に合計1.1億円ほど調達しているので、今回のラウンドは取り立てて大きかったわけではありません。 また、上のプレスリリースを読んでいただければわかりますが、プレスリリースの中で結構多くの事業進捗に関わる本質的な数字を公表しました。 600は2018年6月の正式展開以来7ヶ月強となりますが ... 設置契約数は50箇所を

4万RTされたアプリDishのピボット、資金調達、オフィス移転と社名変更をしました

お久しぶりです。 7月に 約4万RTされたグルメアプリ「Dish」を2ヶ月でリリースするまで という note を書いてから、すでに半年くらいたってしまいました...。 今回はタイトルにも有るように、この半年間で怒涛のような日々を過ごしていたのですが、その道中にて様々なことがあったのでそのまとめです。 色々な学びがあり、せっかくなので note にて共有したいと思います。 ざっくりな目次 - Dish のピボット - なぜピボットしたか? - 現在作っているプロダク

開始1年半で30万フォロワーを獲得したRiLiにインスタ運用の相談したら、ものすごい勉強になった話。

ツクルバで展開する、cowcamo(カウカモ)※ のインスタ運用の改善をすべくRiLiの渡辺さんに相談したところ大変勉強になったのでご本人の許可を得てnoteにまとめました。(まとめてくれたのはツクルバメンバーのnaomichi君です、ありがとう) ※ cowcamo(カウカモ)は、独自の視点でセレクトした東京のリノベーションマンションを多数掲載するメディアサービス。気になる物件は暮らしのプロがご案内します。リノベされた中古マンションは全て一点もの。あなたの理想の暮らしを叶

チームの症状と処方の考察

はじめに自己紹介を少しさせてください。 私はクライアントワークで約30名規模の開発チームに1年間ほどジョインしていました。役割は5〜10名のエンジニアで構成されるチームのプロダクトオーナーとしてだったり、UIデザイナーとPMのチームのスクラムマスターとしてだったり、色んな形でチームに接してきました。 その中で経験したことが、広木大地さんの著書である「エンジニアリング組織論への招待 不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」を読んで色々整理されたので、チームが陥りがちな

noteの月間アクティブユーザー数が1,000万人を突破しました

いつもnoteをご利用いただき、ありがとうございます。 2019年1月にnoteの月間アクティブユーザー数(MAU)が1,000万人を突破したことをお知らせいたします。合わせて、noteの会員登録者数も100万人を超えました。 年間100件超のサービスカイゼンによる垂直グロースnoteは2014年4月にサービスを開始して以来、順調にユーザー数を伸ばしており、2017年10月より本格的にカイゼン施策をスタート。あらゆる人の創作活動をサポートするプラットフォームとして、クリエ

KJ法で沈黙が生まれたあなたへ

KJ法。 雑多な情報を分類し、関連性の中から発想していくこの手法を、大学や新人研修などで学んだ人も多いだろう。 付箋に書き出し、分類し、グループごとの関連性に線をつけ文章化する。 そのシンプルさから、KJ法を知らずとも無意識にやっている人も多いと思う。 とあるプロジェクトの振り返りの場で、業務上の課題を洗い出し、ファシリテーターの呼びかけで付箋をグルーピングしはじめた。 (グルーピングすることで解決策が出やすくなると思ったのだろう) みんなで分類を終えたそのあと...

「お金を軸に、アーティストと芸術文化を支えたい」アート部門を旗揚げした元文学少女の夢

出版社から刊行される小説や写真集が飛ぶようには売れない時代。“作品”が売れずに、アーティストが食べていけなくなってしまったら、文化が廃れていってしまうのではないか。 お金を軸に、芸術文化やアーティストを支える仕組みを模索したい。 そんな思いを持って、READYFORは2018年7月、「アート部門」を立ち上げました。 アート部門はどんな経緯で生まれ、実際にどんなことをしているのか。アート部門を旗揚げしたキュレーター・廣安ゆきみさんに話を聞きました。 芸術文化に育てられて

会社と個人を一体化させない

風邪をこじらせ副鼻腔炎を併発し、まともなパフォーマンスが出せてない石倉です。週末寝込んでて時間があったのですが、最近考えていたことを書いていきたいと思います。 タイトルの通りといえばそうなのですが、キャリア相談を受けていると会社と個人を一体で捉えすぎてしまいきつくなっている方が多いなという印象を受けます。 どういうことかというと、 「会社のビジョンがないので辞めます」とか「会社の方向性が自分のやりたい方向とちがうので悩んでます」みたいなお話ですね。 もちろんスタートア

"ミニマム"ってどこまで?BtoB SaaSのMVPをつくる中で学んだこと

こんにちは、建設×ITのスタートアップ「SHELFY」でプロダクトマネージャー(以下:PdM)をしているShoko(@shokosuzuki1991)です。 突然ですが、MVPとかリーンスタートアップについてのフレームワークやノウハウは溢れていますが、実際にMVP作ってるとこんな疑問が湧いてきませんか? ① プロトタイプと何が違うのか?プロトタイプ+会員登録機能=MVP? ②実用最小限機能ってどこまで?コア機能をどうやって定義するか? ③MVPをリリースした後、何をどう判

「流行」で終わるものと、「文化」として根付くもの

■「流行」の恐ろしい破壊力。Bean to Barの「流行」のインパクトの大きさとその反動  2014年12月1日に打ったたった1本のブランドローンチのプレスリリースでMinimal は200媒体以上に取り上げてもらいました。それ以外何もしていないにも関わらず、TV、ラジオ、雑誌、新聞、Web主要な媒体を網羅して取り上げられ、開業したばかりの小さいなお店に連日行列ができるほどお客さんが押し寄せました。 「流行」「ブーム」のものすごい破壊力を身を持って体験しました。Mini

これまでにない形のサービスで、ゼロからパートナーを開拓していったお話

はじめまして。生鮮ECプラットフォーム:クックパッドマートのBusiness Producer、佐藤研輔です。 レコード会社からキャリアをスタートし、ヤフーでの音楽メディア運営・新規事業企画・「Yahoo!ニュース 個人」の立ち上げ・共同通信デジタルとの合弁会社「ノアドット」の創業などを経て、2018年4月(サービス構想開始から3ヶ月後)よりクックパッドマートにJoinしています。 直近の8年ほどはIT領域での新規事業立ち上げをビジネスサイドで推進することをメインミッショ