ツクルバ / Hiroki Murakami

TSUKURUBA Inc. Co-Founder & CEO つくってるサービス https://cowcamo.jp https://co-ba.net

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最近の記事

下期キックオフを開催、ツクルバの新しいバリューを発表しました

ツクルバのビジョン、バリューをアップデート!2024年2月に下期の全社キックオフを行いました。今回のメインコンテンツは新しいビジョン、バリューの発表です。ビジョンは改めて動画コンテンツなどと共に解説させていただくとして、今回は新バリューについて、なぜこのタイミングで刷新したのか、なぜこの内容なのか、を社内外の皆さま向けに書こうと思います。 ツクルバ行動指針の歴史新しいバリューについてお話しする前に、まずはこれまでにツクルバが掲げてきた行動指針の変遷をご紹介します。 中身の

    • ツクルバ上場後からFY23まで振り返りと、FY24黒字化、その先に目指す「住まい・暮らしの未来」

      はじめにツクルバは前期FY23を終え、2023年8月から今期FY24が始まりました。 このFY24は、全社生産性向上を通じて通期黒字化しFY25以降の増益を続けながらトップライン(売上・売上総利益)の高成長を実現していく方針を掲げた大きな転換点になります。 また、祖業である不動産企画デザイン事業を譲渡し、ツクルバは国内住宅産業において流通プラットフォーム事業を成長させ、インフラのような巨大で多くの人の生活を支える事業をつくっていくベンチャーである、この重厚長大な巨大産業にお

      • 2022年振り返り:ツクルバが挑戦するスモールキャップ上場のリアルと、上場後再成長する中で感じた上場スタートアップへの誤解と課題

        初めに背景・目的 これは何か 私は金融専門家でないのであくまでスタートアップ経営者の立場としてお話します。 2022年の振り返りと、誰も教えてくれなかったスタートアップ経営の上場前後の実体験を交え、本気で上場後の中長期成長をやり切ろうとしている上場スタートアップは面白いぞ、ということをお伝えするのが本稿の目的です。 (取材協力 グロース・キャピタル株式会社) 2022年 スタートアップ冬の時代へ 2022年は米国を契機に市況が急激に悪化した混乱の1年でした。上場企業の

        • ツクルバFY23期キックオフ「すぐ決めて、すぐやろう」

          FY2023キックオフ 先月、ツクルバ12期目であるFY2023の期初キックオフが行われました。 実に3年ぶりのオフライン開催となり、代表体制の変更から1年が経ったこのタイミングでやれたことは非常に意義があったと感じています。 メンバーに今期方針などを共有、また前期の優秀者表彰などを讃えることができ、当日は大いに盛り上がりました。 会場は、感染症対策の国際基準「GBAC STAR™」を獲得している会場がコストパフォーマンスよく使え(期間限定の割引でした👏)、その他の対策

          ツクルバ初代CTO就任に寄せて

          初めに ツクルバに初代CTOが誕生しました本日2022年8月1日からツクルバは第12期となり、本日より正式にツクルバ初代CTOとして野沢さんが就任することになりました。 参考:プレスリリース それに伴い、私の現時点での考えや想いをまとめました。 ツクルバで働くことや、ツクルバを応援することに興味を持ってくださっている方々に読んで欲しいと思っています。 CTOの役割CTO自体はよく聞く呼称でありますが、実は会社によっては曖昧で役割が違ったりする場合があります。ですので、私たち

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          ツクルバが新経営体制になって半年が経ったので振り返る

          ツクルバが創業体制から新経営体制になり半年が経ちましたので振り返ってみます。半年で、(自分自身の出来として)まだなところはありますが、チームとしてはしっかり意図した変化と手応えを感じています。 今回敢えてnoteに書きたかった理由があります。 ・社内のメンバーも増えて全員にコミュニケーションが取る機会が減った ・社内向けだけに書くよりオープンに宣言して社内外で言ってることを一致させたい(やるなら詳細補足を社内向けにやる) ・まだ見ぬ将来の優秀な仲間候補の方にもツクルバの今を知

          ツクルバが新経営体制になって半年が経ったので振り返る

          10億円の増資について開示しました

          本記事は開示された下記資料に則って補足説明をしていきます。 適時開示:第三者割当による新株式発行について 概要本日、ツクルバは10億円の増資について開示いたしました。 引受先は佐護勝紀氏とワングロープキャピタル。両者共に弊社のポテンシャルに対して魅力を感じていただき、ツクルバの発展を支援する目的で長期目線のパートナーとして株式を保有いただく合意をしました。 調達資金はカウカモプラットフォームのGMV最大化を目的に投資していきます。 今回の希薄化を大きく上回る企業価値の向上を

          10億円の増資について開示しました

          4月入社の皆さんへ「不確実性を楽しもう」

          (写真は2020年4月1日の目黒川、筆者撮影) 世界中が大混乱の本日2020年4月1日。日本そして今自分が住んでいる東京もご多分に漏れず大混乱の真っ只中だ。 そんな中、今日企業に入社する人で、卒業や修了したばかりの方もいるだろう。 そんなあなたは今度は「新入生」ではない。ツマラナイ言い方をすれば「営利活動団体に未経験者枠で採用された4月入社の人」である。 ひと昔前だと15歳で元服の儀を行い大人として扱われる。現在の日本だと20歳で成人。 だが日本独特の文化としてやは

          4月入社の皆さんへ「不確実性を楽しもう」

          ツクルバ社外取締役・鈴木秀和さんに聞く、高い当事者意識で社内外の共創を実現する強い組織

          2019年10月の定時株主総会で、ツクルバはLayerX CEOの福島良典さん、アトラエ取締役CFOの鈴木秀和さんのおふたりを社外取締役として迎え入れることが決まりました。 この就任を機に、両者にインタビューを実施。ツクルバとの出会いから、今後の抱負までを伺います。本記事では、ツクルバが上場を見据え始めた頃から、同じ船に乗る意識で伴走し続けてきてくれた鈴木さんにお話を伺います。 プロフィール 鈴木秀和 2005年、大和証券SMBC株式会社(現 大和証券株式会社)入社。入社

          ツクルバ社外取締役・鈴木秀和さんに聞く、高い当事者意識で社内外の共創を実現する強い組織

          ツクルバ社外取締役・福島良典さんに聞く、巨大な非効率市場を共に開拓する決意

          2019年10月の定時株主総会で、ツクルバはLayerX CEOの福島良典さん、アトラエ取締役CFOの鈴木秀和さんのおふたりを社外取締役として迎え入れることが決まりました。 この就任を機に、両者にインタビューを実施。ツクルバとの出会いから、今後の抱負までを伺います。本記事では、上場前からエンジェルとして投資をし、ブロックチェーン領域でも関係性を築いてきた福島さんにお話を伺います。 福島良典 LayerX 代表取締役CEO 東京大学大学院工学系研究科修了。大学時代の専攻はコ

          ツクルバ社外取締役・福島良典さんに聞く、巨大な非効率市場を共に開拓する決意

          僕らツクルバが投資を受ける理由、資本主義を乗りこなす

          ※本記事は旧ブログからの転載です。 2016年1月27日に資金調達のリリースを出しました。 随分間が空いてしまいましたが、毎月新メンバーも増え、4月から新卒も入ってくるので、改めて意思表明を兼ねてアンサーブログを書くことで、本ブログ初投稿にしたいと思います。 そもそも”投資”とは投資(とうし、英語:investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含ま

          僕らツクルバが投資を受ける理由、資本主義を乗りこなす

          上場、そして「場の発明」をめざして。《ツクルバは、共に社会課題を解決し新しいスタンダードをつくるエンジニア/デザイナーを求めています。》

          本日、ツクルバは東京証券取引所マザーズへ新規上場しました。 上場に際しての想いは、ツクルバを共に創ってきたメンバーとの連名のメッセージをnoteで公開しています。 その中にも記載がありますが、僕たちは「やっとここからがスタートだ」と、強く感じています。 そして、ツクルバにとって新たなステージが始まる今日だからこそ、過去を振り返るだけでなく、スタートに相応しいアクションを起こしたいと思い、この記事を書きました。 この記事は、僕たちが今求めている未来の仲間に向けたメッセージで

          上場、そして「場の発明」をめざして。《ツクルバは、共に社会課題を解決し新しいスタンダードをつくるエンジニア/デザイナーを求めています。》

          初めての新卒入社式

          2016年4月1日、ツクルバとして初めての新卒入社式を行った。 僕は特別な想いで新卒を迎えていた。少し昔の話になるが、2009年の4月、つまり今から7年前の4月1日に自分は新卒でコスモスイニシアに入社し、当時役員だった高野さんの話を聞いた。その頃のコスモスイニシアは既にリクルートからMBOをして独立していたものの、役員は全員初期リクルートのDNAを色濃く受け継ぐ人たちで、人間くさく優秀な人たちばかり。僕にとってその時の高野さんの言葉は、自分の仕事人生に大きな影響を与える指針

          初めての新卒入社式

          2年でオフィスが18倍に拡大したので色々と考えてみた

          2016年10月1日より、ツクルバは合計200坪(約661㎡)の新オフィスで業務を開始しました。 ちょっと振り返る為にツクルバのオフィス遍歴をまとめてみます。 2011.08~2011.11 共同代表中村の自宅(エレベーターなしビルの4F) 家賃ゼロ 2011.12~2014.10 co-ba shibuyaでシェア 家賃ゼロ 2014.05~2014.10 小池ビル(超おんぼろマンション、トイレは和式) 11坪、9000円/坪 2014.11~2015.05 青山セブンハ

          2年でオフィスが18倍に拡大したので色々と考えてみた

          ビジョンでメシが食えるのか?ツクルバで実践する組織戦略を元にリンモチ麻野さんとディスカッションしてみた

          まえがきあえてちょっと煽り気味なタイトルにしてみましたが、要は「ミッション・ビジョン的なものってベンチャーやるのに必要なんでしょうか?」みたいな質問に対して考えてみました。 (赤川さんのnoteほどボリュームなくてすいません・・・) 多分この質問が出る背景って「売上ないけど言うことが立派でメディア受けが良い企業」へのちょっぴり揶揄が含まれていたり、「壮大な志が無いとベンチャーやっちゃいけないの?意識たk(ry」といったふとした疑問からきていると思います。確かに、ベンチャーっ

          ビジョンでメシが食えるのか?ツクルバで実践する組織戦略を元にリンモチ麻野さんとディスカッションしてみた

          開始1年半で30万フォロワーを獲得したRiLiにインスタ運用の相談したら、ものすごい勉強になった話。

          ツクルバで展開する、cowcamo(カウカモ)※ のインスタ運用の改善をすべくRiLiの渡辺さんに相談したところ大変勉強になったのでご本人の許可を得てnoteにまとめました。(まとめてくれたのはツクルバメンバーのnaomichi君です、ありがとう) ※ cowcamo(カウカモ)は、独自の視点でセレクトした東京のリノベーションマンションを多数掲載するメディアサービス。気になる物件は暮らしのプロがご案内します。リノベされた中古マンションは全て一点もの。あなたの理想の暮らしを叶

          開始1年半で30万フォロワーを獲得したRiLiにインスタ運用の相談したら、ものすごい勉強になった話。