日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF
思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
Minimal公式note開始。 テーマはMinimalブランド体験=UXです。 僕をフォロー頂いている方はぜひこちらもフォローしてみて下さい! 僕とは違う視点で知って頂けるはずです。 初回から、なかなか骨太な内容です! https://note.mini-mal.tokyo/
Minimalは24年12月1日で10周年。ありがとうございます。10周年イヤーを通して、クラフトブランドを10年間続けてこれたポイントを振り返えるシリーズを書いていきます。そのVol.2である今回は、クラフトのモノづくりにおいて大事にしてきた根幹の考え方として、「コアの解像度を高める」について触れたいと思います。Vol.1もぜひからご覧ください。 ブランドのコアの考え方を持つ重要性ブランドを長く続けていくポイントはブランドの真ん中にある芯とも呼べるコアとなる考え方をしっか
廉価なお菓子と高級ショコラの2択であったチョコレート業界に新しいジャンルを提案するためにMinimalというブランドを始めて10年。良かったことも多々ありますが、それ同じくらい厳しい道のりでもあります。そして、その挑戦の姿勢が10年という時間、ブランドが成長し続けてこれたポイントでもあるのだとしみじみ思います。既存の枠組みの外にある新ジャンルを確立することにこだわりやってきた10年からそのポイントを考えてみます。 第3の方向性としての「嗜好品」Minimalでは創業時から、
初めて評価者としてマネジメントさせてもらったのは26歳。そこから10年以上経つがまだまだマネジメントができるようになったとは、胸を張って言い難い。部下はだれ一人として同じ人はおらず、万人に通じるマネジメントの解法があるわけでないと痛感する。しかしながら、仕事を通じて最も大きな気づきとして、マネジメントを経験したことがもたらしてくれた考え方の変化であると思います。 空回りし続けたマネジメント初心者時代仕事人生を振り返って今までも忘れられない出来事があります。 それは、社会人4
ブランドとは人であると思います。ブランドに関わっている人達の成長の総和がブランドの成長につながります。特にMinimalはモノづくりブランドであって、そこには職人的に働く人たちがどのように成長していってくれるか、どうしたらそれを手助けできるかをずっと試行錯誤してきました。その中で感じた成長の第2領域というテーマに考えてみたいと思います。 成長の定義を見つめなおす僕は自社をチョコレートのブランドスタートアップであると思っています。スタートアップの定義の一つとして、事業として非
Minimalは24年12月1日で10周年。ありがとうございます。10周年イヤーを通して、クラフトブランドを10年間続けてこれたポイントを振り返えるシリーズを書いていきます。そのVol.1である今回は、クラフトのモノづくりにおいて大事にしてきた根幹の考え方として、「オリジナルへのこだわり」について触れたいと思います。 オリジナルへのこだわり業界未経験の素人であった私が、チョコレートの企画・製造・販売を手がけるブランドを立ち上げ、2024年12月で10年が経過します。 ベン
実はMinimalは沖縄にカカオの自社農園を運営しています。 そして、この度3年の歳月を経てMinimalは国産カカオ栽培成功しました。カカオ豆高騰が全世界に衝撃を与えている中で、どんな意味を持つのか。 この取り組みはMinimalとして、チョコレートのクオリティーを次の1歩に進める大きな一歩ですので、経緯をお伝えしたいと思います。 カカオ豆の史上類をみない高騰。チョコレートが買えなくなる危機・・・この数か月全世界に衝撃をあたえたカカオ豆の高騰。 カカオ豆は赤道直下の国々か
カカオ豆が市場最高値を更新し続ける異常な高騰が続いています。約半年で先物価格は1トン当たりで約3.4倍に。銅の価格を超えたらしいです。はっきり言って異常な状態です。史上類をみないカカオ豆の高騰により、チョコレートの価格は大幅に高騰する未来が予想されます。今カカオとチョコレートの世界で何が起こっているのかをお伝えしたいと思います。 史上最高値を更新し続けるカカオ豆2024年4月19日ニューヨーク先物市場における1トン(1000㎏)あたりのカカオ豆の価格が12,218㌦となりま
学生時代にクラスに一人くらい「センスが良い!」と思えるクラスメイトいなかったですか?当時はうらやましくも、少し悔しいという複雑な気持ちでその人を眺めていたような気がします。今でも自分の周りにはセンスが良い人がいます。そんな人になりたいですし、センスが良いブランドにMinimalチョコレートをしていきたいです。センスとはどう養うのか?をテーマに考えてみたいと思います。 センスが良いとは何かセンスが良いというのはとても感覚的で、定義をすることはとても難しいことだと思います。
バレンタイン・ホワイトデーと1年間の最繁盛期の真っ只中です。この時期限定のプロダクトが続々トリリースしていますが、その中でも「Minimal Works」というシグニチャー商品を通して、ブランドの思想をメッセージとして商品に反映させるかを考えてみたいと思います。 プロダクトはブランドメッセージを伝えるツールブランドにおいて、プロダクト開発は非常に大切な要素です。 Minimalにおいては、プロダクトをお客さまとの“コミュニケーションツール”であると位置づけています。 つま
手仕事にこだわることと、ブランドとして成長することには、大きなジレンマが存在します。手仕事に丁寧に造ったモノのクオリティで勝負を始めると、量をつくることができず、あるところで停滞してしまう。そこのジレンマをどうにかしたいと思い、Minimalチョコレートを運営してきました。その試行錯誤した結果、現時点での私の結論をまとめてみます。 手仕事で少量をつくるのか、機械で大量につくるのか。世の中は、大きくわけると2つの生産体制があるようにみえます。 一つは、職人達が手仕事で少量を造
1年締めくくりに、長くブランドを続けていく秘訣を考えます。 おかげさまで、23年12月1日でMinimalブランドをはじめて9周年。まだ9年間しか継続できていないですが、ベンチャー企業の生存率が10年間10%以下という数字を見てみると、ベンチャーかつ業界経験がない中でチョコレートブランドとして、立ち上げという一番不安定な時期を越えて、9年 間続けてこれた経験から長く続けていく秘訣を考えてみたいと思います。 ブランドは長く続けて行く事が大事で、非常に難しい2014年12月1日
11月24日に話題の麻布台ヒルズ店に新業態を出店しました。Minimalとしても僕としても新しい挑戦であります。そんな新店を例にしながら、僕らが考える新しい店舗モデルを考えていきます。 1店舗1業態現在のMinimalは4店舗を展開しています。その店舗ともに業態が違う形になっており、1店舗1業態をとっています。 板チョコレート専門店→Minimal富ヶ谷本店 ガトーショコラ専門店→Minimal The Baking 代々木上原 ケーキ洋菓子専門店→Patisserie
先日ミラノと東京を拠点としたビジネス+文化のデザイナーとしてご活躍されている安西洋之さんとお話をする機会を得ました。イタリアと日本に拠点をもたれ、グローバルでのご活躍されている安西さんにグローバルでブランドビジネスを展開する上で、知っておいたり、考えておくべき様々な学びを得ることができる貴重な時間でありました。グローバルでのブランド成長を考えるためのヒントをたくさんいただきましたので、紹介します。 論点①文化アイデンティティという言葉の危うさ僕が経営しているMinimal
23年9月にMinimalが新業態となるパティスリーを小田急線祖師ヶ谷大蔵駅(東京世田谷区)に出店しました。「お店の場所はどうやって決めているのですか?」とよく聞かれますので、お店の立地戦略に関して考えてみたいと思います。僕は立地で失敗をしているので、それにも触れます。 立地は店舗成功の9割!?ちょっとおおげさに聞こえるかもしれませんが、これまで店舗や工房などを複数手掛けてきた僕自身の実感としては、決しておおげさではないかもしれないと思います。 それほど、立地は店舗の成功に
Minimalの新業態であるパティスリーが23年9月16日に祖師ヶ谷大蔵にオープンします。コロナ禍を経て4年ぶりの新店舗でありますが、店舗はブランドの世界観を伝える大事なメディアです。どのようにブランドの世界観を店舗設計に反映させるかを新店舗を紹介しながら考えてみたいと思います。 何のためのお店なのかを決める23年9月16日(土)に小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅近郊に新業態のお店がオープン致します。Minimalブランドとして初めての洋菓子屋(パティスリー)を出店することになりま