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海外旅行 記事まとめ

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海外旅行の観光・グルメ・宿泊体験などのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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2022年2月の記事一覧

[シマハイイロギツネ] オレンジとグレーと9月、2021年。

2021年9月17日。 成田から14時間、ロサンゼルス。 2年ぶりの米国(本土)入りである。 鬱々とした2020年を超えてようやく帰ってきた、アメリカ。 素晴らしきアメリカ。 禍をすり抜けるタイミングでのアメリカ。 PCRとワクチン証明書を携えてアメリカ。 本来なら、普段通りなら。 それを取り戻したい一心でアメリカに飛んだ。 無論無茶を通しているのだからマスクの着用なや人混みに混じらない等欠かさず心掛けることは守る。感染云々より自分に恥じるようなことはしてはならんので守るのだ

フェルメール展 廃墟から復興したドレスデンを想う

上野の東京都美術館で開催されている「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行きました。今のウクライナ情勢から、収蔵作品がよくぞ第二次世界大戦のドレスデン爆撃から逃れることができたものだ、と作品鑑賞とは別のことに思い耽ってしまいました。 展示物についてはいろいろな方が記事にされていますので書きませんが、最近は海外旅行について出不精な気分になっていたものの、やっぱり海外のいろいろな美術館に行って、思う存分鑑賞したくなりました。 さて、ドレスデンはドイツのザクセン州の州都で町

"映える☆"と聞いて訪れた街は第二次世界大戦勃発の地だった

2019年早春。 私はヨーロッパの地図と睨めっこしていた。 夏になると毎年ヨーロッパに旅行していた。大抵女性の二人旅、ツレが見つからなければ一人旅だったので、安全面を考えると、日照時間の長い夏が良かった。 今年はどこに行こうかと悩んでいた時に、大学時代、旅行好きだった先輩の言葉が蘇ってきた。 "ポーランドのクラクフは街が超可愛くてめっちゃよかったよ〜。" ポーランド。 調べると西側諸国より物価は安め、治安は良好、ご飯は美味しい。 陶器が有名なのは知っていた。可愛

【ノマドニア日記19】ジョージア トビリシでランチに使えるお店・レストラン

こんにちは!”好きなことを好きなところで” を叶えるために13年働いた企業を辞めて、新しい道を模索中のあつみです。 海外ノマドになりたいと思って参加したノマドニア。ジョージアという国に1ヶ月滞在して、10の職業体験をするプログラムです。毎日講座が終わったあとみんなでお昼ご飯を食べにいったりしたのでそのお店紹介します。 ジョージア料理 Mapshaliaとにかく安い。3人で食べて1人10GELくらい(約400円) ジュースが美味しい。入れ物もかわいい。ここは定番のジョージア

タイの少数民族[ラフ族]の村|旅行記

※この記事は無料で本文全て読めます。有料部分はおまけページになります。 チェンライ市街からフアイメーサイ 2022年の年越しはタイ北部の街チェンライで迎えた。 元旦の朝のチェンライは薄手の上着が一枚要るくらいに肌寒く、道路には新年を祝うパレードに使うらしい精妙な木彫りの山車が並んでいた。一年の始まりらしく、すきっとした晴天の朝である。 一応今日の予定は"タイの少数民族《ラフ族》の村にホームステイ"である。 ラフ族とは、元はチベットに住んでいた山岳民族で、現在タイには約1

¥140

イギリスを代表する彫刻家 バーバラ・ヘップワース展

昨日、ロンドンから300km北上してウェイクフィールドという小さな街へ。日帰り。 イギリスを代表する彫刻家。ヘンリームーアと並ぶ、バーバラ・ヘップワースの生まれ故郷がウェイクフィールド市。ここにThe Hepworth Wakefield という美術館があります。今週末まで、大きなヘップワース展が開かれているとのことで行ってきました。 ヘップワースの魅力は、モダンで洗練された鋭さ・・・でしょうか。曲線ばかりの作品であっても、甘くない。つきささりそうなくらいに鋭い感性が美し

旅の必須アイテム! (ただし25年前の...)

1998年のある日、会社を辞めた私は、成田からロンドンに向けて旅立った。バックパックと3ヶ月後の帰国便の航空チケットを握りしめて...。 こう書くと、社会に馴染めない人間が自分探しの旅に出たようであるが、実際には円満退社であり次の就職先も決まっていた。その間3ヶ月あったので、「欧州にでも行ってみるか」という軽い気持ちであった。 とはいえ、1泊目のホテル以外はいつどこに行くか何も決めていなかった。私が好きな"ノープラン"というヤツだ。不安が無かった訳ではないが、「まあ何とか

グッゲンハイム美術館が日常生活の一部だった

展示されていた作品についての記憶はないものの、美術館の建物が日常生活の一部になっていました。ニューヨークのアッパーイーストにあるグッゲンハイム美術館。今でも生まれ育った故郷の風景のようにニューヨークの日常生活の思い出にしっかり刻み込まれています。 当時、美術館の隣の隣のアパート(賃貸マンション)に住んでおり、朝は美術館の横を通って5番街のバス停に行き、バスでミッドタウンに通っていました。子供をマジソン街と95丁目の学校に連れて行ってから会社に行くときは、子供を学校にドロップ

ВДНХ駅(6号線・オレンジの地下鉄)

1958年5月1日に、ВДНХ駅(6号線・オレンジの地下鉄)がオープンしました。 北口のエスカレーターをのぼると、グジェリ焼でできたこんな素敵なタイルがあります。いつも南口の方からしか出たことがなかったので、2021年12月に初めて北口から出て、このタイルを知りました。 12月中旬から1月中旬に、北口から出て、バスに乗るか、歩いて行くと、ウームカという名のクマのイルミネーションを見ることができます。 南口は、こちらです。宇宙飛行士博物館とオスタンキノタワーが見えます。

シャングリラへゆく⑥香格里拉にある黄金郷

理想郷のことを人はシャングリラと呼ぶ 雲南の香りに魅せられて僕は旅をした 冒険家が探し求めたシャングリラに想いをよせ 奥へ奥へ雲南省の秘境を旅した記録 ①から読めばより深く楽しめます シリーズ「チベットへゆく」の第二部 シャングリラへゆく物語 雲南省 麗江古城に遊びにきて 久しぶりに再会を果たした旅館経営で成功した 趙さんと麗江の裏話を色々聞いた夜が終わり 翌朝、麗江を離れ更に北へ北へと進路をとり 香格里拉市へと向かった 小説に登場した幻の理想郷シャングリラを 採用

イスタンブルだけがトルコやおまへんで:写真で見返すトルコ国内各地の風景(1)

教科書の風景にモノ申す!筆者は昨年4月から、オンラインでトルコ語講座を担当する機会を得ておりました。市販の教科書を使って初級から中級あたりまでの文法を一通り押さえつつ、トルコ語に親しんでもらおうという趣旨で、一般向けの講座ということでやってきました。 ようやくそれもそろそろ年度の終わりに伴い、ひとまず一段落を迎えようとしている昨今です(来年度はまた初級から開講予定ですのでまたそれはそれでよろしくお願いしますね!)が、今年度に限った話でもなく、教科書を使っていて気になっている

イスタンブル雪見散歩と昔ながらの味

この連載「イスタンブル便り」では、25年以上トルコを生活・仕事の拠点としてきたジラルデッリ青木美由紀さんが、専門の美術史を通して、あるいはそれを離れたふとした日常から観察したトルコの魅力を切り取ります。人との関わりのなかで実際に経験した、心温まる話、はっとする話、ほろりとする話など。今回は、突然の大雪に見舞われたイスタンブルで求めた昔ながらの味について。  イスタンブルに雪が降る、というと、驚かれることが多い。  昔流行った歌謡曲のせいか、はたまた「アラビアン・ナイト」と

台湾新発見 第4回:台湾のんびり家族旅行

小飛 こんにちは!小飛です。 今回は帰省した際に訪れた台湾・高雄での1日を記した旅行記です。 あなたの知らない台湾に出会えるかもしれませんよ! ・「高雄」についてはじめに今回訪れた「高雄[ガウション]」について簡単に紹介します。高雄は台湾の南部に位置し、台湾6大都市のひとつにも数えられる港町です。日本からは直行便があり、台北からも新幹線で約90分と台湾滞在中の日帰り旅行も楽しめます。観光スポットとしては「龍虎塔」や、世界で最も美しい駅の一つに選ばれたことのある「美麗島駅」

クレモナで、聴いて、食べて、感動して。Part.1

バイオリン編でもクレモナが登場しましたが、今回は街歩き。バイオリンだけじゃない、小さくて偉大なクレモナ。見どころが、ギュっと濃縮されている、美しい街です。 クレモナの街歩き冬のイタリアは、暗くなるのが早い!11月や12月の16時30分頃には、とっぷりと日が暮れます。そのため、イルミネーションが映える、夕方の散策が楽しい季節でもあります。 モダンに。とか、シックに。とか、コンセプトに合わせて建てるのではなく、昔からそこにある建物を単純に利用しただけで、まるで映画のワンシーン