台湾新発見 第4回:台湾のんびり家族旅行
小飛
こんにちは!小飛です。
今回は帰省した際に訪れた台湾・高雄での1日を記した旅行記です。
あなたの知らない台湾に出会えるかもしれませんよ!
・「高雄」について
はじめに今回訪れた「高雄[ガウション]」について簡単に紹介します。高雄は台湾の南部に位置し、台湾6大都市のひとつにも数えられる港町です。日本からは直行便があり、台北からも新幹線で約90分と台湾滞在中の日帰り旅行も楽しめます。観光スポットとしては「龍虎塔」や、世界で最も美しい駅の一つに選ばれたことのある「美麗島駅」などが有名です。そんな高雄で過ごした家族との一日を旅行記にしてみました。
・お昼ごはんは「米糕城」へ
ホテル近くの「米糕城」という地元民に人気のお店に昼食を食べに来ました。店名にもなっている「米糕[ミーガウ]」を注文しました。
もち米の上にトロトロになるまで煮込んだ豚肉、でんぶ、そしてきゅうりがのっています。お店のおばちゃんにオススメされて「四神湯[スーセンタン]」というスープも注文しました。
豚の腸が入った白濁したスープです。優しい塩味で日本人の夫も美味しいと言っていました。
値段はどちらも35元(約140円)とお手頃です。
・船に乗って「旗津」へ
昼食後は、「旗津[チージン]」に向かいます。地下鉄で西子湾駅まで移動し、そこから徒歩で5分程歩くとフェリー乗り場に到着します。
フェリーは2階建てになっていて、1階はバイクのまま乗船できるようになっています。
2階は座ることができるので、窓からのんびり外を眺めながら10分程船に揺られます。
旗津は小さな島で、島内の移動は電動のレンタサイクルが人気です。子供が乗りたいというので私たちも借りてみることにしました。
暑い時期だったので日差しを遮る屋根のついた電動自転車で、風をうけながら移動できて助かりました。レンタサイクル屋さんで貰った地図を頼りに、対岸のビーチに向かいます。
ビーチにつくと子供たちは熱心に貝殻集めをしていました。
海岸沿いはサイクリングロードが整備され、アート作品も点在しているので楽しく散策できます。
ビーチとフェリー乗り場をつなぐメインストリートには港町ならではの海鮮料理屋さんが道の両側に立ち並び、客引きの活気のある声が聞こえてきます。
日が落ちてきました。レンタサイクルのお店が閉まる前に返却しに行きます。気持ちのいい風を感じ、とてもリラックスした気分で過ごせました。
フェリー乗り場近くの屋台で「黑輪[オレン]」(20元(約80円))を購入しました。魚のすり身で作られたもので甘辛いソースをつけて炙ってくれます。
ちなみに「黑輪[オレン]」は日本語の「おでん」が語源となっているんですよ。
高雄に戻る頃にはすっかり日が暮れてしまいました。
海から見る高雄の夜景がきれいです。
・夜ごはんは「港園牛肉麺館」へ
夜ごはんは「港園牛肉麺館」にやってきました。
店名にあるように「牛肉湯麺[ニョウロウタンミェン]」(110元(約440円))が人気のお店です。
大きな牛肉がごろごろといくつものった食べ応え抜群の料理です。女性や子供には量が多いので、残した分は包んでもらいました。残った料理を持ち帰り用に包んでもらうのは台湾では普通のことです。
・食後の飲み物は「貢茶」へ
台湾には、作り立てのお茶やジュースを提供するドリンクスタンドが街のいたるところにあります。日本でもタピオカミルクティーが流行した際に多く開店したのでご存じの方も多いと思います。
夜になっても蒸し暑かったので、高雄発祥のお店「貢茶[ゴンツァー]」に冷たいドリンクを買いに来ました。
購入したのは、タピオカ追加の「金萱烏龍茶」、「QQ百香綠」、そして愛玉ゼリーを追加した「翡翠檸檬」。それぞれ55元~60元(約230円)です。どれもさっぱりとしたドリンクで、ほてった身体をクールダウンしてくれます。
日本ではあまり見かけないタピオカがトッピングされたケーキや美味しそうなカップケーキもあり、子供が目を輝かせていました。
・オススメの遊び場「夾娃娃」
ホテルへの帰り道に「夾娃娃[ジャーワーワー]」のお店があったので立ち寄りました。夾娃娃とは日本語で言えば「クレーンゲーム」のことです。
台湾のクレーンゲームは1プレイ10元(約40円)と安いのに、かなり獲りやすいので楽しいです。
さらに、この金額に達したら必ず獲れる(しっかり景品をつかむ)という額が表示がされているのも優しいです。
日本では獲れたことがない私でも、可愛いぬいぐるみをゲットでき、子供たちは大喜びでした。
今回の記事内容はYouTubeでも紹介しています。
最後に
旅行先としては台北が人気ですが、台湾には高雄のように魅力的な都市が数多くあります。旅行が自由にできる様になったらぜひ訪れてみてくださいね!
4回にわたり記事を書かせていただきました。
台湾に関する「新発見」はありましたか?
これをきっかけにもっと台湾に興味を持ってもらえたら嬉しいです。