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【3分で解説】パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法【レビュー】

たかひろです。

 

僕は、年間で50冊以上のビジネス書を読んでいます😊

 

そんな僕が本日紹介するのは、「パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法です。」(レビュー記事です) 


突然ですが、問題です。


おじさんが女子高生に受ける商品開発をするには?

Aさんは40代男性、会社員。
上司から、「女子高生に受ける新しいドリンクの開発」を命じられました。

それまで、Aさんの仕事は60代以上をターゲットにしたものでした。
そのため、女子高生向けの商品開発の知見は全くありません。
また、女子高生との接点も全くありません。
Aさんはどうしたらいいでしょうか?

(本書で紹介されている問題です)


仕事をしていると良くぶつかるような場面です。

こんな時に、どういった「考え方」をすれば、課題を突破できるのでしょうか?

 

本書「パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法」では、途方に暮れるような場面で使える「考え方のテクニック」を、体系的に、しかも超わかりやすく解説しています。

 

中には、皆さんがすでに日ごろから無意識で使っているテクニックもあるかもしれません。

 

でも、改めて体系的に学ぶことで、必ず自分のスキル・テクニックの振り返りになります。

 

また、思考を「深める方法」・「広げる方法」それぞれについて学ぶことができるので、必ず新しいテクニックに出会えると思います。

 

 

本書をオススメしたい人


「思考法」という言葉を聞くと、「クリエイティブ」とか「マーケティング」とか、そういったことをイメージする人も多いかもしれません。

 

でも、どんな仕事でも、判断が難しい場面や、人間関係の課題など、多かれ少なかれ「課題」に直面するはず。

 

そのため、「思考法」「考えるテクニック」を教えてくれる本書は、

✅すべてのビジネスパーソン

 におすすめしたい一冊です。

 

内容もとてもわかりやすいので、ビジネス書初心者にもオススメです。

 https://amzn.to/3btzhpP


 

本書の内容をご紹介


本書の内容を一言で表すと

✅ シン・クリエイティブ思考 (入門編)

 です。

 

本書のメッセージ


「考えるテクニック」を身に着けることで、「地頭が良い」は作れる
日本で最も入学するのが困難な東京大学。

東大出身者の多くは、「勉強の答えを知っている」のではなく、「勉強の技術」を身に着けている、という事例を紹介します。

 

 東大生と聞くと、「地頭(じあたま)が良い」とか、「勉強ができる」とイメージするかもしれません。

 

しかしながら、筆者が東大出身者に取材をした結果、東大生は勉強をする前に、「どうやって勉強をすれば効率よくインプットできるか」について考察してから学習を始めることが分かりました。

 

例えば、数学の問題を解く前にまずは回答をよく読んで、そこから「解き方」を学んでいく、と言ったイメージです。

 

こうやって、勉強するテクニックを深く学ぶことで、効率よく学習することができ、高い成果を出すことができるのです。

 

そして、思考の技術も、勉強の技術と同様です。

 

つまり、「考えるテクニック」を身に着けることで、「地頭が良い」は作れるのです。

 

考えるとは、「広げること」と「深めること」
考えることとは、考えを「広げること」 と「深めること」です。

考える = 「広げる」 + 「深める」

 

たとえば、商品開発を例にとって見ましょう。

 

新しい商品はどんなものにしようか?と、考える場合です。

 

「広げる」としては、

✅ 今まで存在しなかった商品のアイデア
✅ これまでの消費者とは異なる、新しい購買層のアイデア

こんなものがあります。

 

 

「深める」としては、

✅ そもそも、お客さんが求めているものってなんだろう?

といった、本質的な価値を問う作業です。

 

 

個人的には、「深める=本質的な価値を考える」って、仕事の本質を問う作業だったりするので、難しいと感じる部分です。

 

本書では、「広げる」「深める」それぞれについて、具体的な思考法(テクニック)を解説しています。

 

本書に書かれているテクニックを学ぶと、ものごとの見方を変えることができたり、考えるテクニックの引き出しが増えるので、超オススメです。

 

最後に


本日は、「パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法」のご紹介(レビュー)をしました。

 

本書では、他にもこのような課題と、それに対する解決策の導き方をご紹介しています。

 

モテない、ナンパする勇気もない。そんな男子高校生が女友だちを作るにはどうしたらいいでしょう?

ニューヨークでは、生の魚の卵を食べる習慣がなく、むしろ「気持ち悪いもの」というイメージが定着しています。そんなニューヨークで明太子を売るにはどうしたらいいでしょう?

おにぎりの中の具は何か、においもかがず、手で割ることもせず中身を充てる方法は?
(実際に本書で紹介されている問題です)


 変化の激しい現代において、課題解決力を身に着けたい方必見の1冊です😊

 

「パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法」


他にも本のレビューを書いています。


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