わたしの心に響いた言葉たち#75 何かが終わるということは
3/22のノンストップでLiLiCoさんのプロレス引退試合の特集をしていました。
私の中でLiLiCoさんは映画コメンテーターという印象が強くて、プロレスラーとして活動していることは知りませんでした。
昔、自分の武器としてプロレスをやってみたいと事務所に売りこんだことがあるほどプロレス愛が強い方。
知名度がない時には事務所もそれは厳しいと断られたが、いずれ知名度を上げて絶対プロレスラーになってやるといった気持ちがあったそうです。
そして念願のプロレスラーとしての活動が始まりました。
デビューの時、「タレントでたまにプロレスやる人いるんだよなぁ」という観客からの甘くみられている反応を肌で感じていたといいます。
しかし、試合が始まりドロップキックを決めた時、もの凄い歓声が上がり、観客との壁が縮んだというのが嬉しくて忘れられないとおっしゃっていました。
その後、膝のお皿が割れるという大怪我をして、プロレスを続けるのが難しくなり引退を決意したそうです。
私も膝蓋骨骨折の患者さんを診ていますが、完全に膝を曲げることが困難になることが多く、スポーツではかなり影響のある怪我だと思います。
そして、引退試合をやり遂げてインタビューを受ける姿を見て、清々しいやり切った表情をしていました。
新しいことをやるにはやり切ることが大切だと私は思っています。なぜなら、未練なく次に切り替えられるからです。
しかし、未練が残ってたとしても、後に引きずらないように後悔はしないように心掛けたいものです。
後悔ではなく、反省をしましょう。
上手くいかなかったこと、やり残したことなどの反省を次に活かすことが出来れば、新しいことを始めても前に進んでいくことが出来るでしょう。
この時期は卒業式や移動、退職する方など何かが終わる時期でありますが、それと同時に入学、進学、入社など時期ですよね。
新たに何かが始まると思うとワクワクします。
次のステージに向けて、何かスタートしてみませんか?
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