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人生の知恵袋 スマホ脳の落とし穴
あなたはこんな事ありませんか?
テレビを観ていて「あれ?この俳優さんの名前なんだっけ?」
顔はわかるんだけど、その人の名前が出てこない。
先日こんな話をしてくれました。
その方は93歳。
「私ね、人の名前を覚えるの得意な方なんだけど、この前佐々木朗希くんがノーヒットノーランを達成したでしょ?
ニュースで28年振りだって言ってたんだけど、28年前達成したのって誰だっけって考えてたのよ。そしたら名前が全然出てこなくってね。巨人のあの選手だっていうのはわかったんだけどね。
でもそこで諦めないで考える事が大事だってお医者さんに言われたの。『考えて思い出す』それが認知症の予防になるんだってさ。
30分考えて、考えたら28年前ノーヒットノーランをしたのは槙原選手だって思い出したの。
諦めちゃダメね。私が認知症にならずにいるのもこれを続けているおかげかしらね。」
最近私も同じように、テレビドラマを見ていて俳優さんの名前が出てこなくてモヤモヤした事がありました。
その時何をしたかというと
スマホで調べてしまうんですね。
現代人はその様な人も多いのではないでしょうか。
そうすると答えがすぐ知ることができるのですが、自力で脳の中の神経伝達を行って答えを導き出す方が確かに頭を使っている気がします。
デイサービスで行なっている認知症予防の脳トレの内容を聞くと
・クロスワード
・計算
・記憶力テスト
などをやっている所が多く、やはり共通しているのは自力で答えを導き出す練習ばかりなんです。
答えがパッとすぐ調べられる便利な今の世の中ではありますが、知らず知らずにあまり脳を使わなくなっているのかもしれません。
今度人の名前が出てこない時には、すぐにスマホで調べないで粘って、粘って答えを導き出してみませんか?